5月1日より商品取引所法改正にともなって、ほとんどの取引員が追証負担を増やすことになりそうだ。
例えば本証が100万円とする。値洗いマイナスが70万とする。今まではこの場合の追証は50万だったが、これからはそうとは限らない。
そして、驚くことにこの追証額を取引員毎に自由に決めていいとなったのだ。いくら自由化とはいえひどい話だ。
但し、取引員が決める追証の範囲は、本証の半分以上値洗いマイナスまでということになっている。
つまりこのケースで言えば、50万から70万の範囲で取引員が自由に決めていいという話になっちゃったのだ。
するとはっきり言ってパターンは二つしかない。
従来どおり本証の半額、このケースで言うと50万を請求することにするか、値洗いマイナス全額、このケースで言うと70万を請求することにするか、ふたつにひとつだ。
ほとんどの会社が後者、値洗いマイナス全額を請求する方を選択すると思われる。
しかし騙されてはいけない! 何も後者を選択するのは当たり前じゃないのだ。ほとんどの会社はそれが当たり前の様に改悪するだろうが。
ここでは是非、前者を選択する本当に客にやさしい会社を教えて欲しい。
その他いろいろ5月から変わる事を考えて欲しい。相場展開も変わるのか!?
そして当たり前のように客の負担を増やす取引員を糾弾しよう!