して、拘りが強いようなので「なぜその方法にこだわるのだ」と質問すると
「このやり方が自分のイメージに近い」と返事が返ってくる
そうでなくて指導者のいうとおりにしたらどうだと聞くと「ちょっと違う気がする」みたいなモヤモヤした考えをもっている


そういうときには、ハシの話をする お前は食事中になんの不自由もなくハシを扱うが 
それはハシを使ったことのない欧米人から見ると、じつは神業レベルの技術なのだぞと告げる
世の中には、一応正しいハシの持ち方と、少しクセのある持ち方の人とが居て
俺は少々クセのある持ち方なのだが、不自由しなければ何の問題もない

方法の違いでなく練度の問題なのだ 20年つづけてようやく違いに拘れるようになるぞと

そんなことを言うとだいたい少しは納得したような顔をする