こち亀続編スレッド15
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駅伝大会が長引いたので
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が2016年に連載終了後、5chでこち亀続編として両津勘吉とこち亀のキャラクターが自由に大活躍したり色んなジャンルの作品のキャラクターと共演したりするスレッドです。
本編で出来なかったこと(男祭りなどやビジネス)もこのスレで
ルール
1)主役は両津勘吉な
2)どんなジャンルのキャラクターでも登場してOK ここは一言スレじゃないのでアニメ化されていない作品のキャラでも登場してよい
3)ここで戦闘及びキャラクターの殺害は基本的に禁止。 ただしおしおきでの戦闘。レースでの戦闘はのぞく
4)2chの一言スレや断罪スレで逮捕及び地獄行きになったキャラや絶版されたキャラ等は使用禁止。リセット前で問題行為をしたキャラクターは続編スレも登場禁止。ただし改心したなら使用しても良い。
5)もし両津が悪さをすれば、このスレの番人である大原部長(こち亀)と山下利古里(大帝国) ガッツ(ベルセルク) 地球連邦軍(ガンダムシリーズ) ティターンズ(機動戦士Zガンダム)等の続編スレ警備部隊が両津にお仕置きを執行します。
6)両津が合法的な金儲けをしているときはお仕置きは絶対禁止。やったら執行者がその分の金を払い賠償する事
7)このスレで悪さや両津の悪事に協力したり、逃走の手助けに協力した者もお仕置き対象となります。
8)両津が悪事を働いてないにも関わらずお仕置きを執行した場合は執行者がお仕置きを受け即時絶版。ただし本人である証拠が無ければお仕置き出来ない。
9)両津を殺害、もしくは殺害を宣言したら即絶版及び続編スレ永久登場禁止
10)こち亀以外のキャラが出しゃばりすぎたり両津を不当な理由でお仕置きしようとするとなにか恐ろしい事があるかもしれないぞ
11)一話完結型のため本物の両津がどんなお仕置きを受けたとしても次の話では何事もなかったことになる
12)一話完結だからパラレルワールドも別次元の話もありとする
13)これまでのこち亀続編スレの出来事はなかった事になっているから時系列はこち亀続編スレ1からとなる。よって主役は両津と両津ブラックな
14)続編スレッド乗っ取りしたら即お仕置き対象な
15)使徒化したキャラは無条件でガッツ(ベルセルク)のドラゴンころしで頭をかちわられてください 武藤カズキ(武装錬金)「俺等も参加するぞ」
武藤まひろ(武装錬金)「私等も参加するよ」
藍野青司(恋愛暴君)「俺等も参加するぞ」
藍野あくあ(恋愛暴君)「私等も参加するよ」
田中(たなけだ)「俺等も参加するぞ」
田中莉乃(たなけだ)「私等も参加するよ」 亀有 宝石店
テヌキ「さぁ〜この店内にある宝石から何からすべて、このカバンに入れてちょうだいねっ?」
テヌキ「ちなみにお巡りさん達を呼んでもいいけど、ここに来れないよ?だって問題が起きているからねえぇ〜?」
店員「どういうことだ…!?」
アナザーわてり「おっと。喋るくらいがあるなら店内の宝石をカバンに詰め込みな…」
アナザーウィンディ「目的を果たせば、私達はすぐに帰ろう。」
テヌキ「(よしよし…ブラウィンとブラサンの狙撃によりかつしか署の連中は来れない…目的を果たしたらとっとと逃げるかな〜!)」 亀有 宝石店
テヌキ「お巡りさん達が来ないとなると、作戦はうまくいってるようだね?まあスーパー天才魔術師の僕が考えた作戦だからな!成功して当然だ!」
狙撃によりかつしか署の連中が動けてないと悟ったテヌキは、自信満々な笑みを浮かべながら店内を物色。
アナザーわてり「そのようでマスター…この亀有で俺達と対等にやり合えるのは、あの化け物警官の両津しかいねえ。」
アナザーウィンディ「ああ。しかも奴が来るまでに時間がある。」
アナザーわてり「今回も楽勝だな?マスター。」
テヌキ「いよいよ僕の計画も最終段階というわけだ!はっはっはっ!!」 かつしか署狙撃パート
グランタワー立石レジデンス
ブラウィン「―――潮時だな。撤収だ。」
ブラサン「はいよ。」
もういいだろう。と言わんばかりにブラウィンとブラサンは屋上から躊躇なく飛び降りる。
擬宝珠纏「お、おい!?」
小野小町「う、嘘!?飛び降りたわ!!!」
清正奈緒子「ここは15階よ!!!」
二人の飛び降りを確認した警官達は飛び降りた先を見る。
するとそこには驚愕の光景が。
ブラックウィンドが自分たちが浮かび上がる程の風魔法を唱え、落下スピードをかなり弱めていたのだ。
そのまま二人は安全に地上へと着地。
着地したブラックウィンド・ブラックサンダーの両名はマスター達の元へ走りながら逃亡を開始。
小野小町「うそでしょ…!?」
清正奈緒子「し、信じられない!!」 良いニュースと悪いニュースがある。
良いニュースは。狙撃手の地点を抑えた
小野小町・清正奈緒子・擬宝珠纏等の警察官が狙撃地点----グランタワー立石レジデンスへと急行。
狙撃手によるかつしか署の狙撃を中止させた事。
次に悪いニュース。
----狙撃を中止させたはいいが、なんと狙撃手は15階から飛び降り、逃走。
さらに風と雷を操って攻撃を仕掛けてきたとの情報が。
その二人は今。全力でかつしか署の警官隊が追跡中。
ブラックウィンドI「私達は人気者だな。サイン会を開くのお断りだが」
ブラックサンダー「警官相手のサイン会はクソくらえだぜ…」
狙撃に使ったDVL-10とM110A2を抱えて走りながら
二人は持ち前の身体能力と身体強化魔法を使い。
追手のかつしか署警官隊から逃げていく。
ブラサン「奴等苛立ってるな。」
ブラウィン「当然だ。白昼堂々狙撃されたんだ。警察の面子に掛けて捕まえに来るさ」
とにかくジグザグに走り回る。時にはビルやコンビニ、ショッピングセンターや飲食店等。
いろいろな店の中を突き進んで近道を図る。
背後には多数のかつしか署の警察官にパトカー。止まっている理由はない。
ブラサン「嫌だねえ。俺達の姿が写真に撮られているぜ」
ブラウィン「好きなだけ撮らせておけ。マスターの元へ向かうのが最優先だ」
多数の通行人に撮影されたりしているが、かまわずに突っ走る。
捕まれば一巻の終わりだ。 〜葛飾区・某所〜
通行人A「おいおい、何だよあれ?」
通行人B「コスプレか?」
通行人C「何かのイベントかな?(カシャカシャ)」←写真撮ってる
通行人D「でもパトカー来てるよ?(カシャカシャ)」←写真撮ってる
ビルの警備員「わぁ!何だ君たちは!?」
コンビニの店長「いらっしゃいま…そっちは立ち入り禁止です!」
ショッピングセンターの店員「店内を走らないでください!他のお客様の迷惑ですよ!」
飲食店店員「こらー!」
街中を爆走するブラックウィンドI(VIPRPG)とブラックサンダー(VIPRPG)により、葛飾区は大混乱に陥った。 >>28
葛飾区 某所ビル
ビルの警備員「わぁ!何だ君たちは!?」
ビルの警備員はタクティカルベスト、戦闘用ヘッドセットで武装した少女二人がビルに
入ってきたことに驚いたが…
ブラックサンダーI「悪いな!ちょっとばっかし通らせてもらうぜ!」
ブラックウィンドI「すまないが。ここを通らせてもらう。」
そのままビル内を縦横無尽に動き回り。
ブラックサンダーI「迷惑を掛けた!それじゃ警備の仕事頑張れよ!」
ビルの出口から脱出。
背後から多数の警官。止まる理由はなし。
コンビニ店内
コンビニの店長「いらっしゃいま…そっちは立ち入り禁止です!」
ブラックウィンドI「突然入ってなんだが…そこを通らせてくれ。」
ブラックサンダーI「仕事中にすまねえな。すぐ出ていくからよ!」
ショッピングセンターの店員「店内を走らないでください!他のお客様の迷惑ですよ!」
ブラックウィンドI「申し訳ない。すぐに出ていく」
ブラックサンダーI「店員さん。悪いが少しだけお邪魔するぜ!」
飲食店内
飲食店店員「こらー!」
ブラックサンダーI「これは失礼!食事の邪魔をしちまったか。」
ブラックウィンドI「すまないな。勝手に入ってしまって…」
ブラックウィンドI「他のお客さんは気にせずに食事をしていることだ。」
街中を爆走するブラックウィンドI(VIPRPG)とブラックサンダー(VIPRPG)により、葛飾区は大混乱に陥った。
ブラックウィンドI「よし。ここまでかく乱すれば十分だ。マスター達へ合流するぞ。」
ブラックサンダーI「ああ。両さんがいねえかつしか署なんざ烏合の衆にすぎねえからな…だが、両さんが俺たちを追ってこねえって事は…」
ブラックウィンドI「間違いない。マスター達の方へ向かっている。」 宝石店内
店員「なんだこの子達…背中と頭部に目がある…!?」
店員「少女か…!?いや、まるで怪物…化け物…!」
頭部に巨大な目がある…アナザーウィンディと
背中に巨大な目があるアナザーわてりを見た宝石店の店員は率直な感想を述べる…
すかさず二人は、SIG MPXとPP-19 Vityazを二人の店員にレーザーサイトを照射しながら向ける。
アナザーウィンディ「----怪物に化物か。聞きなれた言葉だ。」
アナザーわてり「ひどい言い草だねえ。まあ確かにこの外見を見て怪物だの化け物と見るのは無理はねえさ。」
アナザーわてり「だがな。俺とアナウィンが怪物ってなら、こうして人の言葉を話せるわけねぇだろ?」
アナザーわてり「どいつもこいつも俺とアナウィンを怪物だの化け物だの呼ばわりかい…嫌だねえマスター。」
テヌキ「すまないな。僕にもっと魔力があればお前たちの外見はもっとマシに…」
アナザーウィンディ「気にするな。この外見だからこそ、誰も私達に近寄ったり関わろうとする奴もいないからな?」
アナザーわてり「ところでマスター?ブラサンとブラウィンはまだか?」
テヌキ「あの二人が捕まるわけないだろ?あ、店員さんたちは引きつづきそのままカバンに店内にあるすべてのものを入れてちょーだい!」 >>29
ブラックサンダー「追手は撒いたようだな。」
ブラックウィンド「---ああ。このまま合流を…」
狙撃でかつしか署を大混乱にさせ、
小野小町・清正奈緒子含む屋上に来た警官達に魔法を喰らわせた上に、
かつしか署の追手からまんまと逃げだしたブラックウィンドとブラックサンダー。
だが向かう先には…
ヨル・フォージャー「合流を…何でしょうか?」
一人の女性がいた。
外見は長い黒髪。ヘアバンドでまとめモミアゲから垂らした独特な髪型。瞳の色は赤…
ブラックウィンド「…………………奴も追手らしいな?」
ブラックサンダー「ああ。それもただの人間じゃねえ。」
二人は一瞬でただの人間ではないと看破。
ブラウィンは黄金の色をしたリボルバー銃。ブラサンはオートマチック拳銃を取り出し戦闘態勢に入る。
ブラックサンダー「悪いな。ここで捕まるわけにはいかないんでね!」
ブラックウィンド「---そこを退いてもらおうか。」 葛飾区亀有 宝石店内
テヌキ「ふむふむこれで全部だね?」
店員「はい…」
すべて入ったのを目の前で確認した少女、テヌキはアナザーわてりに持つように指示。
テヌキ「それじゃあお金を渡すとしよう…お金はこれだっ!!!」
テヌキ「テヌキ式、一の魔術!スモーク・イリュージョンッ!!!」
タクティカルベストを装着した魔術師の少女---テヌキは横乗りを解除し、左手で杖を思いっきり地面へと振り下ろすと…
店内を覆うほどの強力な紫の煙幕がボンっと勢いよく出現。
そのまま宝石店内を、強力な紫の煙幕で包み込む。
あっという間に店内は煙で覆われる。
店員「うわぁ〜!!!??」
テヌキ「よし!!ずらかるぞお前たちっ!!!」
