全日本選手権 警察官2年ぶり「復帰」 コロナ下で悪戦苦闘

竹ノ内
「気持ちと体が一致していなかった。1回戦を勝てば流れに乗っていけるのが全日本だが、
安易に勝ち上がろうという気持ちがどこかにあったのかもしれない」と振り返った。
面を着けた稽古は今年7月末まで約1年半ほぼせず、「今後、どうなっていくのか。
自分の力をそこで保てる人が強いのだと思うけど、経験がないことだったから」という不安があった。

安藤
1回戦の延長で抜きドウを決められ、敗退した。「なかなか、あそこまで手元が浮くことはない。
自分が先に仕掛けるのを持ち味としているが、先に入られて焦っていたところを返された。
全部、中途半端」と肩を落とした。
北海道警で稽古が再開されたのは8月中旬。9月11日の北海道予選は目前に迫っていた。
「感覚や体力的な部分も全然違った。頭の中でイメージしている部分に体がなかなか
追いついてこない」と試合勘を取り戻すのに苦労した。
https://mainichi.jp/articles/20211104/k00/00m/050/014000c