小島一志先生名言集
「医師からガン宣告された時、妙に落ち着いている自分に気づいて驚いた。
物心ついた時から武道を学び、私生活では数々の修羅場をくぐってきたので
ちょっとやそっとのことでは動じない人間になっちまったらしい。
そもそも僕は50歳で死ぬと思っていた。50歳をすぎてから今日までの人生は
おまけみたいなもの。
そう考えるとむしろよく今まで生き残れたというのが正直な気持ちだ。
だがまさか癌が死因になるかもしれないとは思わなかった。
幼い頃から自分の死に場所は戦場だと思っていたし、死因は敵の放った
銃弾か弓矢だろうと予想していたのだ。
癌といえば大山総裁の死因でもある。まさか総裁と同じ死に方になるとは。
人生を極真に捧げた僕は、結局死に方まで極真の呪縛を背負ったまま旅立つことになるのだろう」