すかさず三人は、二眼暗視装置を取り出し…
店内の外へと勢いよく退出。
テヌキ「よしアナわて、トラックを出せ!!!」
アナザーわてり「待ってましたァ!!」
アナザーウィンディ「逃げるぞ!!」
アナザーわてりは緑の幌付きの濃青色の軽トラックを出現させると、そのまま運転席へと乗り込む。
二人はトラックの荷台に乗り込み、テヌキは飛ばせと指示。
テヌキ「全速で飛ばすんだ!!!」
軽トラックの運転を担当する。
アナザー魔法具現化のアナザーわてりはマスターのテヌキの言葉と同時にハンドルを握り、アクセルを踏みこむ。
そのまま爆音を上げながら加速していく。
アクセルを踏んでいたアナザーわてりが強くアクセルを踏み込むと同時に---テヌキ達が乗り込んでいる軽トラックは加速する。 ブラックサンダーI「---あの女、ただもんじゃねえなあ?長引かせると厄介だぜ。----ブラウィン!!!やれッ!!!」
ブラックウィンドI「…………………。」
返事としてブラックウィンドが無言で右手をかざすと。
強力な強風があたり一面に吹き荒れる。
彼女の持つ、風魔法だ。
ヨルフォージャー「くっ!?」
急に突風が、強風が吹き荒れ始めたのだ。
眼の前の少女---ブラックウィンドが起こした強風。
突如として発生した強風にヨル・フォージャーはは身動きが取れない。
彼女が生み出した尋常じゃない風は、風圧と風速により立っているのがやっとだからだ。
恐らく、風速25メートルほどはあるだろう。
ブラックウィンドの生み出した強力な風により、二人に近づくこともままならない。
東国の秘密組織「ガーデン」に所属する凄腕の殺し屋〈いばら姫〉。ヨル・フォージャーにとって彼女の放つ風魔法は初見だった。
ブラックサンダー「ハッ。どうやら魔法を見るのは始めてのようだなぁ?」
ブラックウィンド「悪いがお前の相手している暇はない。そこをどいてもらおうか?」
ヨル・フォージャー「こ、この子達…一体何者…!?」 ブラックサンダー「何者?かだって…答える義理はねえぜ!!」
右手をかざすと、突如して雷雲をヨルの近くへ出現。
そのまま雷雲から、落雷!!一瞬で煌めく輝きと同時に、遅れてやってくる轟音。
ヨル「!?」
彼女がひるんだ瞬間を見逃さず、二人は逃亡。
ブラックウィンド「追手はあれで最後だろう。…マスターの元へ急ぐぞ。」
ブラックサンダー「マスター達。うまくやれているかねえ?」
ブラックウィンド「やれてるさ。両津が来てない限りはな」 葛飾区亀有
追手から逃げているところで、通信が来た。
テヌキ
≪こちらテヌキ、作戦は成功した。お前たちは今どこにいる!?≫
ブラサン「マスター!!早く来てくれ!!場所は亀有一丁目だ!!!」
ブラウィン「追手は撒いたが、このままだと捕まりかねない。急いでくれ」
テヌキ≪わかった。アナわて!!亀有一丁目に飛ばせ!!≫
アナザーわてり≪あいよ!!全速でいきますぜ!!≫
通信機に飛び込むマスター----テヌキの声は、あった。
何としてもマスターのテヌキ達に回収されなければ一巻の終わりだ。
捕まったら、こち亀で両津が大原にお仕置きされているような目に遭わされるだろう。
捕まれば二人の運命は----。間違いなく両津と同等かそれ以上の壮絶なお仕置きが待ち受けている。
これだけのことをしでかしたのだ。
テヌキ≪よし!お前たちの姿が見えた!!!≫
通信機に繋がったイヤホンからマスターの声が飛び込むと同時に。
アナザーわてりの操縦する軽トラックが二人の目の前へ。
テヌキ「よし、乗れ!!」
ブラサン「助かったぜマスター!!」
ブラウィン「間一髪だったな。」
言われるまでもない。
そのままブラックウィンドとブラックサンダーは緑の幌で覆われた軽トラの荷台の中へ乗り込んだ。
アナザーウィンド「アナわてッ!!二人が乗ったぞ!!」
言い終えると同時に、濃青色の軽トラックが発進したのはそれとほとんど同時だった。
アナザーわてり「待ってましたァ!!」
軽トラックの運転を担当する。アナザー魔法具現化のアナザーわてりは言葉と同時にハンドルを握り、アクセルを踏みこむ。
そのまま爆音を上げながら加速。
アクセルを踏んで再びジープを発進させる。
五人が乗った軽トラックはあっという間に走り去った。 >>36
??「よし。あの車だな。」
だが、テヌキ(VIPRPG)達が乗った軽トラックを、上空からこっそり尾行している者がいた。
霧雨魔理沙(東方project)「“魔法使い”で“泥棒”って、私とキャラが被るじゃねえか。まあ私は“盗んでいる”のではなく、“死ぬまで借りてる”だけなんだけどな。」
それは“霧雨魔理沙(東方project)”だった。
霧雨魔理沙(東方project)「よし、今だぜ…“マスタースパーク”‼」
(ゴオォォォォォォォォ!!!)
(ドカアァァァン!!)←爆発音
霧雨魔理沙(東方project)はテヌキ(VIPRPG)達が乗った軽トラックに向かって、“マスタースパーク”を放った。
そして、大爆発を起こした。
霧雨魔理沙(東方project)「やったぜ!ついでに、あいつらが手に入れた宝石も、“死ぬまで借りておく”ぜ。」
霧雨魔理沙(東方project)は勝利を確信した。 亀有 宝石店
宝石店周辺には、パトカーと警官と野次馬でごった返していたが強盗犯の姿は見当たらない。
どうやら、逃げられたらしい。
両津「くそ!!逃げられたか…」
大原部長「おのれ…なんて逃げ足の速い奴等だ…」
アシュリー「両さん。大原部長!あの子たちは恐らく、アナザーわてりの召喚するトラックで逃げたに違いありません!!」
麗子「そのトラックの色はわかる!?」
アシュリー「濃青色のトラックです!!荷台に緑の幌が付いています!!」
中川「そのトラックを追えばいいんですね!?」
アシュリー「ええ。ですが恐ろしく早いトラックです…!!」
すると、そこに一台のミニパトが停車してきた。
辻本夏実「あっ両さん!?宝石強盗が出たと聞いて来たんだけど…」
小早川美幸「逃げられたみたいね…!!」
両津「辻本に小早川か!!濃青色の軽トラックを今すぐ追ってくれ!!そいつが強盗犯の車だ!!」
辻本夏実「濃青色のトラックね!!わかったわ。今すぐ追うわ!!」
辻本・小早川の墨東署婦警のミニパトは猛スピードで濃青色のトラックを追跡開始。
両津「よし!ワシらも追うぞ!!」
大原部長「中川と麗子君は、普段乗っているポルシェとフェラーリで追ってくれ!!」
警官「両さんに大原さんか!このパトカーを借りてくれ!!」
両津「部長!!運転はわしが!!」
大原部長「任せた!!」
両津「アシュリー!お前は後部座席だ!!」
アシュリー「はい!!」
警官「あれ!?その子は一体!?魔法使いのような恰好だけど…」
両津「強盗犯捕縛に協力してくれる子だ!!奴等は魔法を使ってくる!!」
警官「ええ!?」
そのまま、両津、大原、アシュリーの乗ったパトカーは強盗犯のトラック追跡へ >>37
テヌキ「うわああああ!?」
アナザーわてり「爆撃か!?いや違うな…魔法だ!!」
テヌキ「---危なかったな。僕がこのトラックに万が一の時に備えて張っておいた、防御魔法が役になったな。」
突如として起きた大爆発。
それが自分たちを狙った魔法であると確信したのは、全員。
アナザーウィンディ「魔法使いか…誰だ!?」
緑の幌で覆われた荷台の中から顔を出す二人。
どうやら霧雨魔理沙に見つかったようだ。
ブラックウィンド「金髪・金色の瞳。黒い三角帽、黒服に白いエプロン…魔法使いだな。奴は」
ブラックサンダー「厄介だぜ。もう強力なのが来やがったか…しかも警察も追ってきやがった。」
さらに悪いことは続くもので
かつしか署パトカー「「「「「前の軽トラック、止まりなさい!!」」」」」
辻本夏実・小早川美幸「止まりなさい!!!」
荷台にいるテヌキ達の視線に入ったのは迫りくる大量のパトカー
耳にこだますサイレン音だった!!
どうやら総動員してきたようだ…
もう追って来たということは本気で捕らえる気のようだ。
テヌキ「あららぁ〜!?もう追ってきたの!?」
ブラウィン「奴等も本気らしいな?」
ブラサン「すげえな。パトカーがいっぱいだぜ…俺達人気もんだな?」
アナザーウィンディ「おい。アナわて!飛ばせ!!」
運転手のアナザー魔法具現化…アナザーわてりは必死の様子でハンドルを握り、アクセルを踏んでいた。
強くアクセルを踏み込むと同時に---テヌキ達が乗り込んでいる濃青色の軽トラックは加速する。
無論、追手のパトカー群も必死なのは同じことだ。
テヌキ達が宝石強盗だからには、全力で捕まえてくる。
ブラサン「おぉ〜…どんどん増えてきてんな。俺達モテモテだねえ?」
ブラウィン「ああ。人気者だな私たちは。この追っかけだけで何人いると思うマスター?」
テヌキ「お前らは芸能リポーターかっ!?アナわて!!アクセル全開だっ!!」
アナザーわてり「あいよマスター!!最大スピードで飛ばすぜ!!振り下ろされないようにしっかりしがみつけよ!!」
テヌキ「くそう!!テヌキちゃんランド建設の計画をここで潰えさせてたまるかっ!!!」 〜葛飾区・某所〜
葛飾署警官「全道路、封鎖完了しました!」
だが、テヌキ(VIPRPG)達の進行方向上にある道路は葛飾署や墨東署の警官達によって(パトカーとバリケードで)全て封鎖されていた。
もはや彼女達は“袋のネズミ”である。 道路を爆走するテヌキ達の濃青色の緑の幌付軽トラックは。追手から少しでも距離を取るべく猛スピードで爆走。
運転しているアナわての顔が真っ青になるのを確認したアナウィンは尋ねる。
アナザーわてり「こりゃあ…まずい!!えらくまずいぜ!!」
アナウィン「おい、どうした!?」
アナザーわてり「前を見ろ…検問だ……。」
ブラサン「チッ。待ち構えてやがったか…!!」
前方には検問所。
さらには大量のパトカーと警察官が立っていた。
他にも機動隊やSATなどもいる。しかも全員銃を構えていたではないか!!
テヌキ「ありゃま!!まっさか検問で待ち構えているとはこの僕も予想できなかったよ!?」
そう、テヌキたちを捕まえるために、警察は全力バリケードを構築。
そして、濃青色のトラックの前方には検問が敷かれ、完全に封鎖されていた。
背後には追手のパトカー!!
テヌキ「…だがお前たち。慌てるんじゃないっ!」
テヌキたちは絶体絶命の大ピンチ!! しかし、テヌキはニヤリと笑う。
ブラサン「……どうする?」
テヌキ「…ブラウィン。アナウィン。バリケード目前で、トラックを飛ばせるほどの強力な風を頼む。」
アナウィン「---なるほどな。」
ブラウィン「いいだろう。」
テヌキ「アナわて!!このまま突っ切れ!!突破だ!!」
アナザーわてり「あいよマスター!!随分と物騒な料金所だが、ここは踏み倒しでいきますぜ!!」
眼の前に迫るは、警察の検問。大勢の警察官が構え、バリケードで封鎖される中。
アナザーわてりはアクセルを踏んでいる足を強く踏みこんだ。
軽トラックは急加速し、検問へと突っ込んでいった。
検問にいる警察官たちは止めようとしてきた。
警官「うわー突っ込んでくる!!!」
警官「あいつら正気か!?」
警官「ダメだ!!突っ込んでくるぞ!!!」
しかし、テヌキ達の軽トラックは止まらない。
そのまま勢いよく走り続けた。
テヌキ「よし、いいぞ!!そのまま行けぇ!!突っ込めェ!!!」
ジープは検問へと突っ込む---かと思いきや、なんと!
濃青色の軽トラックは突如として大ジャンプ!!
トラックがジャンプをした--という信じられない事実に、目の前の警官達は呆然としながら見つめることしかできなかった。
そのまま葛飾署や墨東署の警官達が設置したパトカーやバリケードを一飛び!!!
