こち亀続編スレッド15
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駅伝大会が長引いたので
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が2016年に連載終了後、5chでこち亀続編として両津勘吉とこち亀のキャラクターが自由に大活躍したり色んなジャンルの作品のキャラクターと共演したりするスレッドです。
本編で出来なかったこと(男祭りなどやビジネス)もこのスレで
ルール
1)主役は両津勘吉な
2)どんなジャンルのキャラクターでも登場してOK ここは一言スレじゃないのでアニメ化されていない作品のキャラでも登場してよい
3)ここで戦闘及びキャラクターの殺害は基本的に禁止。 ただしおしおきでの戦闘。レースでの戦闘はのぞく
4)2chの一言スレや断罪スレで逮捕及び地獄行きになったキャラや絶版されたキャラ等は使用禁止。リセット前で問題行為をしたキャラクターは続編スレも登場禁止。ただし改心したなら使用しても良い。
5)もし両津が悪さをすれば、このスレの番人である大原部長(こち亀)と山下利古里(大帝国) ガッツ(ベルセルク) 地球連邦軍(ガンダムシリーズ) ティターンズ(機動戦士Zガンダム)等の続編スレ警備部隊が両津にお仕置きを執行します。
6)両津が合法的な金儲けをしているときはお仕置きは絶対禁止。やったら執行者がその分の金を払い賠償する事
7)このスレで悪さや両津の悪事に協力したり、逃走の手助けに協力した者もお仕置き対象となります。
8)両津が悪事を働いてないにも関わらずお仕置きを執行した場合は執行者がお仕置きを受け即時絶版。ただし本人である証拠が無ければお仕置き出来ない。
9)両津を殺害、もしくは殺害を宣言したら即絶版及び続編スレ永久登場禁止
10)こち亀以外のキャラが出しゃばりすぎたり両津を不当な理由でお仕置きしようとするとなにか恐ろしい事があるかもしれないぞ
11)一話完結型のため本物の両津がどんなお仕置きを受けたとしても次の話では何事もなかったことになる
12)一話完結だからパラレルワールドも別次元の話もありとする
13)これまでのこち亀続編スレの出来事はなかった事になっているから時系列はこち亀続編スレ1からとなる。よって主役は両津と両津ブラックな
14)続編スレッド乗っ取りしたら即お仕置き対象な
15)使徒化したキャラは無条件でガッツ(ベルセルク)のドラゴンころしで頭をかちわられてください >>144 >>146
テヌキ「くっそおおおお!!!!!!僕のテヌキちゃんランド計画を台無しにしやがってぇ〜ッ!!!!!」
小型ゴムボートに乗っている
テヌキは無事だった。
彼女は隠し持っていた“緊急用の小型ゴムボート”に乗っていたのだ。
本来は自爆装置を作動させた後、これで逃げるつもりだったのだ。
テヌキ「しかも僕の可愛い可愛い具現化まで捕まってしまった…今頃お巡りさんたちにどんな目に遭わされてるかと思うと…」
テヌキ「これからは、僕一人で孤独な戦いを続けなければならないな…」
テヌキ「まずはブラウィンとブラサンを救出しないとな!」
だが、テヌキの逃亡劇は終わりを迎えたのだ。
(ザバアァァァァァァァ!!!)←海上に現れた音
ポセイドン(バビル2世)「(…!)」←小型ゴムボートを持っている
テヌキ(VIPRPG)「わあ!なんだこの巨人は!?」
ポセイドン(バビル2世)によって乗っている小型ゴムボートごと捕らえられてしまった。
テヌキ「コラアアアアアアーッ!!!!なんだお前はっ!?僕はこれから可愛い具現化の救出に…」
そして、警察に引き渡された。 かつしか署 取り調べ室
暁美ほむら[メガネほむら]「取調べが進まないわね。学校があるんで、姫河さん後はよろしく。」
