私は「従前通り働くことを拒むというのであれば、書面で欲しい」と依頼しましたが、用意していないとの回答だったので、昨日、判決が出る事は分かっていたはずではないかと尋ねたところ、曖昧な回答でした。
3人は、尾方の復帰を認めない、復帰した場合、空手協会を辞職するとの嘆願書に署名捺印しており、この嘆願書は、裁判所に証拠として提出されておりました。
私は、署名捺印までしていた3人の意思表明は、軽いものではないと捉えておりました。私が復帰することになった今、3人が、嘆願書に従った行動をとられるのかを確認すべく
、ご自分の進退を考える時期ではないかと尋ねました。ところが、小倉専務理事から、その様な嘆願書は知らないと言わんばかりの回答で、更に、その書類は正式な物ではないとの回答でした。

私は、署名捺印をする事は、一般社会では、契約締結をしたとみなされる大変重要な事だと認識しています。ですので、この回答は全く予想外の回答でした。そこで、その嘆願書は、
裁判所に提出された正式な物ですよ、と尋ねましたが、小倉専務理事は確認しておきますとの回答でした。
私は、署名捺印をし、私の復帰を認めない、私が復帰すれば辞職するなどと、集団で、明確に、私を嫌悪する旨の意思表明を受け、少なからずショックを受けました。
しかし、このような署名捺印により作成された嘆願書は、正式な書面ではなく、
作ったかどうかすら記憶にないような形で、私からすると、非常に軽い気持ちで作られていたようです。このような軽い気持ちで、傷つけられたのかと、怒りを通り越して、悲しい気持ちとなりました。

私に対する通知書類は、電子メールで送信した後、正式な物は郵送するとなりました。

私は、この会議室での経緯を、事務所にいる谷山指導員、高橋指導員、平山指導員に報告して、谷山指導員と空手協会を後にしました。
武道家としてのプライドや、潔さとは何か、深く考えさせられました。

正式な復帰までは、まだ時間がかかりそうですが、引き続き、正常な状態に戻るべく、戦う所存です。