>>883の続き
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(57)【要約】
メベンダゾールは、40年以上にわたり安全に使用されてきた抗寄生虫薬である。
近年、メベンダゾールは、グリア芽腫治療用途に利用されていた。メベンダゾールの
3つの多形が存在するが、既存薬物の相対多形含量は異なり、異なる多形の治療上の
抗がん関連性は不明である。経口薬であるメベンダゾール多形Cは優れた形態であり、
有効濃度で脳および脳腫瘍に到達する。メベンダゾールとP-糖タンパク質阻害剤
を併用することにより、効力がさらに改善される。メベンダゾールはまた、
他のがんの治療にも、化学予防剤としても使用され得る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メベンダゾールを含む医薬製剤であって、該製剤中のメベンダゾールの少なくと
も90%が多形Cであり、該製剤が顆粒化されている医薬製剤。
【請求項2】
前記顆粒化された製剤が被覆されている、請求項1に記載の医薬製剤。
【請求項3】
前記メベンダゾールの少なくとも95%が多形Cである、請求項1に記載の医薬製剤。
【請求項4】
前記メベンダゾールの少なくとも98%が多形Cである、請求項1に記載の医薬製剤。
【請求項5】
前記メベンダゾールの少なくとも99%が多形Cである、請求項1に記載の医薬製剤。
【請求項6】
P-糖タンパク質の阻害剤をさらに含む、請求項1に記載の医薬製剤。
【請求項7】
前記P-糖タンパク質の阻害剤がエラクリダールである、請求項6に記載の医薬製剤。
【請求項8】
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)をさらに含む、請求項1に記載の医薬製剤。
【請求項9】
前記NSAIDがスリンダクである、請求項8に記載の医薬製剤。
【請求項10】
多形CのメベンダゾールとP-糖タンパク質の阻害剤とを含む、医薬製剤。
【請求項11】
前記製剤が顆粒化されている、請求項10に記載の医薬製剤。
【請求項12】
前記製剤が被覆されている、請求項11に記載の医薬製剤。