千葉県内の公園で先月から、合計6匹のネコが泡をふくなどして、相次いで死んでいるのが確認されたということです。こうした状況を受け、警察は、動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

およそ80匹の猫が住んでいるという千葉県の袖ケ浦公園。この公園でネコにえさをあげたり、不妊去勢手術をして新しい飼い主を探したりする活動を行う、NPO法人の大島さん。先月、ある異変を発見したといいます。

NPO法人、袖猫パトロール隊・大島三郎さん「この下に、ほとんど(ネコの)体が入っていて、血便が出ていてもう瀕死(ひんし)の(状態)」

先月19日、公園内の物置の下で発見した瀕死のネコ。動物病院に連れて行きましたが、その後、息を引き取りました。

NPO法人、袖猫パトロール隊・大島三郎さん「(動物病院の)先生が警察署と保健所に通報した。これは毒物による可能性がかなり高いと」