警官「うおおおおおお!?」
警官「本部!本部!駄目です!突破されました!!」
そう。アナザーウィンディとブラックウィンドの風魔法により、トラックを一飛びさせたのだ。
そのまま検問の反対側へ出た濃青色の軽トラックは、逃走!!
テヌキ「はーっはっはっはっ!!!僕の勝ちだね!!!」 〜葛飾区・上空〜
霧雨魔理沙(東方project)「おいおいどうなってるんだ…?あいつらバリケードを飛び越えちまったぜ。魔法でも使ったのか?」
上空からテヌキ(VIPRPG)達を追跡していた霧雨魔理沙(東方project)は、テヌキ(VIPRPG)達が乗った軽トラックがジャンプしたのを見て驚愕していた。
霧雨魔理沙(東方project)「私の“マスタースパーク”も効かないとは…強敵だぜ。でも、やる気になったぜ!」
〜葛飾区・某所〜
ヨル・フォージャー(SPY×FAMILY)「先ほどは不意を突かれましたが、次はありません。」
一方、ヨル・フォージャー(SPY×FAMILY)もテヌキ(VIPRPG)達の追跡を続けていた。 >>41
だが
(ウオーンウオーンウオーンウオーン)←サイレン音
デカレッド[バン(赤座伴番)](特捜戦隊デカレンジャー)「逃がさねぇぜ!」←パトストライカーに搭乗
テヌキ(VIPRPG)達の背後から、巨大なパトカーが迫ってきていた。
それは“六輪パトカー型メカマシン・パトストライカー”だった。
葛飾署は超能力を使うテヌキ(VIPRPG)達に対抗するため、密かに“宇宙警察・地球署”に協力を要請していたのだ(ちなみに、彼以外のメンバーも各所でテヌキ(VIPRPG)達を追跡している)。
(ガシイィ)
パトストライカーは機体後部にある2本のマジックハンド“ストライカーアーム”を展開し、テヌキ(VIPRPG)達が乗った軽トラックをしっかりと掴んだ。
デカレッド[バン(赤座伴番)](特捜戦隊デカレンジャー)「これでアイツらも、“束手無策(※)”だぜ!」
※束手無策(そくしゅむさく)…何もできないこと。どうしようもないこと。 >>45
アナザーわてり「うおおおお!?なんだっ!?」
アナザーウィンディ「クソッ!!巨大なパトカーがトラックを掴んでる!!」
テヌキ「あららぁ〜!?あんなでかいパトカーが来るなんて僕聞いてないよ〜!?」
“六輪パトカー型メカマシン・パトストライカー”を見て驚愕するテヌキ。
ブラックサンダー「ロボットみてえなもんか…なら雷をブッ喰らわせてやるぜ。」
ブラックサンダーは左手をかざすと。
電撃魔法をパトストライカーの機体後部にある2本のマジックハンド“ストライカーアームへ放つ。
一瞬だけ迸る輝き。遅れてやってくる身体を揺さぶるような轟音がストライカーアームに直撃。
ブラサン「そのままショートしちまいなぁ!!!」
どうやらショートしたらしく、ストライカーアームの掴む力が弱くなったようだ。
それを見逃さずドライバーのアナザーわてりは一気にアクセル全開。
アナザーわてり「助かったぜブラサン!!!飛ばしますぜ!!!」
そのまま軽トラックは爆走。
パトストライカーをみるみるうちに引き離していく。 パトストライカーを振り切ったテヌキ達の軽トラック。
だが…
雪藤洋二「好き勝手言うのも其処までだ!」
突如として雪藤洋二が現れた。そしてテヌキ達に向けて自転車のホイールを投てきした。
まさかの攻撃でテヌキは回避できずに攻撃を受けてしまった。
だが…
テヌキ「ハッ!荷台に当てただけじゃないよ〜!!!」
アナザーわてり「ばっかじゃねえの…そんな攻撃が効くと思ってんのか!?」 だが
(パアァン!!)←銃声
アナザーわてり(VIPRPG)「なっ!…コントロールが効かない!」
(キイィィィィィィィドオォォンン!!)
突然銃声が聞こえたと思った次の瞬間、テヌキ(VIPRPG)達が乗った軽トラックがコントロールを失い、そのまま壁に激突してしまった。
実は先ほどの銃弾でタイヤを撃ち抜かれ、パンクしてしまったのだ。
〜葛飾区・某ビルの屋上〜
冴羽獠(シティーハンター)「主役は遅れて現れるのさ。」
撃ったのは冴羽獠(シティーハンター)だった。
しかも、この時撃った弾は防御魔法を無視することができる特殊な弾である。 >>48
テヌキ「はははははは!!このまま一気に-----」
次の瞬間、何かが直撃して炸裂したような音が響き、衝撃が巻き起こった。
アナザーわてり「な、なんだ!?コントロールが効かねえ!!!」
そのままテヌキ(VIPRPG)達が乗った軽トラックがコントロールを失い…
勢いよく壁へ激突した。
ブラックサンダー「バカヤロー!!何やってんだ?!てめえ両さんの地元で事故起こしてんじゃねえよ!!!」
テヌキ「おいッアナわて!!!事故るなと言っただろ!?」
アナザーわてり「違う!!急にコントロールが!!」
ブラックウィンド「----狙撃だな。それもかなりの名手だ。」
ブラックウィンドは一瞬で狙撃だと看破。
爆走する軽トラックのタイヤだけを狙ってバーストさせたのだ。 >>49
冴羽リョウ「例の宝石強盗が少女五人組だと聞いたんだが、日本では見られない格好ばかりだな。」
葛飾区の某ビル屋上にて、スコープ付のレミントンM700狙撃銃を持った、
ジャケット姿の男が一人立っていた。
冴羽リョウ。
シティーハンターという名で知られるその男だ。
冴羽リョウ「海坊主の話によれば、茶髪のマントをした少女と金髪の少女に気を付けろ、か。」
〜回想〜
海坊主(シティーハンター)「リョウ。気を付けろ。先ほどのかつしか署の警官が強盗犯のうち、狙撃担当の二人と交戦したが、奴等の超能力に手も足もでなかった。」
冴羽リョウ「超能力を使ってくる、宝石強盗か…」 >>49
アナザーウィンディ(VIPRPG)「クソッ!!タイヤがパンクしてやがる!!」
アナザーわてり(VIPRPG)「おまけに、壁に激突したせいでエンジンがダメになっている…。」
テヌキ(VIPRPG)達の軽トラックは、冴羽獠(シティーハンター)にタイヤを撃たれたことと壁に激突した影響で完全にお釈迦となった。
(ファンファンファンファン)
葛飾署警官達「「「「「前の軽トラック、止まりなさい!!」」」」」←パトカーに乗っている
辻本夏実(逮捕しちゃうぞ)・小早川美幸(逮捕しちゃうぞ)「「止まりなさい!!!」」←ミニパトに乗っている
さらに、後ろからはサイレン音が聞こえていた。
彼女たちを追う大量のパトカーが迫ってきていたのだ。
テヌキ(VIPRPG)「しょうがない、車は置いていこう。今はとにかく逃げるんだ。」
テヌキ(VIPRPG)達は車を諦め、盗んだ宝石を持って走り去った。 >>51
ブラックサンダーI「おぉ〜すげえぜ!お巡りさんがいっぱいだァ!」
大量のパトカーから追われているにもかかわらず。軽口を叩くブラックサンダー。
多数の追手が迫っていると知ってながら、余裕の表情だった。
違う。それが、恐怖を隠しているのは言うまでもない。
ブラックウィンド「奴等は本気で私達を捕らえる気らしい。だがマスターの理想を成就させる。」
テヌキ「ブラウィン・ブラサン。殿を頼めるか!?」
ブラサン「おう任せろ。両さんがいねえ警察共なんか物の数じゃねえよ」
ブラウィン「マスター達が逃げ切るまで時間を稼ぐ。」
アナザーわてり「頼んだ。」
アナザーウィンディ「絶対に捕まるな。捕まれば大原にお仕置きを受ける。」
ブラサン「安心しなァ。その前に大原の野郎に雷魔法をブッ喰らわせてやるよォ…」 (ファンファンファンファン)
葛飾署警官達「「「「「前の軽トラック、止まりなさい!!」」」」」←パトカーに乗っている
辻本夏実(逮捕しちゃうぞ)・小早川美幸(逮捕しちゃうぞ)「「止まりなさい!!!」」←ミニパトに乗っている
ブラックサンダー「よぉお巡りさん!!追跡ご苦労さんッ!!!」
ブラサンは大量のパトカーに対し
右手をかざすと、突如して雷雲をパトカーの近くへ出現。
そのまま雷雲から、落雷!!一瞬で煌めく輝きと同時に、遅れてやってくる轟音。
ブラックサンダーの起こした落雷がパトカーを襲う。
すかさず左手をかざし。電撃魔法を放つ。
一瞬だけ迸る輝き。遅れてやってくる身体を揺さぶるようなとんでもない轟音がパトカーを襲う。
パトカー内
アシュリー「追跡していたテヌキちゃん達のトラックが壁に当たって大破しました!!」
両津「だが犯人は走って逃げたアシュリー。何て逃げ足の速い奴だ!」
大原部長「とはいえこれで足は潰した…あとは…」
両津「ぎええええ!!」
パトカーを突如襲ってきたのは煌めく輝き。
その衝撃で両津らの乗っているパトカーはテヌキ達とは違う方向へ彷徨い始めた。
両津「なんだ!?コントロールが!!」
大原部長「何が起きた両津!?」
アシュリー「今のは…雷魔法です!テヌキの具現化のブラックサンダーによる魔法です!」 大原部長「アシュリー君!!大丈夫かね!?」
アシュリー「はい!!この程度!!」
両津「部長!パトカーから降りましょう!おそらく今ので電気系統が故障したに違いありません!!」
大原部長「----なんとしても市民に被害が出る前に捕まえるぞ!!」
両津「アシュリー!!援護を頼む!!」
アシュリー「はい両さん!!」
両津、大原と同じようにパトカーから降りた
緑のとんがり帽子と青い大きなリボン、茶髪と緑目が特徴の魔法使いの少女のアシュリーは
精神力上昇魔法のスピリットブレス・防御力上昇のアーマーブレスを最大限にまで両津へと詠唱。
両津「アシュリー!今の魔法はなんだ!?」
アシュリー「精神と防御を上げる強化魔法です!これだけ掛ければあの二人を…」
両津「助かる!!このわしに強化魔法は鬼に金棒だ!!」 辻本夏実「あの子たち何なの!?超能力者!?」
小早川美幸「あれじゃとても捕まえられないわ!!」
トラックが大破したことにより、これで宝石強盗犯を逮捕できると確信した警察官たち。
だがしんがりを務めるブラックサンダーの放つ魔法とブラックウィンドの狙撃は、
追手の警官達を近づけさせない。
警官「近づけば雷!離れれば狙撃!」
警官「SATを呼べ!!SATをだ!!」
これまで幾多の犯罪者を捕まえてきた日本警察にとって、
眼の前の魔法具現化という存在は未知の存在だった。
電撃を放って来る少女に、警察官たちは翻弄されていた。
辻本夏実「雷を放って来るなんて聞いてないわよ!!」
小早川美幸「あっ両さんに大原部長!!あの子たち何者なの!?」
アシュリー「…僕が説明します。」
小早川美幸「え?子供…!?」
辻本夏実「その恰好…まるで魔法使いみたい…」
両津「二人とも聞いてくれ!この子はアシュリー!わしの友達の魔法使いの女の子なんだ!」
大原部長「アシュリーくん説明を頼む!!」
眼の前の
緑のとんがり帽子と青い大きなリボン、茶髪と緑目が特徴の魔法使いの少女。
日本では見られない格好。
ファンタジーの世界から抜け出してきたかのようなアシュリーに辻本と小早川の二人は目が点になる。
アシュリー「あの二人は、魔法具現化です。」
辻本夏実「魔法具現化!?」
小早川美幸「RPGの世界から抜け出してきたかのような言葉ね…」
アシュリー「信じられないかもしれませんが、本当です。魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在のような生命体…あの二人は魔法具現化です…」 辻本夏実「だから雷を操れるのね!!」
小早川美幸「魔法具現化というのはわかったけど、どうすればいいの!?」
警官「恐ろしく正確無比な狙撃!頭出したら撃ちぬかれる!」
