9.型について
 五門攻防法(リン・シル・ダイ・ダー)の型、ジュンファン・ダミー・セット、
J.K.Dダミー・セットという型を師祖が作り出し伝えていた、ということが
コンセプト派より伝えられていますが、これらの型は師祖が他界したあとに弟子の1人が
独自で創ったものであることが真実です。師祖が創った型はキッキング・セットのみ
ですが、日本に雑誌で公開させた前半部分においても、その後半部の一部が若干
異なっているようです。キッキング・セットは一人の弟子だけに伝わったものではなく、
テッド・ウォン師父やその他の一部の弟子にも伝わっていたことが事実です。
しかし問題なのは、師祖が伝えていないことを、さも伝えたかのように偽りを
真実化しているその教えにあると思います。
10.共同開発と2000回のレッスン
 師祖の弟子の1人がジークンドーを創造してゆく際の共同開発者でしかも、
師祖から2000回ものレッスンを受けたと日本においてさもそれが真実であるかの
ように伝えられていますが、これはまぎれもない偽りであると明言しなくてはなりません。
師祖は自らスケジュール帳に自分の予定と行ったことを記載しており、
この内容を見ていけば2000回ものレッスンを受けたなどというのは虚言で
あることが誰でもすぐわかります。実際に上記の件を日本で広めた日本人
インストラクターは、このスケジュール帳をみて真実を知っており、
自分が伝えてしまったことと真実が違うということを自覚しているのです。
また、ジークンドーというのはテッド・ウォン師父を実験台にしながら、
師祖が独力で開発したというのが真実で、決してとある弟子との共同開発ではありません。
事実、師祖から一番多くジークンドーの教えを受けたことがスケジュール帳からわかる
テッド・ウォン師父と、その共同開発をしたとか言っている弟子の技術を比較すると、
全く異なっているのが分かります。