8.ブロークン・リズム
 ブロークン・リズムとはハーフ・ビートのことをいうのですが、ある武道雑誌の中で、
トラッピングを使用しながら説明されていましたがそれは間違いです。また、
あるインストラクターがリリースしている6本のビデオ中にも説明されていますが、
それも違っています。
つまり、小手先だけでハーフ・ビート、半拍のリズムを表現しても、それは師祖が教えた
ブロークン・リズムにはならないのです。ブロークン・リズム(ハーフ・ビート)は
フットワークと体幹で表現してゆかねばならないもので、まず初めにハーフ・ビート・ステップを
学び、完全修得する必要があります。ハーフ・ビート・ステップにも様々な種類、
そして適用のさせ方があり、これに体幹のハーフ・ビートと攻防技術を加えることによって
無限の変化が生じてきます。こういったことをパターン化させたトレーニングとフリー
スパーリングによって繰り返し行い修得していくことにより、初めてジークンドーならではの
表現方法(戦い方)が身につくのです。