ブラックサンダー「ヘッ。両さん以外の警察共はビビッてやがるぜ?ブラウィン。お前は狙撃を頼むぜ。ただし当てるなよ」
ブラックウィンド「----了解。当てないように威嚇射撃を行う。」 〜葛飾区・某所〜
テヌキ(VIPRPG)「“テヌキちゃんランド建設計画”のためにも、逃げ切ってみせる!」
ブラックサンダー(VIPRPG)とブラックウィンド(VIPRPG)に警官達を任せて逃亡するテヌキ(VIPRPG)達3人。
活動拠点にしている秘密のアジトへ逃げ帰ろうとしていた。
しかし、彼女たちはある大きなミスをしてしまった。
日本警察を本気にさせてしまったことだ。
〜千葉県松戸市・葛飾区との境界付近〜
千葉県警の警察官「こちら松戸市!封鎖完了しました!」
〜埼玉県三郷市・葛飾区との境界付近〜
埼玉県警の警察官「こちら三郷市!封鎖完了しました!」
対策本部は千葉県警や埼玉県警にも協力を要請し、各地の警察官総出で検問所を設置し“葛飾区周辺(江戸川区・足立区・墨田区・三郷市(埼玉)・八潮市(埼玉)・松戸市(千葉))へ通ずる道を”全て封鎖したのである。
各検問所にはバリケードだけでなく、大量のパトカーと警察官、そして機動隊やSATを配備している。
なお、周辺住民の避難は既に完了している。
〜葛飾区上空〜
(バババババババババ)←プロペラ音
葛飾署警察官「こちら警察ヘリ!犯行グループのうち3名(テヌキ・アナザーウィンディ・アナザーわてり)を発見しました!中川(川の名前)に沿って南下中!」
また、警察ヘリを総動員しテヌキ(VIPRPG)達を上空から追跡していた。
上空では、テヌキ(VIPRPG)達の行動は筒抜けである。
〜葛飾区・某所〜
(ブロロロロロロ)←エンジン音
中川(こち亀)「(両津)先輩!宝石強盗の一味は僕と(秋本)麗子さんが追います!」←通信
ヒャクトーバン[白石循](ドゲンジャーズ メトロポリス)「僕らなんて一時しのぎの時間稼ぎですよ…。」←中川の車に乗っている
中川「それよりも、宝石泥棒の本拠地探しが先ですね!」
(ウオーンウオーンウオーンウオーン)←サイレン音
デカレッド[バン(赤座伴番)](特捜戦隊デカレンジャー)「今度こそ逃がさねぇぜ!」←パトストライカー(修理済み)に搭乗
さらに、“宇宙警察・地球署”や“ドゲンジャーズ”など異能な能力を持った敵との戦闘に慣れている“警察ヒーロー”達にも協力を要請した。
もはや、日本警察の威信をかけた総力戦である。 〜葛飾区・とあるビルの屋上〜
ゴルゴ13(ゴルゴ13)「…。」←ライフルを構えスコープを覗いている
〜葛飾区・別のビルの屋上〜
ソーニャ(キルミーベイベー)「(組織から命令が来たと思ったら、私と大差ない少女の暗殺とはな。)」←銃を構えている
しかも、葛飾区の各地で殺し屋がテヌキ(VIPRPG)達を暗殺しようとしていた。 >>57
テヌキ「あららぁ〜!!僕に会いに来たお巡りさんたちがいっぱい!おっかないねえ〜!!君たち!女の子によってたかって…恥ずかしくないのかい?」
アナザーウィンディ「マスター。これまずくないか?下手したら両津の活躍がないんじゃないか?」
テヌキ「しまった!!それだと両さんを活躍させられない…う〜んどうしよう!?」
アナザーわてり「転移魔法のテレポートを使って船があるみなとみらいへ逃げようぜ!」
テヌキ「いいね!そろそろ長引かせるのもまずいし…みなとみらいへテレポートだッ!!!」 >>56
辻本夏実「どうするの両さんに大原部長!?近づけば雷と風の魔法!!離れれば狙撃!!」
小早川美幸「近づこうにもこれじゃ近づけないわ!!」
両津勘吉「わしが行く!!さっきアシュリーに強化魔法をかけてもらったからな!!」
アシュリー「両さん!あの二人は連携して狙撃と魔法を使ってきます!!くれぐれも気を付けてください!!」
両津「大丈夫だアシュリー!わしは負けん!!わしに勝てるのは部長だけだからな!!!」
そのまま両さんは、警官達と交戦しているブラックサンダーとブラックウィンドへ接近!!
両津「おい!!!お前らが宝石強盗犯の一味で、狙撃担当の奴等だな!!」
両津の姿を視界に捉えたブラックサンダーはとても嬉しそうに。
ブラックウィンドは待っていたぞと言わんばかりの表情だ。
ブラックサンダー「おぉ!?すげえ!!両さんだ!!本物の両さんだぜ!!!」
ブラックウィンド「-----両津勘吉。とうとう来たか。」
両津「わしの事を知っているのか?!」
ブラサン「お前さんの事は非常に有名だぜ。どこ行っても両さんの名を聞くからなァ?」
両津「わしは有名人だからだからな!!お前らの目的はなんだ!?」
ブラウィン「お前に話す言葉は何もない。」
ブラウィン「------話してほしいなら、私達に勝ってからにしてもらおうか。」 〜横浜市・みなとみらい〜
テヌキ(VIPRPG)「よし、テレポート成功だ!」
一方、テヌキ(VIPRPG)達3人は転移魔法のテレポートをして“みなとみらい”まで瞬間移動した。
そして、急いで船に乗り込もうとしていた。 >>62
アナザーわてり「さぁマスター。早く逃げましょうや。」
アナザーウィンディ「ブラウィンとブラサンなら、逃げ切れるさ。」
テヌキ「あー…お前たちは先に船を出しといて。僕ちょっといいのを見つけたんだ!テヌキちゃんランドのいいマスコットキャラクターをね!!」
テヌキが指をさしたのは。ある人型ロボット。
頭部にV字型のブレードアンテナが2本あり、人間の目を模した複眼式の2つのカメラ。
カラーリングは白系とトリコロールカラー。
その人型ロボットは。
言わずと知れたロボットアニメの代名詞『機動戦士ガンダム』の主役機。
RX-78-2"ガンダム"だ。
https://gundam-factory.net/
テヌキ「いいなあこのロボット!!カッコイイ!!素晴らしい!!ぜひテヌキちゃんランドのマスコットキャラクターにしたい!!!」
アナザーわてり「マスコットキャラクターにするにはちょっとでかすぎねえか!?」
テヌキ「いや!でかすぎて結構!これだけかっこいいロボットをマスコットキャラクターにすれば、テヌキちゃんランドは大繫盛間違いなしだ!!!!」 〜対策本部〜
警官「緊急連絡!横浜市の“みなとみらい”のガンダム像の近くに、テヌキ(VIPRPG)達がいるところを警察ヘリが発見したそうです!」
屯田署長(こち亀)「そうか、わかった!手が空いている者は“みなとみらい”へ向かえ!神奈川県警にも協力を要請しろ!」
だが、警察ヘリが“みなとみらい”のガンダム像の近くにいたテヌキ(VIPRPG)達を発見。
急ピッチで警察が向かってきていた。
〜みなとみらい・某所〜
ゴルゴ13(ゴルゴ13)「…。」←ライフルを構えスコープを覗いている
また、いち早く情報を掴み“みなとみらい”まで移動してきた殺し屋キャラ達が、テヌキ(VIPRPG)達を狙っていた。 >>64
アナザーわてり「マスター!!警察が向かってきてますぜ!!」
アナザーウィンディ「戻った方がいいんじゃないか!?」
テヌキ<<お前たちは先に船を出せ!僕はこのロボットを魔法で操縦する!>>
アナザーわてり「マスター。くれぐれも捕まるなよ!」
テヌキ<<心配するな!僕は超スーパー天才魔術師だ!警察に捕まるほど落ちぶれちゃいない!>>
テヌキ<<あのロボット…ガンダムって言うのか!いいね。名前も外見もカッコイイし最高だ!僕のロボットにしてあげようっと!!>>
テヌキは杖に横乗りしながら、ガンダムファクトリーにある実物大ガンダムの右肩に乗る。
ガンダムファクトリーに来ていたお客さんたちは、自分たちの目を疑った。
それは幻覚でも、映像でも映画の撮影でもない。
---杖に横乗りしながら空に浮かんでいる人間の少女だった。
今の時代じゃコミックマーケット会場や、コスプレ会場にでも行かないと見れない格好の少女がガンダムの右肩に乗ったことに一斉にスマートフォンで撮影する。
そんな客たちを見たテヌキは大喜びで…
テヌキ「やあ君たちぃ〜!このロボットは頂いていくね!!テヌキちゃんランドのマスコットキャラクターにするからさ!!」 横浜 ガンダムファクトリー
テヌキ「このガンダムは頂いていくね!!僕のテヌキちゃんランド建設計画のために!!」
実物大ガンダムの右肩に座ったテヌキは、杖を高く振り上げて何かを詠唱。
すると…実物大ガンダムが生きている、意志を持つかのように動き出したのだ。
テヌキ「さあガンダム!!僕の邪魔をするお巡りさんたちを追い払っちゃえ!!!」
ガンダム像は、テヌキの魔法によりテヌキの所有物となってしまった! >>61
両津「いいだろう!!その勝負受けてやる!!!」
ブラックサンダー「おいブラウィン!負けんじゃねえぜ?」
警察官の両津勘吉と、宝石強盗団の魔法具現化の少女狙撃手…ブラックウィンドI。
二人はお互いに無言で鋭く睨みあう。
ブラックウィンドI「警視庁かつしか署地域課、亀有公園前派出所勤務、両津勘吉巡査長…。」
ブラックウィンドI「ここで、死ね。」
両津「!!」
ブラウィンが黄金色リボルバーを抜くと同時に、両津もホルスターからニューナンブM60を抜く。
動き出しはブラウィンの方が早かった。
無言で魔力が込められた弾丸装填済みの、黄金色リボルバー銃を両津に向けて発砲。
両津「(なんてガキだ!?狙撃の腕もプロ並みの腕に…拳銃の腕もプロ以上だ!!)」
両津「(魔法具現化との戦いは初めてだが…ここで捕まえにゃ被害が増えるばかりだ!!やるしかねえ!)」
これをすかさず動物並みの反射神経で躱した両さんは
ニューナンブM60をブラウィンへ4連射。
だがブラウィンは風魔法を使い、素早い身のこなしで回避。
そのまま風魔法を使って空へと跳躍。
両津の頭上から黄金色リボルバー銃を右手で構えて襲い掛かる。
ブラックウィンドI「終わりだ。両津!」
両津「なんの!!」
しかし両さんは驚異的な反射速度で頭上のブラウィンに狙いを合わせると、即座に発砲。
ブラウィンはすかさず風魔法で横っ飛びし、パトカーの屋根の上へと着地。
両津「ナニィ!?」
思わず派出所で口癖となっている言葉が口に出た両さん。
ブラックウィンドは空中で風魔法を使って、弾を躱したのだ。
ブラックウィンドの身体能力と風を自由自在に操る能力に。両さんも驚愕するばかり。 >>66
横浜市民A「おいおい、何だよあれ!ガンダムが動いているぞ!」
横浜市民B「何かのイベントか?(パシャパシャ)」
横浜市民C「右肩に誰かいるぞ。魔法使いっぽいな。(パシャパシャ)」
警備員「皆さん!危ないから避難してください!」
突如動き出したガンダム像に、横浜市・みなとみらいは大混乱に陥った。 0.009秒。これは両津勘吉の早撃ち速度。
だがその早撃ち速度であっても魔法具現化の少女…ブラックウィンドIを捕らえるには至らない。
大原部長「両津!!」
両津「なんてガキだ…!アシュリーの強化魔法がねえとまずかった!!」 >>69
ブラックサンダーI「おっとぉ!!!大原発見ッ!!!!」
大原部長「ッ!?」
突如として大原部長の近くに雷が!!
放ってきたのは雷魔法具現化のブラックサンダーI。
ブラックサンダーI「よう大原ァ。悪いが俺と遊んでくれ!」
大原部長「な!?なぜわしの名を知っているんだ!?」
ブラックサンダーI「これから俺の雷を喰らうてめえは知らなくていいぜ!!」
ブラックサンダーI「覚悟しやがれ、大原ァ!!!!」
右手に雷魔法弾が装填されたオートマチック拳銃。
左手には雷が!
