今思うと高倉健が演じた東映ヤクザ映画の主人公はコジの生き方に似ている。
義理人情に厚く、筋を通さない人間は許さない。強気をくじき弱気を助ける。
人前では傍若無人な態度を取りながら、誰も見ていない場所ではMUGENのパズル本を孤児院の
ちびっこ達に寄付するような慈悲の心を持っている。
大した奴だよ。
このような話をすると「ヤクザを美化するな」と怒るむきもあるだろう。
だが昭和の任侠の世界にはそういう本物の男気を持った「偽悪者」が大勢いたのも事実なのだ。
コジのブログはこのような歴史の狭間に埋もれそうな事実を知ることができるから好きなんだ。