それにK−1などでグローブをつけた顔面パンチありの試合を経験すると、極真会館に対する気持ちも多少ニュアンスが違ってきました。
格闘技を知っている人なら分かると思いますが、経験のない選手がいきなりグローブをはめて顔面パンチありの試合をすると、まるで対応ができない。そういう練習をしていないのだから、それは当たり前です。僕のところにも極真会館の選手がグローブをつけた練習をしに来ていましたが、そこでつくづく"一日の長"というのは恐ろしいと思いました。
極真の試合であんなに強い選手が、グローブをはめるとこんなに脆くなるのかという驚きがあった。
それで、僕の中でのターゲットが極真会館から世界のキックボクサーへと変化していったのです。
佐竹雅昭「まっすぐに蹴る」52P

顔面パンチにまるで対応できない

tp://www.youtube.com/watch?v=1LfVQr7-4Ps