今週の鬼滅の「みんな一緒だ怖くない!」が自分のなかでジワジワしている。

以下ネタバレー。

非戦闘員、サポート要員の隠(カクシ)部隊の人達が、
最終決戦で、もう戦える人は全員重傷で、
日の出だというのに肥大化してうごうご逃げだす無残に車でアタック、
逃げ道を塞ぐために数人でバス押してアタックしてるところで、
そういう台詞が出る。

一晩で何十人と殺した巨大な肉塊に、壁一枚隔てただけでアタックするのは怖いよな。
戦う心得もないし、普通に殺されるし食われるだろう。
でもどうしてもやらなきゃいけないときに、

みんな一緒だから怖くない、と

そういう掛け声で死地に突っ込めるメンタルは非常〜に日本人的っていうかね…。
バンザイクリフとか特攻とか、とんでもない発想を実行できてしまう。
リーダーの産屋敷は逃げろと言ってたけど、現場ではそういう言葉で高揚して団結してる。
死地に生きてるから、遠くからの指令より現場のリアルに従うってことになるだろう。

付和雷同というとアレだが、
一億総火の玉になって死地に突っ込める、
なんかどっかにそういう精神性が眠ってるんだよな。
なんだろうねこれ?どこからそんなものがやってきてるんだろう。