まるでアニメの効果音、空手「シュバッ!」に驚きの声…清水の音は「全然違う」
8/5(木) 13:45
 東京五輪は5日、今大会から採用された空手が始まった。女子形の清水希容(きよう)を始め、メダル獲得が期待される競技の「音」の迫力に、ツイッターで驚きの声が上がっている。
まるでアニメの効果音、空手「シュバッ!」に驚きの声…清水の音は「全然違う」
 空手の形は、仮想の敵を見立て、一人で突きや蹴りを繰り出し、技の正確さや力強さを競う。演武の前に「スーパーリンペイ」など形の名前を叫び、審判に告げてから行う。
 会場の日本武道館が無観客となったため、選手の突きが空気を切る音や道着がこすれる音、選手の叫び声が響き、その迫力に驚く投稿が相次いだ。
 「無観客だからいろんな音が聞こえてきて、家の中なのに息を呑(の)む」「アニメやアクション映画なんかでよく聞くバッ!シュバッ!とかいう効果音が普通に聞こえてくる」。
 新たに採用された競技だけに、初めて中継を見る人も多かったとみられ、清水の演武には「清水選手の『音』が他の選手と全然違うことはわかった。鋭くて芯がありそうな音」「清水選手のは別格に良いですね」と、その実力に圧倒されたという投稿が目立った。
清水は5日夜に行われる決勝に進出、銀メダル以上が確定している。
 空手と同時に、平野歩夢らが予選に出場したスケートボード男子パークの中継も行われており、空手と交互に見た視聴者も多かった様子。
 「空手の形の中継の後にスケボーの中継見てると、雰囲気の温度差で風邪ひきそうになる」「空手の形のシーンとした空気と、スケボーのパークのにぎやかな雰囲気を同時に楽しめるオリンピック最高」など、競技間のギャップに驚く投稿もみられた。