小島の口癖「金子信雄」「韓国なまり」www


小島一志 「添野義二 極真鎮魂歌―大山倍達外伝―」より

「残念ながら、大山館長にはそのような武士の風格は全くなかった。
自らを「昭和の武蔵」と称しながら、ときには宮本武蔵をとことん貶める。
小島一志の『大山倍達正伝』(新潮社)に詳しく描かれているが、大山館長は
きわめてへそ曲がり、カメレオンのような男でもあった。(略)
要はただの偏屈な、そして義理も人情もない独善的な人間だったといっても 間違いではないだろう。」

「面倒なトラブルがあると金子信雄でさえ及ばない名演技で泣き真似までする。
一目で泣き真似であると分かるのに、涙を流さず声だけでおいおい泣く。」

「館長の言葉からは終生韓国なまりが消えなかった。
『添野、いろいろ大変たったろうが、私は私で組織の長という立場があるからね。
私の一存ではなかなか動けないこともあるのよ。もっと君のためにしてやれる
こともあったかもしれないが、私の立場も考えてくれよ。私は今でも君を可愛い
弟子たと思ってるよ。極真で一番の弟子は君だよ。たからねえ、しばらくほとぼり
覚まして、また極真に戻ってくれればいいんたよ。大山の頼みだよ。 極真は
君がいなければため(駄目)なのよ』」