両津「部長!!」
ブラックウィンドI「おっと。お前の相手は私だ…両津!!」 〜対策本部〜
警官「緊急連絡!!横浜にあるガンダムファクトリーの動くガンダムが、強盗団のリーダーに奪われました!!」
屯田署長(こち亀)「何!?そんな馬鹿な!!あのガンダムは動きはするが移動はできないはずだぞ!?」
警官「それが…強盗団のリーダーがガンダムの右肩に乗った瞬間、意志を持つかのように動き出しました!!」 〜横浜市・ガンダムファクトリー近辺〜
(ズシーンズシーン)
RX-78-2ガンダム像「(…。)」
テヌキ(VIPRPG)「ガンダム!お巡りさんたちを踏みつぶしちゃえ!」
(ゴシャア!!)←車を踏みつぶした
テヌキ(VIPRPG)の魔法により動き出したガンダム像は、周りにあるものを手当たり次第破壊していた。
神奈川県警・警察官A「皆さん落ち着いて避難してください!」
神奈川県警・警察官B「慌てないで!」
炎上系YouTuber「スッゲー!皆さん、ガンダム像が動いてますよ!」←自撮り棒にスマホをつけて実況している
神奈川県警・警察官C「早く避難しなさい!」
また、緊急出動した神奈川県警の警察官たちにより付近の住民は避難はスムーズに行われた。 そのさなか、悲劇が起こった。
〜横浜市・山下公園近辺〜
(ドガッ)
テヌキ(VIPRPG)「あ、ごめんね。船にぶつかっちゃった。」
日本郵船氷川丸「(…。)」←横倒しになり沈みかけている
横浜市民「あー!氷川丸がー!」
テヌキ(VIPRPG)の魔法により動き出したガンダム像が山下公園前に係留保存していた“日本郵船氷川丸”にぶつかってしまい、その衝撃で船体が破損・横倒しになってしまったのだ。今にも沈みかけている。
〜横浜市・横浜中華街〜
神奈川県警・警察官D「皆さん、慌てないでください!」
神奈川県警・警察官E「私たちの指示に従ってください。」
また、ガンダムファクトリーの近くにある“横浜中華街”でも多くの観光客が避難していた。 >>72
テヌキ「はははははははッ!!どうだ!?僕の魔法は!?(ああああぁ〜!!!!どうしようこれ修理費えらいことになる〜!!!!)」
テヌキの魔法により動き出したガンダム像は、周りにあるものを手当たり次第破壊していた。
こち亀57巻の極悪コンビ大進撃の巻を彷彿させるかのような動きぶりだった!!
テヌキ「ごめんね車の持ち主さん!テヌキちゃんランドが儲かったら、君に弁償すると約束しようっ!!!」 対策本部
警官「大変です!!強盗団のリーダーの魔法使いに奪われたガンダムが、破壊活動を!!!
屯田署長「ええい!!!魔法使いだ!!魔法使いを呼ぶんだ!!!ガンダムパイロットも呼ぶんだ!!!」
屯田署長「何という事だ!!総力をもってしてもまだ捕まえられないとは…!!」
警官「さらに両津巡査長と大原巡査部長が狙撃犯二名と交戦中ですが…身体能力の高さに大苦戦の模様!!!」 >>67 >>69
警官「両さんを援護するんだ!!」
警官「撃て撃て!!なんて身体能力だ!?」
警官「超能力者が相手なんて聞いてないぞ!!!
警官達は両さんの援護をしようとするが…
ブラックウィンドI「…………………。」
跳躍しながら風魔法を操り、空中で正確に地上の警官三人が構えているニューナンブM60のみをリボルバー銃で狙撃して弾き飛ばす。
着地後すぐさま残りの警官三人のリボルバー銃のみを撃ち。弾き飛ばした。
辻本夏実「なんて腕前よ…」
小早川美幸「どうりで特殊刑事課でも捕まえられないわけだわ…!!」
両津勘吉「空中をちょこまかと…ちきしょう!照準が定まらねえ!!」
だがそんな両津を救ったのは、みなとみらいに向かう途中だった警視庁のヘリコプターだった。
ブラックウィンド「っ!?」
警察官「威嚇射撃、用意!!」
銃声。警視庁のヘリコプターのからの威嚇射撃に、ブラックウィンドが気を取られた隙に
両津の照準も定まった。
両津「今ならいける!!」
両津は、銃弾を補填したニューナンブM60を、ブラウィンへ連射した。
0.009秒の早撃ち速度で撃たれた弾が。ブラウィンへと襲い掛かる。
ブラックウィンド「-----ッ!!!!!」
だがブラウィン風魔法を使って横っ飛び。
しかし、左肩に一発が命中した。
警官「おお!?当てた!!!」
警官「いいぞ両さん!!」 〜横浜市・山下公園近辺〜
だが、テヌキ(VIPRPG)の快進撃もここまでだった。
(ヒュゥゥン!ガキィィィィン!!)
RX-78-2ガンダム像「(…。)」←巨大な手錠に拘束されている
テヌキ(VIPRPG)「な、何だ!?」
突然飛んできた“巨大な手錠(ジャイロワッパー)”により、ガンダム像は動きを封じられてしまった(しかも魔法耐性付き)。
デカレンジャーロボ(特捜戦隊デカレンジャー)「(…。)」
飛んできた方向には、ガンダム像よりも巨大なロボットがいた(ガンダム像18m・デカレンジャーロボ45m)。
デカブルー(特捜戦隊デカレンジャー)「そこまでだ、魔法使い!」
デカピンク(特捜戦隊デカレンジャー)「器物損壊罪の現行犯で逮捕よ!」
デカイエロー(特捜戦隊デカレンジャー)「あなた達に、この街を好き勝手にさせない!」
デカグリーン(特捜戦隊デカレンジャー)「ガンダム像を返せ!」
デカレッド(特捜戦隊デカレンジャー)「三度目の正直だ!もう逃がさねえぜ!」
宇宙警察・地球署のS.P.Dロボ“デカレンジャーロボ”である。 >>77
テヌキ「コラァアアアアアアーッ!!!!僕のガンダムに手錠なんてかけるんじゃないっ!!!!」
テヌキ「テヌキちゃんランド公式マスコットキャラクターになんてことするんだぁーっ!!!!!」
怒りをむき出しにしてデカレンジャーへ怒るテヌキ。
テヌキ「僕のテヌキちゃんランド創設計画の邪魔をするんじゃないっ!!!それにこれは、僕のガンダムだッ!!!」 >>78
〜横浜市・山下公園近辺〜
デカイエロー(特捜戦隊デカレンジャー)「何を言ってるの!?それは貴女のものじゃないわ!」←デカレンジャーロボ搭乗
デカグリーン(特捜戦隊デカレンジャー)「ガンダム像は皆のものだ!」←同じく
テヌキ(VIPRPG)「う、うるさいうるさいうるさい!」
テヌキ(VIPRPG)は激高し、怒りで我を忘れていた。
その時だった。
(ピュン!!プス!)
テヌキ(VIPRPG)「うっ!」
突如、彼女の首に何か“針状のもの”が刺さった。
〜横浜市・某所〜
ゴルゴ13(ゴルゴ13)「…。」←ライフルを構えている
それはゴルゴ13(ゴルゴ13)が放った“超強力麻酔針(魔法耐性付き)”だった。
ゴルゴ13(ゴルゴ13)はテヌキ(VIPRPG)が激怒している時の僅かな隙を見逃さず、彼女に麻酔針を撃ったのである。
〜横浜市・山下公園近辺〜
テヌキ(VIPRPG)「うう…(失神)」
(ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥ)←落下している
テヌキ(VIPRPG)はそのまま気を失い、ガンダム像の右肩から落下してしまった! 〜横浜市・港〜
アナザーわてり(VIPRPG)「おい!マスターが落っこちてるぞ!」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「何だって!どうして飛ばないんだ!?」
港で船を出す準備をしていたアナザーわてり(VIPRPG)とアナザーウィンディ(VIPRPG)も、ガンダム像から落下するテヌキ(VIPRPG)を目撃していた。
〜横浜市・山下公園近辺〜
デカレッド(特捜戦隊デカレンジャー)「大変だ!このままじゃ地面に激突しちまう!」
デカブルー(特捜戦隊デカレンジャー)「ダメだ、ここからじゃ間に合わない…。」
デカレンジャーのメンバーも落下するテヌキ(VIPRPG)に気づいたが、彼ら(デカレンジャーロボ)がいる場所からは距離があり、急いでも到底間に合わなかった。
〜横浜市・山下公園上空〜
警察航空隊隊員「おい!容疑者が落下したぞ!」←警察ヘリに乗っている
TVアナウンサー「ああ!何ということでしょう!犯人と思しき少女がガンダム像から落下してしまいました!果たして無事なんでしょうか…?」←取材用ヘリに乗っている
また、山下公園上空で(ヘリコプターに乗り)様子を見ていた警察航空隊隊員やTVアナウンサーも落下するテヌキ(VIPRPG)を目撃した。
果たして、テヌキ(VIPRPG)の運命は? >>81
そのままテヌキは、地面に叩きつけられた。
テヌキ「いてててて!!くっそおおおおおおお!!!!!誰だ僕を狙撃したのは!?」 テヌキ「女の子一人によってたかって捕まえに来るとは大人げないぞ君たちっ!!!そうだ!僕のガンダムは!?」 >>76
ブラックウィンド「当てた…だと!?くっ!!!」
当てられたことにより冷静さを失ったブラックウィンド。
両津「よし、まず一人!!逮捕だ!絶対逮捕してやる!」
ニューナンブM60をブラウィンへ連射。
0.009秒の早撃ち速度で撃たれた弾の一発が、黄金色リボルバー銃の持っているブラウィンの右腕に
両津のニューナンブM60の銃弾の一発が当たり、ブラウィンは銃から手を離してしまった。
ブラックウィンド「しまった……!」
両津「もらったァ!!」
落下したリボルバー拳銃を拾おうとするブラウィン。
だが両津はその一瞬のスキに、ブラウィンに掴みかかり確保。
両津の怪力によりあっという間に手錠を掛けられてしまった。
両津「確保!!狙撃犯の一人を確保した!!もう逃げられんぞ!」
大原部長「両津、よくやった!!!」
アシュリー「やりましたね両さん!!これで狙撃の危険は半減しました!!」
ブラックウィンド「く…さすがは伝説の警察官の両津勘吉…!!」
アシュリー「後は僕に任せてください!!」
ブラックウィンド「何をするつもりだ…!?」
するとアシュリーは…ブラックウィンドに対し魔術を詠唱。
沈黙魔法のサイレンスと、麻痺魔法のパラライズを掛けたのだ。
アシュリー「これでブラウィンちゃんはもう大丈夫です!」
両津「よし。あとは狙撃銃を押収するぞ!!」
小早川や辻本が乗るミニパトの後ろのトランクへブラックウィンドIを押し込んだ。
両津「悪いがこうでもしないと逃げられちまうのは目に見えている!すまんが少しだけ我慢してくれ!!」
辻本夏実「じゃあ、行くわよ。それにしても、とんでもない子だったわ…」
小早川美幸「両さん。協力ありがとう!!」 >>84
ブラックサンダーI「ブラウィン!?-----やるじゃねえか両さん!!!
ブラウィンが確保されたのを知ったブラックサンダーは…
ブラックサンダーI「両さんの前に大原ァ!!!てめえに雷をブッ喰らわせてやる!!!」
大原部長「止まれ!!止まらんと撃つぞ!!」
大原部長は、ニューナンブM60を構えた。
ブラックサンダーI「ハッ!そんなもの効かねえよ!大原ァ!!!!」
ブラックサンダーIは、右手に電気の球を出現させ、大原部長に向かって投げたのと。
ニューナンブM60が発砲したのは同時だった。
だが…
大原部長「うわぁー!!!!!!!!!」
大原部長は全身に強烈な電撃を受けてしまった。
部長の放った銃弾は、あっさりと躱されてしまったのだ。
大原部長「うわぁぁぁぁぁぁ〜!?!?」
ブラックサンダーI「はッ!俺の雷はすげえだろ大原!?」
ブラックサンダーは、倒れた大原部長に歩み寄った。
ブラックサンダーI[俺の勝ちだ、大原ァ!!!」 >>85
両津「ぶ、部長〜!?」
ブラサン「安心しな!!大原はちょいとビリビリしてるだけだァ両さん!!」
アシュリー「ブラサンちゃん!!これ以上やめて!!」
正対する両さんとブラックサンダーに対し、アシュリ―の姿を見つけたブラサンは…
ブラサン「なるほどねえ!どうりで警察の動きが素早いと思ったら、アシュリーの野郎が来てやがったのか!」
両津「ああ!お前たちを止めるためにな!!!お前魔法具現化だろ!?お前らが悪さしてると他の具現化の連中にまで迷惑が掛かるぞ!!」
ブラサン「すげえ!!さすが両さん!!俺が魔法具現化ってことも知ってるのかよ!!」
ブラサン「こりゃ全力の雷をブッ喰らわせてやらねえとな!?」
両津「来い!!!!」
ブラサン「俺は楽しみにしていたんだァ。亀有にいる伝説の警察官、両津勘吉と戦えることにな!!」 >>83
〜横浜市・ガンダムファクトリー〜
(ガチャン!)