姫河小雪(魔法少女育成計画)「威嚇射撃って、このかつしか署に?」
屯田署長(こち亀)「取調べを進めるしかないな。」
ブラックサンダー「そうさ。窓ガラスだけを狙う狙撃をしろとね。」
ブラックウィンド「宝石強盗をしている間、ここの警察官を署へ封じ込めろと命じられた。」
姫河小雪(魔法少女育成計画)「窓ガラスに魔法弾を撃ち込もうとした、いや、。実際に撃った。」
屯田署長(こち亀)「(>>21によると)グランタワー立石レジデンスから狙撃して、このかつしか署を混乱に陥れたのか。
ブラックウィンド:そうだ。陽動と、警官がおって来れないようにだ。
ブラックサンダー:そう。その建物から狙撃したのさ
姫河小雪(魔法少女育成計画)「それで、君達が宝石強盗団の車に乗ったのは…」
屯田署長(こち亀)「何?宝石が船から離れただと?…取調べを続ける。」
ブラックサンダーI「ああ。マスター達と合流するためさ。」
ブラックウィンドI「宝石が船から離れた…?」
姫河小雪(魔法少女育成計画)「まさか新たに魔法を擬人化させるつもりだった?もしそうなら、許せない!」←怒り、魔法で武器の鎌を呼び出し持つ
屯田署長(こち亀)「君達がアジトに行き、何をするつもりだったのか、はっきり答えてほしい。」
ブラサン「高跳びだ。宝石を換金してな。」
ブラウィン「魔法の擬人化?ああ。魔法具現化の事か。」
屯田署長(こち亀)「もう一度同じ質問だが、私からだ。どこへ高跳びするつもりだった?」
姫河小雪(魔法少女育成計画)「どうせ神聖欧州帝国(ドイツ)でしょ?ほかには?高跳びって遠距離でしょ?」
ブラサン「それは言えねえなあ。」
ブラウィン「…その神聖欧州帝国という国は、知らない。」 かつしか署 取り調べ室
姫河小雪(魔法少女育成計画)「でも、宝石を換金して高跳びしたら、あなたたちのマスターの意に反するんじゃない?」
屯田署長(こち亀)「君達が宝石を換金して高跳びするのを、君達のマスターは今の今まで知らなかったのか?」
ブラウィン「マスターは、高跳びして宝石を換金する予定だった。」
ブラサン「逃げきれたらの、話だったがな。」
姫河小雪(魔法少女育成計画)「それだと、>>311の宝石を換金して高跳びする答えと矛盾してない?」
屯田署長(こち亀)「高跳びが先か、宝石換金が先か、それが問題だ。」
暁美ほむら[メガネほむら]「取調べはもう終わり?…ブラックウィンドIが単独で高跳びして、宝石を換金するっていう方法しか思いつかないんだけど。」
ブラサン「どちらが先かは、マスター次第だ。」
ブラウィン「私達の処遇はどうするつもりだ?」 テヌキ「おいッ!!!!お前たち!!!僕を解放しろ〜ッ!!!!!」
両津「うるせ〜ガキだな…」
冴羽リョウ「この子は悪いことをしたって自覚がないようだな…」
ロープで縛られ、両手には手錠を掛けられたテヌキ。
両脇には逃げ出さないように右隣に冴羽リョウと海坊主。
左隣に両津とアシュリーが。
冴羽リョウ「なあ両さん。これで宝石強盗団は全員か?」
両津「ああ!この子がボスだ。そうだよなアシュリー?」
アシュリー「ええ。テヌキちゃんが宝石強盗団の首謀者です…」
テヌキ「うるさいアシュリーッ!!!お前が両津勘吉と手を組まなければ、僕のテヌキちゃんランド計画がうまく------」
海坊主「お嬢ちゃんはもう黙っていることだ。」
テヌキ「ヒッ!?」
海坊主「お前はこれからお巡りさんたちに取り調べを受けるんだからな?」
2mを優に超える筋骨隆々の大男で、スキンヘッドとサングラスが特徴ともいえる海坊主…
伊集院隼人は、サングラス越しにギロリと少女のテヌキをにらみつける。
威圧感という言葉が具現化した男に至近距離で睨まれるのは。テヌキにとって恐怖だった。
冴羽リョウ「お嬢ちゃん。アンタに聞くが綾瀬と金町、亀有の宝石店で強盗をしたのみならず、かつしか署狙撃にガンダム像強奪をした事に何か言う事は?」両津「全く。この子のしたことはそこらへんの犯罪者がかわいく見えるぜ…」
