>>224
フットワークってのは日本語でいう足さばき
足さばきと一口にいってもいろいろなあるようにフットワークにも色々
大雑把に分類学すれば、足遣いとしてのスプリングとグライディング、
移動方向としてのステップイン、ステップアウト、サイドステップにサークリング
移動方法としては送り足、歩み足、継ぎ足などがあるがこれはフットワークでなんと言うかは寡聞にして知らない
だが該当するものはある

スプリングは文字通り跳ねるような足遣いで、相手と距離がある時に使う
リズムを取り続けるのに有用で、いわばアイドリングのようなもの
グライディングはこれまた文字通り滑るような足遣いで、日本語なら摺り足と言われるものに近い
相手と距離が詰まった時は、スプリングを使うと重心が上がったところを狙われるだけなので重心が上下しないこちらを使う

移動方向としてはステップインステップアウトサイドステップが前後左右への送り足、
サークリングは日本語でいう開き足

移動方法としては通常の前後左右への送り足が一般的な移動方法として認識されており、歩み足はスイッチングがその一部と言えるかも知れない
だがパンチを打つときのスイッチングと、蹴りの準備動作としてのスイッチングは別物なので、歩み足という時は前者をのみ指した方が誤解が少ない
継ぎ足は自然に使っているボクサーはいるが名前はついてないかもしれない
ただメキシカンボクシングでは送り足より継ぎ足を基本の移動方法として指導するトレーナーもいるようではある