「アンチのソールガード護身術が使えない証拠映像4分16秒〜【猪木アリ状態】説明欄必読」を見た。

証拠映像とやらを長々と流していたが、多分あれは昔の個人レッスンの場面だろう。
テロップには、
「如何に対刃物体術が難しいか分かる」
「どんなレベルのナイフ術経験者が来ても撃退できなければ真の対刃物護身術とは言えない」
「刃物で襲われた際の身体動作を教授する」
などとあった。

モンドの対刃物体術(?)の個人レッスンについて「体験学習にすぎない」と書いたことがあるが、今回の動画を見てそれを再確認できた。
あのような入門初日の白帯に黒帯相手の組手をやらせるみたいな練習を2時間しただけで知らない技が出来るようになるのだろうか。

モンドはツルギとコラボすることになってから「体術の可能性を追求する」と話していたが、ついに結論が出たようだ。
それは昔と同じで、体術は使えないということだ。
ただ、それだと剣護身術の技も「真の対刃物護身術」ではないことになる。インストラクター養成講座護身具術講師の立場は大丈夫だろうか。

モンドの説明によると素手のとき倒れたらアウトらしい。
そうなるとSSRには素手で倒れた(倒された)場合の戦い方がないと思われる。
寝た状態で素手で戦うという選択肢を始めから放棄しているのだ。
例えばエビをしてから相手との間に足を入れるとかの基本的な防御技もないのだろう。
なお、剣護身術にも倒れた状態を想定し寝て蹴る技という(SSR理論では使えない)技があるのだが、他人事ながら心配だ。
(続く)