ガンダム像「(…。)」
デカピンク(特捜戦隊デカレンジャー)「これにて一件コンプリート!」
デカブルー(特捜戦隊デカレンジャー)「SuperCoolにPerfect!」
テヌキ(VIPRPG)に操られていたガンダム像は、魔法が解けて元に戻った。
そして(デカレンジャーロボに乗った)デカレンジャーのメンバーの手によって、元の位置に戻された。
テヌキ(VIPRPG)「ああっ!僕のガンダムが!」 テヌキ(VIPRPG)「くそぅ…でも逃げ切ってやる!…痛てててて。」
テヌキ(VIPRPG)はガンダム像を諦め、港にいるアナザーわてり(VIPRPG)とアナザーウィンディ(VIPRPG)に合流しようとしていた。
しかし、先ほど十数mの高さから地面に叩きつけられた影響により(>>82)、上手く走れなかった。 >>86
ブラックサンダー「いくぜェ両さん!!これが俺の本気だ!!」
ブラックサンダーは、雷を両さんへと喰らわせるべく、両手から電撃を放った。
放った電撃は、一直線に両津へと向かう。
だが、両津はジャンプしながらかわした。
ブラックサンダー「何ィ!?---さすがだぜ両さん!!!」
両津「その程度の雷が当たるか!!」
着地後、両津はブラックサンダーへ駆け寄りながらニューナンブM60を連射。
0.009秒の早撃ち速度で撃たれた弾が、ブラックサンダーを襲う。
だがブラックサンダーは、跳躍で避けていく。
ブラックサンダー「すげえぞ!!これが両さんの超連射!!ほんとに早撃ち王ナンバーワンだぜ!!」
両津「くそちょこまかと!!!」 >>89
ブラックサンダー「両さん!!あんたはそこで伸びてるクソ大原よりも楽しめそうだぜ!!!!」
両津「こんにゃろー!!」
すかさずニューナンブを乱射する我らが両さん。
だが雷のような速さで躱していくブラサンは
ブラックサンダー「今度はこっちの番だァ!!お返しの雷をくれてやる!!」
左腕を上に上げた。
両津の上空には、雲が集まり始めた。
ブラサン「へへへ、すげえだろ両さん?この技は……『サンダー・スコール』だァ!!」
両津「うわ!?」
ブラサンの放った雷撃の雨が、両津を襲った。
両津「ぎええええええええ!!!」
ブラックサンダー「ハッ、どうだ両さん!?すげえだろ!?」
両津「なんて威力だ……こんなの喰らったら一溜まりもないぞ……」
ブラサン「さあ、次はどうする両さん?このままだとあんたは負けちまうぞォ?大原みてえにすぐやられるんじゃねェぜ…」
両津「ああ!!絶対にお前を捕まえてやる!!!」
ブラックサンダー「さあ、もっと俺を楽しませてみせてくれよ両さン!!」 >>88
〜横浜市・港〜
テヌキ(VIPRPG)「お、お待たせ…。」
アナザーわてり(VIPRPG)「マスター!!大丈夫ですか!!」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「急いで船を出します!怪我の手当ても!」
何とか港にたどり着いたテヌキ(VIPRPG)は、アナザーわてり(VIPRPG)・アナザーウィンディ(VIPRPG)と合流した。
アナザーわてり(VIPRPG)「出港!」
(ブウゥゥゥゥゥゥン!!)
テヌキ(VIPRPG)達3人は急いで船を出し、横浜から離れていった。
テヌキ(VIPRPG)「くっそ〜!僕は諦めないぞ〜!絶対復讐してやる〜!」
テヌキ(VIPRPG)は船上で憤慨していた。 >>90
両津「言われなくてもやってやる!!」
両津は再び、ニューナンブM60を乱射。
だが、0.009秒の早撃ち速度で撃たれた弾を難なく避けていく。
ブラックサンダー「そんなもん当たらねェよ!!!」
両津「くっ!」
ブラックサンダー「大原と同じ戦法は通用しねえぜ両さん!!!いくら早撃ちでも、俺の雷より早く撃てるわけがねェ!!!」
両津「くそぉ!!なんてすばしっこいガキだ!!!」
ブラサン「ハッ!やっぱり両さんは最高だよ!!大原のパワハラ野郎なんかとは比べ物にならねえ!!あんたは史上最強の警官だぜ!!!」
ブラックサンダー「だからよォ、両さん。そんな玩具みたいな銃じゃなくて、本気でかかってこいよ!!」
両津「(男だったら容赦なく殴れたんだが…相手はさっきの子と同じ少女だ…)」
ブラックサンダー「ハッ!そんな顔してどうしたんだよ両さん!!まさか、ブラウィンは撃ったのに俺は撃てないとか言わないよなァ!?」
両津「うるせえ!!お前の動きが速すぎて当たらねえんだよ!!」
ブラックサンダー「そうかい。それじゃ、こいつを喰らいなァ!!」
ブラックサンダーは、右手から電撃を放った。
両津「ぎえええええええ!!!!!!!!!!!!!!」
もろに直撃を受けた両さんは大感電!!!
だがしかし感電ごときで倒れるような両さんではない!!
ブラックサンダー「どうだい両さん!?痺れるだろォ!?」
両津「いい電撃だ!!!だがな、部長のお仕置きに比べれば屁でもねえ!!!」
ブラックサンダー「何ィ!?パワハラ野郎のクソ大原のお仕置きよりも大したことないってか!?俺の電撃はまだまだこんなもんじゃねェぜ!!」
さらに雷の威力を強める!! ここで彼女は大失敗をしていた。
背後に忍び寄っていた、アシュリーに全く気が付いていなかったのだ。
アシュリー「ブラサンちゃん!!悪さはもう終わりだよ!!」
そのままアシュリーは…ブラックサンダーに対し魔術を詠唱。
睡眠魔法のスリープ。沈黙魔法のサイレンスと、麻痺魔法のパラライズを掛けたのだ。
ブラックサンダーI「なんだァ……急に眠くなったぞ……それに身体の自由がきかねえ……しまった……アシュリーの野郎がいたのを…忘れて……………いた…!!」
ブラックサンダーIは、その場で倒れこんでしまった。
両津「アシュリーか!!助かったぜ!!」
アシュリー「これでブラサンちゃんは大丈夫です!両さん、早く手錠を!!」
両津「ああ!!
そのまま両津はブラックサンダーIを確保。
両津「ふう。これで狙撃担当の二人は捕まえたな。あとは……」
アシュリー「ええ。残りの三人ですね!!」 警官「両さん。これで狙撃はもう大丈夫か!?」
両津「ああ!!アシュリー!狙撃をしてくるのはこの子とあの子だけか!?」
アシュリー(VIPRPG)「ええ!!もう狙撃の心配はありません!!」
警官「よし。あとは俺達に任せてくれ。両さんはその子と連中を追ってくれ!!」
両津「了解!!」 海上
アナザーわてり「マスター。大変だ!!ブラウィンとブラサンが捕まった!!」
テヌキ「なんだと!?ええい!!よくも僕の可愛い具現化を!!」
テヌキ「絶対に助け出して、お巡りさんたちに復讐してやる〜!!」
テヌキ「そしてあのガンダムも僕のものにしてやるからなああああ!!!」
アナザーウィンディ「さらにマスター。これを…」
テヌキ「ドルフィン刑事が出動しただって?フン!あいつアナわての水魔法で返り討ちにされた変態親父じゃないか!!」
アナザーわてり「そのようで…また返り討ちにしてやるぜ。てかあんなのが刑事って日本はどうなってんだよ。」 >>97
〜横浜市・山下公園〜
突如として、両津の耳に入ってきたのはBGM…リヒャルト・ワーグナー『ワルキューレの騎行』。
同時にヘリのローター音…
両津「爆竜大佐か…!!嫌な予感がする…!!」
やはりと言わんばかりか、
山下公園の一角にミサイルが打ち込まれた。
中川(こち亀)「危ない!」
だが中川が危惧してた事は起こらず。ミサイルは無炸薬で海の中へ突き刺さっただけだ。
そして、----中川と両津の視線の先には、
アメリカ軍のAH-64アパッチヘリが。
----間違いない。
ワルキューレの騎行を流しながらミサイルを撃って来るヘリの操縦主は、世の中に一人だけ。
爆竜鬼虎大佐だ。
爆竜大佐(こち亀)「両津か!!いいところにいた!!あのブラックホークに乗ってけ!!」
両津「ミサイルは海の方に沈んだからいいんだが…よし!わしらは上空から宝石強盗団を追うぞ!」
アシュリー「はい!!」
ブラックホークの米兵「両さん!早く乗れ…ってその子は誰?!」
両津「対宝石強盗団の切り札だ!!この子のおかげで宝石強盗団の二人を捕縛できた!!」
そのまま両津とアシュリーは爆竜大佐部隊のヘリ部隊の一機…ブラックホークに乗り込む。
爆竜大佐<<両津。あの宝石強盗団のメンバー全員は少女だそうだな!?>>
両津「ああそうだ!だが奴等は魔法を使ってくる!!わしが交戦したのは雷と風を操ってくる少女二人だった!!」
爆竜大佐<<そいつらはどうなった!?>>
両津「なんとか捕まえた!!わしの隣にいる魔法使いの女の子のおかげでな!」 〜かつしか署〜
辻本夏実(逮捕しちゃうぞ)「宝石強盗団の少女二人を逮捕しました!!」
小早川美幸(逮捕しちゃうぞ)「引き渡します。」
かつしか署に連れてこられたのは、
二人の少女。ブラックウィンドIとブラックサンダーI。
屯田署長(こち亀)「お勤めご苦労!辻本君!小早川君!しかし、こんな少女が宝石強盗で狙撃手だとは…」
屯田署長(こち亀)「この子達の親は何をしておるのだ!?」
辻本夏実「わからないわ。そして屯田署長…この子達の持っている銃だけど…物凄いカスタムがされているわ。」
茶髪の少女が持っているのはボルトアクション式狙撃銃。----ロシア製のDVL-10。
金髪の少女はセミオート式狙撃銃。----アメリカ製、アメリカ陸軍が使用している最新のM110A2。
屯田署長「これは…調査させる!!」 〜東京湾・横浜付近〜
アナザーウィンディ(VIPRPG)「何だあれは!?」
AH-64アパッチヘリ「(バババババババ)」
UH-60ブラックホーク「(バババババババ)」
船で逃走中のテヌキ(VIPRPG)達だったが、アナザーウィンディ(VIPRPG)が何かを発見した。
それは、爆竜大佐(こち亀)部隊のヘリ部隊だった。
テヌキ(VIPRPG)「くそっ!遂に軍隊まで出動したのか…アナわて!船を飛ばせ!」
アナザーわてり(VIPRPG)「わかってる!これでも全速力だ!」
テヌキ(VIPRPG)「(せめて宝石だけは死守してやる!)」
テヌキ(VIPRPG)達は船を最大船速で走らせ、追っ手を振り切ろうとしていた。
だが、進行方向には彼女達を待ち受けている者達がいた。
〜相模湾・海底〜
ポセイドン(バビル2世)「(…。)」←気付かれないように、テヌキ(VIPRPG)達の乗る船を静かに待っている
〜相模湾・海上〜
ドルフィン刑事(こち亀)「海の平和は俺が守る!」←戦艦伊勢(WoWs製)搭乗[操縦担当]
ハードボイルド刑事[星逃田](こち亀)「標的の宝石強盗犯の船を発見!」←同じく[見張り担当]
タイガー刑事(こち亀)「砲撃用意!」←同じく[砲戦担当]
※ドルフィン刑事達が戦艦伊勢(WoWs製)に乗っている理由については、こち亀続編スレッド13.5の『戦艦レース』を参照。 〜東京湾・上空〜
霧雨魔理沙(東方project)「見つけたぜ。アイツらの宝石は、私が死ぬまで借りておくぜ。」←箒に乗っている
さらに、霧雨魔理沙(東方project)も上空からテヌキ(VIPRPG)達(が乗っている船)を追跡していた。
彼女はテヌキ(VIPRPG)達が盗んだ宝石を狙っているのだ。 『宝石強盗編』の次は以下の話をしてほしいです。
『寿命可視化騒動!!の巻』
ある日、両津たちの頭上に“残りの寿命”が表示されるようになってしまった。
それは亀有だけでなく日本中で発生しており、消し方もわからず人々は戸惑っていた。
また、“寿命が短い人達”に対する差別や犯罪も発生し、両津たちは対応に追われた。