テヌキ「うるさいうるさいッ!!!!僕のテヌキちゃんランド計画のためにやったまでだッ!!!!よくも邪魔しやがってェェェッ!!!!」
アシュリー「テヌキちゃん…君は!!!!」 かつしか署 取り調べ室
屯田署長「はい。屯田です…そうですか。宝石強盗団のボスを捕まえましたか。」
ブラウィン「そうか。---マスターは捕まったか。」
ブラサン「ちぇっ。これで俺達は刑務所送りか…」
一瞬で自分たちのマスター。テヌキが捕まったと把握する二人。
ブラサン「屯田。アンタに一つ言ってやる。マスターに危害を加えたら俺はアンタに雷をブッ喰らわせてやるぜ」
屯田署長「…危害は加えるなと厳命している。だが、抵抗された時は…」
ブラサン「…………………マスターは俺達の親みてえなもんだ。そのマスターに何かしやがったら、てめえに雷を叩き込んでやるよ。」 >>151
屯田署長「----君たちは、どういうわけか大原くんを激しく憎悪していたそうだな。」
屯田署長「報告書によると、君たちは両津の事を知っており、大原くんを知っているそうだが。なぜ憎悪していたのだ?」
ブラサン「両さんの事は世界中知ってるぜ。伝説の警官ってな?」
ブラウィン「大原部長を憎悪していたことについて…話そう。」
ブラサン「俺が話すよ。前にな。俺とブラウィンの二人で亀有に来たことがあるんだ。」
ブラサン「俺とブラウィンはこち亀の大ファンでな。両さんにサインを貰おうと来たのさ。」
ブラサン「だが両さんはいなかった。俺たちは懸命に探し回った。----ようやく見つけた時。両さんは中川の方にいた。」
ブラサン「---大原にお仕置きされている状態でな。そのせいで両さんにサインをもらえなかったのさ。」 こっちを使うのはかなり久しぶりだ
何年ぶりだろうか >>150
両津「アシュリー!もういい。この子には何を言っても無駄だ…」
冴羽リョウ「ああ。自分がしたことが本気で悪いことだと思ってないようだからな…」
海坊主「かといってお仕置きしたら、その妙な超能力で仕返ししてくるのが目に見えている…」
アシュリー「どうすれば…!?」 屯田署長「今回の宝石強盗団はたった5人と言えど、警察をここまで翻弄した…そのうちの二人は両津の事を知っており、大ファンだと言っている…」
屯田署長「ならば両津の部下にさせれば、宝石強盗はしないのではないか…」 〜葛飾署〜
屯田署長(こち亀)「私に提案があるのだが…彼女(テヌキ(VIPRPG))たち5人をウチの署(葛飾署)に配属するのはどうだろうか?」
次長(こち亀)「署長!本気ですか!?」
屯田署長(こち亀)の提案に次長(こち亀)は驚いていた。
屯田署長(こち亀)「このまま彼女(テヌキ(VIPRPG))たちを刑務所に送っても、出所後に復讐してくるかもしれない。ウチの署(葛飾署)で彼女たちを監視下に置くという名目で、特別警察官として配属させるんだ。それに彼女たちの高い戦闘力があれば、どんな凶悪事件だって解決できる。」
次長(こち亀)「私は反対です!第一、警視総監の許可が下りるわけがない!」
次長(こち亀)は猛反対だった。 留置場
ブラウィン「これで私達も終わりか。」
ブラサン「仕方ねえさ、両さんに負けちまったのが運の尽きってな。」
〜警視庁〜
警視総監「たった5人でここまで警察を翻弄するとは…それにみなとみらいのガンダム像を動かしたとは…一体何者なんだ!?」 両さんたちは、共にかつしか署へと来た。
目的は引き渡しだ。
かつしか署
両津勘吉「署長!ただいま帰投しました!この子が強盗団のボスです!」
屯田署長「ご苦労だった両津!冴羽君も海坊主君もご協力感謝…む?その子は?」
アシュリー(VIPRPG)「初めまして、アシュリーといいます。」
