ツイッター 2月27日

@なるほど。逮捕の前日に軍艦御殿に行ったという事実だけで、あれだけの台詞のやり取りをするドラマを書くのか。著者がネットで"イタコライター"と言われる所以を今更ながら理解するなど。

@とりあえず湘南、横浜、江ノ島、久保山の距離感が不自然極まりない。「007は二度死ぬ」じゃないんだから。どうでもいい話ですが。

@まだその辺まで読んでないし東京民なので、距離感は「そうなんだぁ」位にしか分かりません。ただ、現場に行った身として、御殿を出た車を街中に消えるのを見続けるのは無理あるなぁ、と。つまりは距離の事実よりも文章の情感を優先してるのが問題なのですね。

@私も読みましたが、証言部分は全体的に創作っぽいですし、梶原先生の元取調べ刑事が手記を寄稿していたりとどうも信じがたいです。また梶原一騎先生の在日韓国人説や高森篤子さんへの書きぶりは名誉毀損のように見えて、全体的な評価は高くないかなぁ、と思うところできた。

@『梶原一騎正伝』を読む。ノンフィクションというていなんだろうが、客観的な事実と著者の意見とが混在してる。空手関係者の証言はこれでもかと集めてくるのに、肝心の漫画家の証言はないも同然で、ちばてつやの取材ができず『あしたのジョー』について何も論じられないのは致命的ではなかろか…。

@梶原一騎については100年後くらいに大学の文学部で研究対象になるはず。そのとき教科書に指定されるのは斎藤貴男の『梶原一騎伝』あたりだろう。僕の寿命的に、そんな時代まで生きられないのが残念でならない。