しかし、両津(と両津ブラック)の寿命は“∞(無限大)”と表示されていた。
これは両津が天国からも地獄からも受け入れを拒否されており、事実上寿命が無いためである。
そのさなか、“寿命を譲渡する技術”が確立。
両津(と両津ブラック)は“寿命が短い人達”から追われるようになってしまい…。 >>101
テヌキ「あららぁ〜!!!ついに兵隊さんのヘリコプターまできちゃった!!」
上空の軍用ヘリを見て、驚愕する少女のテヌキ。
当然だ。まさか軍用ヘリまで出してくるとは思いもしなかった。
さらに悪いことは続くもので、>>101で戦艦伊勢を確認。
海上に浮かぶ要塞のような船を見たテヌキは目を輝かせる。
テヌキ「おぉ!?いいなああのお船!!でかい大砲ついててカッコイイ!!僕の船にしようかな!?」
アナザーわてり「マスター。俺達だけじゃ動かせねえぞアレ!?」
アナザーウィンディ「動かすには数が少ないな…」 〜かつしか署〜
ニュースレポーター(声:松本美和、木村亜希子等)
「えーただいま、宝石強盗団グループのうち二人がかつしか署へと護送されてきました!あ、ただいまパトカーから降ろされました。」
事ある毎に現れるフジテレビの女性ニュースレポーター。
初期から終期にかけて長年登場して両津たちと出会っているニュースレポーターの彼女はかつしか署へ来ていた。
ニュースレポーター「外見は日本で見られない格好をしています!外国人でしょうか!?」
ニュースレポーター「ではこれよりインタビューをしてみようと思います!!」
そのまま彼女はカメラマンと共に狙撃犯の二人へと駆け寄る。
ニュースレポーター「フジテレビです!!あなた方二人は宝石強盗団の一員で間違いないでしょうか!?」
レポーターのマイクが向けられたのは
大き目の濃緑色のマントに身を包んだ格好をしており
腰まである茶髪をしておりアホ毛がある少女。目は抹茶色のグリーンアイの少女と
金髪で黒っぽいセーラー服・赤ネクタイをしており
頭部にメイドさんがつけるホワイトブリムをしている少女だ。
ブラックウィンドI「…そうだ。私は陽動の狙撃を担当した」
ブラックサンダーI「俺も陽動の狙撃した。」
帰ってきたのは流暢な日本語による返事。
ニュースレポーター「え〜でしたらもう一つお聞きしたいことが!あなた方が見せた風と雷の超能力ですが…」
ブラックサンダーI「超能力だって?ありゃ超能力じゃねえよ。魔法だ」 ブラックホークヘリ内部
二人が乗っているヘリ。
UH-60ブラックホークは大型の機体のため、そこまでの揺れはない。
そんなヘリの内部で両さんとアシュリー、内部の米兵たちは話をしていた。
米兵A「両さん。その子魔法使いなんだって?コスプレか何かじゃねえのか?」
M4カービンを構えた米兵が、アシュリー(VIPRPG)を見て信じられないと言った様子で両津に話す。
当然だ。アシュリーの服装と格好は。どうみてもアニメに出てくるようなコスプレにしか見えない。
日本やアメリカでは見られない格好だ。
両津「コスプレじゃねえ。本物の魔法使いさ。アシュリーは時間を操る時魔法や色んな魔法を使えるぞ!」
米兵A「にわかには信じがたいが…」
両津「宝石強盗団のリーダーもアシュリーと同じ魔法使いだ。」
米兵B「確かにあの紫のガキがガンダム像の肩に乗った瞬間、ガンダム像が動き出しやがった…あの像は固定されてたはずだぞ!?」
米兵C「俺が気になるのは両さん。手下のあの二人組だ。SNSで見たんだが雷と風を操ってきやがったのはなんだ!?マーベルから抜け出してきたのかよ!?」
米兵D「あいつら人間なのかよ!?」
アシュリー「…人間ではありません。魔法具現化という人間に限りなく似た生命体です。」
米兵たち「「「魔法具現化?」」」
米兵たちはアシュリーの発言に首をかしげる。
ファンタジー世界から抜け出してきた、見慣れない言葉に
さしもの米兵もあっけにとられた表情をする。
在日米軍の勤務中で今まで一度も聞いたことがない言葉だった。
米兵A「その魔法具現化ってのはなんだ?」
両津「アシュリー。説明を頼む。」
アシュリー「魔法具現化は、魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在のような生命体です。」
両津「あいつらは確かに外見こそ少女だが。人であって人ではねえみたいなんだ。」
米兵B「両さんよく捕まえられたよな…特にマントをした少女の射撃の腕前はすげえもんだった。空を飛びながら警官の銃だけをリボルバー銃で撃って弾き飛ばしたんだぞ?」 〜横浜駅近辺〜
海坊主(CITY HUNTER)「冴羽、クルーザーを用意した。乗れ。」
冴羽リョウ「ああ。海坊主。奴等ただの少女じゃないな。」
海坊主「あれだけの銃火器に、さらには魔法…本の世界から抜け出してきたみたいだ。」
冴羽リョウ(CITY HUNTER)は海坊主(CITY HUNTER)の運転するクルーザーに乗り込んだ。
冴羽リョウ「強盗団の二人は両さんが捕まえたそうだな?」
海坊主「そうだ。二人は雷と風を操ってきたと言っている」 アナザーわてり「マスター。大変だ!!SNSを見た限りだとこれだけの追手が来ている!!」
中型クルーザーを操縦するテヌキの手下の魔法具現化のアナザーわてりは、多数の追手が来ていることを報告。
・東京湾(横須賀沖、太平洋寄り、木更津方面運行)…戦艦伊勢(WoWs製)、特殊刑事課チーム追跡船
・東京湾(川崎市沖)…海上保安庁保安船、海軍(ONEPIECE)
・東京湾、川崎市(東京電力東扇島発電所付近)…海上保安庁巡視ヘリ
・相模湾沖(茅ヶ崎・江ノ島沖海底、東京湾方面運行)…ポセイドン(バビル2世)
・横浜港(金港JCT付近)…クルーザー、冴羽リョウ(CITY HUNTER)、海坊主(CITY HUNTER)
・東京湾上空…霧雨魔理沙(東方project)
・東京湾、葛西臨海公園付近…海上保安庁ヘリ、神戸大助(富豪刑事Balance:UNLIMITED)の個人所有ヘリ(新木場・東京ヘリポートに配置)&個人所有船(葛西臨海公園東なぎさに配置)
・江戸川河口、船橋市高田谷町付近(千葉県警・臨時追跡巡視基地)…千葉県警巡視船、千葉県警警備ヘリ、四乃山ポルカ(デッドマン・デスプレイ)
・横浜ベイブリッジ付近…UH-60ブラックホーク、爆竜大佐(こち亀)、両津
テヌキ「スゴイねえ〜!!僕達とことん人気者だねアナわて?」
多数の追跡者から追われているにもかかわらず。余裕の表情のテヌキ。
違う。相手を舐め切っているのは言うまでもない。
テヌキ「テヌキちゃんランド計画のお邪魔虫がいっぱいだ!こうなったら、超スーパー天才魔術師のこの僕の魔術でぎゃふんと言わせてやろうかな?」 >>101
アナザーわてり「やべぇマスター!!!あのでけえ船、撃ってきやがったッ!!」
テヌキ「なにぃ!?」
アナザーウィンディ「魔法じゃ沈められそうにない!!ここは逃げ----」
言い終える前に、>>101の戦艦伊勢が放った砲弾が左舷の海面に着弾!!
砲弾の衝撃に発生した水柱が高く上がり、スコールのような音と共に大量の海水が
三人の中型クルーザーに降り注ぐ!
テヌキ「こりゃまずいね!!逃げよう!!!アナわて!!全速前進で飛ばせ!!」
アナザーわてり「あいよマスター!!!」 >>109
アナザーウィンディ(VIPRPG)「どこに逃げるんですか!?」
テヌキ(VIPRPG)「“房総半島方面”だ!SNSによると、比較的警備が手薄だ!(>>108参照)」
アナザーわてり(VIPRPG)「よし、全速前進だー!」
テヌキ(VIPRPG)達は船(中型クルーザー)を飛ばし、比較的追手が少ない“房総半島方面”に逃げることにした。 かつしか署前
かつしか署前は強盗団の二人目当てで大勢の人でごった返していた。
マスコミ、他作品キャラ等でだ。
屯田署長「強盗犯の二人は取調室にいるのかね?」
警官「ええ。」
暁美ほむら[メガネほむら]「屯田署長。この騒ぎは何?」
屯田署長(こち亀)「ほむら君か。宝石強盗団の少女二人を捕まえたのだが、…この少女二人は魔法を使ってきたのだ。今から取り調べをする予定だ。」
暁美ほむら[メガネほむら]「その取り調べ、私も同伴させてくれないからしら。…」
姫河小雪(魔法少女育成計画)「私もほむらちゃんと一緒に取り調べに同伴するわ。あの子たちは人間ではないそうね。」
屯田署長「本来なら禁止だが…連中の正体が不明で、魔法を使ってくる以上は例外として許可する。」
------------取調室。
ブラックウィンドI「…………………。」
ブラックサンダーI「…………………フン。」
大き目の濃緑色のマントをした格好。茶髪でアホ毛があり緑目をした少女---ブラウィン。
金髪で黒っぽいセーラー服・赤ネクタイをしている
頭部にメイドさんがつけるホワイトブリムをしている少女。ブラサンは取調室で大人しくしていた。
取調室の扉がガチャリと音がして開くと。
入ってきたのは屯田署長。そして金色の瞳にショートヘア、ピンク髪の少女。長い黒髪にカチューシャを付けた少女の二人。
そして二人の背後には多数のフル装備の機動隊員達が。
ブラックサンダーI「(警官じゃねえな。)」
ブラックウィンドI「(魔力を感じる。…マスターと同じ魔法使いか。)」 >>110
だが、そうはいかなかった。
〜上空〜
UH-60ブラックホーク「(バババババババ)」
両津「逃がすかぁぁぁ!!(バッ!)」←飛び降りた
アシュリー(VIPRPG)「りょ、両さん!?」
なんと、(UH-60ブラックホークに乗っていた)両津はテヌキ(VIPRPG)達の乗る船(中型クルーザー)に向かって飛び降りた!
〜テヌキ(VIPRPG)達の船(中型クルーザー)・船上〜
(ドシィィィィィン!!!)←着地した
両津「痛ててて…ちょっと痺れたぜ。」
両津は無事、テヌキ(VIPRPG)達の船(中型クルーザー)に着地した。
テヌキ(VIPRPG)「げえっ!両津!」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「乗り込んできやがった!?」
両津「お前ら、覚悟しやがれ!!」
テヌキ(VIPRPG)達は突然乗り込んできた両津に驚いた。
テヌキ(VIPRPG)、万事休す。 >>112
テヌキ(VIPRPG)達は船(中型クルーザー)を飛ばし、比較的追手が少ない“房総半島方面”に逃げることにした。
テヌキ「こりゃブラウィンとブラサンを助けることができなさそうだな…くそ!!ブラウィンとブラサンの身が心配だ…
アナザーわてり「でぇじょうぶだマスター。あの二人なら逃げ切れるさ。」
アナザーウィンディ「追手には戦艦に警察ヘリに軍隊のヘリ…これ、逃げ切れるかマスター!?」
テヌキ「逃げ切れるか?だって?----逃げ切るに決まってるだろうっ!?テヌキちゃんランド計画のためにも逃げ切るのだ!!!」
そのまま猛スピードで逃げる中型クルーザー。
だがその上空には、あの男の乗っているブラックホークヘリが。
テヌキ「嫌な予感がするな…まさか。ね?」
〜上空〜
両津「逃がすかぁぁぁ!!!(バッ!)」
なんと我らが両さんはブラックホークヘリのキャビンドアから飛び降りた。
アシュリー(VIPRPG)「りょ、両さん!?」
米兵「おま!?両さんが飛び降りた!!」
米兵「まあ両さんだし!」
なんと、(UH-60ブラックホークに乗っていた)両津はテヌキ(VIPRPG)達の乗る船(中型クルーザー)に向かって飛び降りた!!!