眼の前の緑のとんがり帽子と青い大きなリボン、茶髪と緑目をした魔法使いの服装に身を包んだ少女。
ファンタジー世界から抜け出してきたかのような恰好の少女に屯田署長は尋ねる。
両津「屯田署長は初めてでしたな。この子はアシュリー。わしの友達の魔法使いの女の子だ。この子とは天国にいる花山の爺さんの紹介で知り合ったんだ。」
両津「魔術学校に通っていてな。天国にいる花山の爺さんの教え子なんだ。」
屯田署長「ほう…花山さんの教え子か。」
両津「この子のおかげで、宝石強盗団を捕まえることができたのですよ。そして、宝石強盗団の事も知っています。」
屯田署長「何!?アシュリー君。それは本当かね?」
両津「ここじゃまずいですから、署長室で話しましょう。 >>162 かつしか署の署長室。
屯田署長「アシュリー君。宝石強盗団の事について知っていることを話してほしい。」
アシュリー「屯田署長。まずは何から話せばいいでしょうか?」
屯田署長「留置場に収監中のブラックウィンドとブラックサンダーについてだ。多数の署員があの二人は雷と風を操ってきたと言っている。」
屯田署長「あの二人は何者なのかね?超能力者というのはわかっているが…」
アシュリー「----超能力者ではありません。…魔法具現化です。」
屯田署長「魔法具現化、だと?つまり人ではないのか?」
アシュリー「ええ。魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在のような人に限りなく似た生命体です…」
屯田署長「どうりで署員たちが雷と風を使ってきたと異口同音に言っていたわけだ…」
両津「ええ。えらく恐ろしくて強い相手でした。アシュリーの強化魔法がなかったら逃げられていたかもしれませんからね…」 〜本庁(警視庁)・会議室〜
警察上層部A「宝石強盗団には、然るべき罰を与えるべきだ!」
警察上層部B「だが彼女たちは魔法が使える。魔法使いを収容できる刑務所など、この国にはない。」
警察上層部C「そうなると、脱獄された時や刑務所内で暴れた時の対策が難しいな…。」
警察上層部D「やはりここは“死刑”にするべきだ!」
警察上層部E「確かに彼女たちの罪状は窃盗・器物破損・建造物損壊・建造物侵入・銃刀法違反・暴行・傷害・激発物破裂・殺人未遂…死刑にするには充分だな。」
警察上層部F「警視総監のご意見は?」
警視総監(こち亀)「う〜む…。」
本庁(警視庁)では警視総監(こち亀)以下警察上層部の者たちで、テヌキ(VIPRPG)たち宝石強盗団への処分が議論されていた。 >>164
〜本庁(警視庁)・会議室〜
警視総監「その宝石強盗団だが、先ほど屯田署長から連絡が来た。」
警視総監「魔法使いの少女を除いた彼女たちは人間ではないとのことだ。」
警察上層部A「どういうことです?」
警視総監「魔法具現化、という人に限りなく似た生命体のようなのだ。」
警視総監「両津勘吉巡査長と行動を共にしていた少女によると、彼女たちは魔法具現化。魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在だとのことだ。」 テヌキ「コラアアアアアア〜ッ!!!!!僕のテヌキちゃんランド計画の邪魔をしやがってェェェッ!!!!!」
テヌキ「お前達全員、テヌキちゃん愛護法違反で、仕返ししてやるからなぁ〜ッ!!!!」
ロープで縛られ、両手には手錠を掛けられたテヌキ。
テヌキ「そして僕を撃ってくれた狙撃手は絶対に許さないからなぁ〜!!!!あとあのガンダム像は僕のものだ!!!!」 >>165
〜本庁(警視庁)・会議室〜
警察上層部A「彼女(テヌキ(VIPRPG))たちが人間ではないとすると、話は複雑になりますな…。」
警察上層部B「人間でないなら、“人権”も無いことになるな。」
警察上層部C「そうなると、彼女たちは“動物”のようなもの…罪を問えなくなります。」
