わしなんかは幼少時にねえ、当時流行ってた三段警棒とか、あるいはダイコンとか袖馬とか振り回す人間相手に
けっこうな深手を負わされながら暴れまわした経験がいっぱいいっぱい、あるからさあ。
いまさら検証しなくてもよく知ってるからもうたくさんなわけ。
いた〜い凶器を振り回す相手ともしやるなら、ある瞬間に突然、意を決してガーっっ!!!て飛び掛かって野獣攻撃をするしかないよ。
ガバ!と抱きつくようにしたらば、あとは二度とそこから時間が戻せない修羅場になるのさ。
ゆっくり優しく、立ち技でのシミュレーションをしてもその「溺れるような感覚」は全くわからないよ。
溺れているから、息をしなきゃなんないから、なりふり構わずバリバリ引っ掻いたりという感じになる。
こっからこうやって、こうなるからこうする、だとか考えて処理してたらどうにも間に合わないんだよ。