>>563
塞栓ってのは血管を詰めるので、肝臓にもダメージをあたえるもの
大きなものしか塞栓しなかったということは、

1. 大きなものに塞栓をしても、がんの進行を多少食い止めることはできても、その大きながんの進行自体は止められないので、ほかの小さな病変は無治療でも今回治療した大きな腫瘍(塞栓による治療済み)が原因で命を落とす(予後規定因子)と予測される

2. 肝硬変になっている肝臓の体力(予備能)があまりなく、大きな腫瘍の塞栓以外まで塞栓すると、肝不全になる恐れがあった

の、どちらかじゃないかと思われ