両津「痛ててて!ちょっと痺れたぜ。」
両津は無事、テヌキ達の船(中型クルーザー)に着地!
この程度の高さなど両さんにはどうってことはない。
甲板に降り立ったと同時に即座に目の前の少女二人を指さす両津。
テヌキ(VIPRPG)「げえっ!!両津!!!」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「信じられん!!飛び降りてきたのか!?」
両津「お前らが宝石強盗団か!!覚悟しやがれ!!」
テヌキ(VIPRPG)達は突然乗り込んできた両津に驚いた。
テヌキ(VIPRPG)、万事休す。 >>113
テヌキ「やあ〜両津勘吉!ようこそ僕の船…テヌキちゃん丸へ!!」
テヌキは両津小ばかにした表情でニヤニヤしながら、続ける。
テヌキ「まっさかここまで僕たちを追いつめるとはねえ…いやあ見事だねぇ〜君!僕びっくりしちゃった!いやあすごいすごい!」
両津「やい!!お前が宝石強盗団のリーダーだな!?」
テヌキ「そうですとも〜両さん!!僕が宝石強盗団のリーダー…そして!!超スーパー天才魔術師のテヌキちゃんだっ!!!」
両津「まさか本当に、宝石強盗団のリーダーがこんなガキだったとはな!!」
両津「一体お前の目的はなんだ!?なぜ宝石強盗をした!?」
テヌキ「よくぞ聞いてくれたねぇ〜!僕の目的はねえ…集めた宝石を売りさばいて…テヌキちゃんランドを作ることさ!!僕がテーマになった、遊園地をね!!」
テヌキ「そして完成の暁にはねえ…中心に僕がアシュリーを跪かせる銅像を作る予定だっ!!!」
テヌキ「さらにさらに!!テヌキちゃんランドを作ったらアニメ界・漫画界にデビューするのだ!!超スーパー天才魔術師の僕を世界中に知らしめるのだっ!!」
両津は呆れた表情をする…
あまりにもしょうもない計画のために、ここまでの大騒動を起こしたテヌキへの呆れ。
両津「しょ、しょうもねえ…」
両津「と、とにかく!!これ以上お前のくだらねえ悪事に色んな人を巻き込むんじゃねえ!!」
テヌキ「あぁんっ!?僕のテヌキちゃんランドを建てる壮大な計画がくだらないだとっ!?」
両津「当たり前だ!!魔術師気取りもいい加減にしやがれこのクソガキ!!!」
テヌキ「コラァアアアアアーッ!!!誰が魔術師気取りのクソガキだゴリラ警官ッ!!僕は超スーパー天才魔術師、テヌキ様だあああ〜っ!!!!」
両津「(なんか喋り方が白鳥に似てるなこのガキ…)」
両津「テヌキ!!宝石強盗に、かつしか署狙撃依頼の罪で逮捕だ!!!」
テヌキ「あ〜ん?逮捕だぁ〜!?僕は捕まらないよ。両津勘吉!!!」 >>114
〜テヌキ(VIPRPG)達の船(中型クルーザー)・船上〜
テヌキ「そういえばさ両さん…お金が大好きなんだよねえ?それも金の亡者と言われるくらいにさ?」
ニヤニヤしながら小馬鹿にして話すテヌキに、怒りを隠せない両さん。
両津「何がいいたい!?」
テヌキ「僕に協力したら…お金。沢山両さんにプレゼントしちゃうよ〜?」
するとテヌキは杖を軽く振ると、
両さんの大好きなお金…日本円の札束を出現させる。
両津「こ、これは?!」
テヌキ「協力してくれたらもっともっと出してあげるよ!さあ両さん。僕に協力してくれるかい?」
テヌキ「そうしたらかつしか署に行ってくれないかな?僕の大切な可愛い魔法具現化…ブラックウィンドとブラックサンダーが捕まっちゃってねえ…二人を救出したいのさ。」 かつしか署 取調室
屯田署長「さて。お嬢さん方のリーダーを話してもらおうか。」
両手を縛られ、取調室の椅子に座らされた二人の少女の前にいるのは屯田署長。
その男に二人は質問を投げかけられていた。
ブラックウィンド「…………………。」
ブラックサンダー「…………………。」
二人は彼に答えるつもりは一切なかった。
魔法を無効化し、両手を縛っている手錠さえなければ
さっさと魔法を喰らわせて逃げ出すところである。
だが両手に掛けられた手錠は、二人の魔法を無効化する特殊な手錠。
そして、両津勘吉に負けたのが最大のミスだった。
二人は勇者アレックスと同等かそれ以上の戦闘力を持つ、伝説の超警察官の両津勘吉と魔法使いの少女のアシュリーによって拘束されてしまい、今に至る。
ブラックウィンドとブラックサンダーは現在、取調室の椅子に座らされていた。
屯田署長「話す気はない。か…ならば他にお嬢さん方の仲間、装備、目的を話してもらおう」
続けて質問を浴びせてくる。仲間の人数は、装備は、目的は。
今まで黙秘を貫いてきたが…
茶髪でアホ毛。
濃緑色のマントをした格好の少女----ブラックウィンドIが観念した様子で答える。
ブラックウィンド「目的なら話そう…。」
ブラックウィンド「私達は、宝石強盗をするマスター達の陽動として、かつしか署の狙撃を頼まれた。」
屯田署長「では、その狙撃を頼んだのは?
ブラックサンダーI「わかってるんだろ?…マスターだよ。」
金髪でセーラー服。頭部にホワイトブリムをした少女。ブラックサンダーはニヤついた笑みを浮かべながら答える。
ブラックサンダーI「ブラウィンの言う通り…俺たちは頼まれた。マスターにな?」ニヤリ >>115
両津「…馬鹿野郎!ふざけんじゃねぇ!誰がお前らに協力するか!」
だが、両津はテヌキ(VIPRPG)の誘いを断った。
テヌキ(VIPRPG)「…交渉決裂のようだね。なら、ここで死んでもらうぞ!クソゴリラ警官ッ!!」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「助太刀しますぜ、マスター!」
遂に船上でテヌキ(VIPRPG)(+アナザーウィンディ(VIPRPG))と両津の戦いが始まった(アナザーわてり(VIPRPG)は船の操縦)。
両津は2vs1というハンデなど物ともせずに、互角の戦いをしていた。
だが、招かれざる客が両津だけではなかったことを彼女たちは知らなかった。
〜テヌキ(VIPRPG)達の船・船内倉庫〜
霧雨魔理沙(東方project)「へっへっへっ…お宝(宝石)ゲットだぜ。コイツは私が死ぬまで借りておくぜ。」
実は霧雨魔理沙(東方project)もこっそり潜入していたのである。
そして、船内倉庫にあった(今までテヌキ(VIPRPG)達が盗んだ)宝石が入った袋を全て盗んでいたのだ。
霧雨魔理沙(東方project)「これだけあれば当面の生活には困らないぜ。余った宝石は魔法の研究(錬金術など)に使うぜ。」
霧雨魔理沙(東方project)は宝石を奪うと箒にまたがり、そそくさと逃げていった。
まさに火事場泥棒である。 >>117
両津「…馬鹿野郎!ふざけんじゃねぇ!!誰がお前らに協力するか!!奪った宝石は返してもらうからな!!!」
だが、両津はテヌキ(VIPRPG)の誘いを断った。
テヌキ(VIPRPG)「…交渉決裂のようだね。なら、ここで死んでもらうぞ!クソゴリラ警官ッ!!」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「助太刀しますぜ、マスター!」
遂に船上でテヌキ(VIPRPG)(+アナザーウィンディ(VIPRPG))と両津の戦いが始まった。
テヌキ「両津勘吉っ!!君にはとびっきりの僕の魔術をお見舞いしてやるっ!!!!」
両津「上等だぁ!!見せてみろその魔術ってのを!!!」
テヌキ「見せてやろうっ!!!!僕のスーパーな魔術を!!!」
持っている杖を思いっきり振ると、巨大な火球が出現。
一直線へと両津へ放ってきた。
なお、船は対魔法防御がしてあるためテヌキの魔法では壊れません!
テヌキ「両津勘吉!!黒こげゴリラになってしまえ!!」
回避する間もなく、両津を火球が覆う!!
テヌキ「はははははははっ!!どうだ!?僕の魔法は!?スゴイだろう!?」
だがしかし。巨大な火球ごときでやられる両さんではない。
天国からも地獄からも拒否されている男に、魔術師の放った火球程度では服を焦がした程度だ。
両津「ああ。少しはすげえな!だがな!それだけだ!!!」
テヌキ「あららぁ〜!?生意気にも僕の魔法を喰らって平然としているねえ君〜!?」
余裕の表情を見せるテヌキ。
しかし、少しばかり焦燥感を出していた。
両津「当たり前だ!こんなもん!!神の電撃や部長のお仕置きに比べりゃ屁とも感じねえぜ!!」 >>119
テヌキ「ふぅん。なら……これならどうかなあゴリラ警官?」
テヌキが手に持ったのは、宝石強盗時に使ったVz61スコーピオンサブマシンガン。
Vz61(弾薬は殺傷性がない魔法弾)を右手に構え、両津に向けて乱射してきた。
両津「vz61か!!厄介なものを出してきたか!!」
アナザーウィンディ「私も忘れちゃ困るぜ!!!」
アナザーウィンディは、一般的なボックスマガジンを使用するタイプのサブマシンガン。
フォアグリップにサプレッサー…チューブ型ドットサイトにレーザーサイトのPP-19-01 Vityazを両津へ乱射。
両津は動物的な感でテヌキとアナザーウィンディの放つ銃弾を避ける。
両津「ガキが銃なんて使うんじゃねえ!!」
テヌキ「へぇ……。避けるなんてスゴイねえゴリラ警官両津!?でも、避けた先にあるのは海だよ?」
だが。両津はいつの間にか船の端まで来ていたのだ。
テヌキ「さあ両津勘吉!僕に協力するかい?そうしたらさっきのお金も。テヌキちゃんランド計画で儲けたお金も両さんのものだよ?」
両津「…………いらん!そんな金はいらねぇ!!今すぐ捕まれ!!子供は子供らしく、学校で勉強しろ!!」
テヌキ「そうかそうか。残念だよ両津!!」
アナウィン「マスターの計画を邪魔するなら海へ落ちてもらおう!!ゴリラ警官ッ!!」 >>120
二人から一斉にトリガーが引かれ、魔法弾が両津に突き刺さ----らなかった。
突如として両津の前に現れたのは、光の壁。
その壁が二人の魔法弾から両さんを守ったのだ。
アシュリー「テヌキちゃん!!!もう終わりにしよう!!」
両津「アシュリーか!!助かったぜ!」
転移魔法のテレポートでブラックホークヘリから移動してきた両さんの友達で魔法使いの少女…アシュリーが
両さんの前に盾になるかのように現れたと同時に、防御魔法を詠唱したのだ。
テヌキ「ややっ!?アシュリー君ではないか!!どうしてここに!?」
アナザーウィンディ「……そうか。あのヘリに両津と乗っていたのか!!!!」
アシュリー「テヌキちゃん!!もうやめよう!?テヌキちゃんのしていることでこの国は大騒ぎだよ!!!
このままじゃテヌキちゃんはお仕置きされちゃうよ!!」
テヌキ「何を言っているんだい!?僕は犯罪なんかしていないよ?テヌキちゃんランド計画のために必要な資金を調達しているのさ!!」
両津「馬鹿野郎!それが犯罪だってんだよ!!!」
アシュリー「大人しく捕まって!!これ以上やったら君は逮捕どころじゃすまないよ!!!!」
テヌキ「うるさあああい!!!いいかよく聞け!僕のテヌキちゃんランド計画は誰にも止められないんだっ!!!」
両津「お前みたいな馬鹿ガキの建てたテーマパークなんか誰も来ねえぞ!アシュリー。お前は行くか?」
アシュリー「行きませんよ。悪さしたお金で建てられたテーマパークなんか…」
テヌキ「黙れええええええ!!!!!」
アシュリー「テヌキちゃん!!もういい加減にして!!これ以上色んな人たちに迷惑をかけないで!!」
テヌキ「うるさい!!僕は捕まらないぞアシュリー!!テヌキちゃんランド計画の邪魔をするなっ!!!」
テヌキ「いつもいつも、僕の邪魔ばっかりするんじゃなあああああああああああいっ!!!!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています