小島一志先生名言集
「昔は僕も出版社のサラリーマンだったのスーツで出社していた。
その頃の僕は新入社員で見た目も大人しそうな芝居をしていたので、ある日裏通りでチンピラがカツアゲしようと
絡んできたのだ。
相手の方から絡んできたのだから正当防衛だ。遠慮なく上段回し蹴りをくれてやった。
その一撃で相手が気絶したので勝負は一瞬で終わった。
ところが・・・ここからがまるでコメディーのような話!
スーツ姿で勢いよく上段回し蹴りなんか繰り出したもんだから、ビリっと音を立ててズボンの尻が破れてしまったのだ!
すっかりかっこ悪くなって僕は人目を避けて裏通りから裏通りへと潜り抜け、やっとの思いでオフィスに帰り着いた。
そんな体験があったので実戦で使える普段着の研究を続け、いろんなファッションを試した結果、甚平にたどり着いたのだ」