6 博多駅−天神−昭和通り−西新−鳥飼−六本松−国体通り−博多駅

6番は昔は循環系統で、博多駅から西新を通って国体道路に出て博多駅を結んでいた。
定時性が確保できないことと、運転士不足が理由で博多駅から西新区間が廃止されて
6番独自の区間である西新−国体道路−博多駅のみが残った。
また、西新から福岡タワー南口(百道営業所)に延伸され、百道営担当になった。
(→現在路線は博多駅−国体道路−鳥飼−西新−福岡タワー南口になっている)
これと時を同じくして3番・2番の西新着発が大幅に減り、西新・今川橋の西鉄の
営業所が縮小・一部売却されている。
まあ、昭和通りのほうは2番などで代替できるから廃止しても問題ないと判断したのだろう。
しかし、残った独自区間の6番に加えて、6−1福大大濠高校を通るバスも新しく出来たから
6番の独自区間はかえって充実したかも知れない。
ただ、6番がなぜ循環線だったかというと、市電の代替路線だったから西新大回りをしていたと
いう事を考えると、6番の一部区間廃止は市電時代の名残が一つ消えていく寂しい出来事だったと
言えるのかも知れない。