小島代表が来日したウィリーの通訳だったのは事実。
代表の父親が北関東の大物仁侠としてお互い知己のある黒崎先生を通して
藤原敏男とのスパーにも随行した。
黒崎先生が代表と初対面したときに始めて発した言葉が「おい、倅も親父に似てイカツイな」だっだという。

代表は物怖じしない性格で極真の世界でも頭角を現し、第2回世界大会でも運営に携わった。
会場通路で大物面して闊歩する梶原一騎に対して、一歩も引かず道を譲らずぶつかって
一発触発の場面であったが、代表の鋭い目力に梶原が怯んで退いた。
この件が縁で梶原一騎からも一目置かれる存在となった。
今だから明かせる昭和極真譚話である。