平成の道場では個性やクセなど一切認めない。
指導員たちは尊師の教義こそ唯一絶対の真理だと決めつけて、それ以外は全て間違っていると全否定し、
下の者たちに対して執拗かつ偏執的なまでに教義への盲従と思考停止を強要し続けていた。

著書の記述によると上記@は十代の頃には既に気づいていたらしいが、その様な柔軟な視点、発想を持っ
ていた人が指導を務めていた道場が、彼らが去った後の僅かな期間であのような狂信的な組織に変質して
しまったという事実は改めて驚く他ない。