市バスに乗車しようとして転倒した小学4年生の男の子を救護しなかったとして、きょう、34歳の男性運転手が懲戒処分を受けました。
停職6カ月の処分を受けたのは、京都市交通局烏丸営業所に勤務する34歳の男性運転手です。
交通局によりますと、男性運転手は、今月8日、午前8時20分ごろ、東山三条の市バス停留所で扉を閉めて発車しようとした際、
バスに乗ろうとした小学4年生の男の子が乗車口横のブザーを押し乗車する意思を示しているにも関わらず、
そのままバスを発車させました。その際、男の子は近くの縁石に躓き転倒、足を打撲する軽傷を負いました。
バスの運転手は転倒に気づきましたがそのまま走り去ったということです。男性運転手は、「朝のラッシュ時で時間が遅れていたので
次のバスに乗って欲しかった」と釈明したということです。通行人が警察に通報し発覚しました。
男性運転手は、きょう依願退職したということです。

KBSには烏丸とあった