警察上層部D「やはり“死刑”にするしかないな。住宅街で暴れる熊や猪を殺処分するようなものです。」
警察上層部E「もしくは、どこかの研究所で厳重に管理するしかない。」
警察上層部F「警視総監、ご決断を。」
警視総監(こち亀)「…実は先ほどの連絡で屯田くん(屯田署長(こち亀))から提案があった。彼女たち5人を葛飾署に配属したいそうだ(>>158)。」
警察上層部A「な、何だって!?」
警察上層部C「正気か!?」
警察上層部F「本当ですか警視総監!」
警視総監(こち亀)「うむ。屯田くんの話では『このまま宝石強盗団を刑務所に送っても出所後に復讐してくる恐れがある。それなら葛飾署で彼女らを監視下に置くという名目で、特別警察官として配属させるべきだ。自分の署には“両津”や“アシュリー(VIPRPG)”などの強力な存在がいる。彼女たちを完全に支配下に置くことは可能だ。それに彼女たちのSATをも凌駕する高い戦闘力があれば、どんな凶悪事件だって解決できる。』だそうだ。」
警察上層部A「”毒を以て毒を制す”…というわけか。」←賛成
警察上層部B「何を考えているんだ彼は…きっと疲れているのだな。」←反対
警察上層部C「だが、悪い話ではない…。」←賛成
警察上層部D「反対だ反対!!さっさと死刑にしろ!!」←反対
警察上層部E「さっきから死刑死刑うるさいぞ!それに何か他に方法があるのか?」←賛成
警察上層部F「警視総監はどうお考えですか?」←賛成
警視総監(こち亀)「私は…この提案に吞んでみようと思う。」←賛成
その後、警視総監(こち亀)は反対派を押し切り屯田署長(こち亀)の提案に賛成する意思を固めた。
〜葛飾署・署長室〜
屯田署長(こち亀)「はい…はい…本当ですか!?あ、ありがとうございます警視総監!では、失礼いたします。(ガチャン)」←電話を切った
次長(こち亀)「どうしたのだね署長?」
屯田署長(こち亀)「警視総監の…許可が下りた。」
次長(こち亀)「本当か!?」
また、このことはすぐさま葛飾署の屯田署長(こち亀)にも(電話で)伝えられた。
これにより、テヌキ(VIPRPG)以下5名は『特別警察官』として葛飾署に配属することが認められたのである。 寺井洋一「両さんたちが捕まえた宝石強盗団。リーダー以外は人間じゃないみたいだよ?」
本田速人「でも、外見は皆女の子でしたよ寺井さん?」
ボルボ西郷「両津と協力していた魔法使いの話によると、魔法具現化、という人に限りなく似た生命体らしい」
左近寺竜之介「魔法具現化?RPGゲームから出てきたような名称だな。」
ボルボ西郷「話によれば魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在だそうだ。」
ボルボ西郷「しかも狙撃手の二人は、風と雷を操ってきたと異口同音に言っている。」 爆竜大佐「宝石強盗団の五人のうち四人は、人間ではないそうだ。」
ジョディー「映像を見たけど、どう見ても女の子だったわパパ。」
爆竜大佐「それが両津と協力していた魔法使いによれば、四人は人間ではなく魔法具現化と呼ばれる人に似た生命体だそうだ。」
爆竜大佐「SNSに四人のうち二人が写っている映像があったが、凄まじい身体能力で警察を翻弄した。」 牢獄内
テヌキ「くそおおおおおお〜!!!!出せええええええ〜!!!!」
ブラックウィンド「マスター。叫んでも体力を消耗するだけだ。」
ブラックサンダー「そうだ。大人しくしてるのが吉ってもんだぜ。」
アナザーわてり「あ〜あ。俺達どうなるのかね?」
アナザーウィンディ「大原部長オチだろうな…アシュリーも両津に協力していたから、アシュリーもお仕置きしてくるだろう…」 テヌキ(VIPRPG)達宝石強盗団は捕らえられ、(魔法攻撃をも防ぐ特殊な)牢獄の中で処分を待っている状態である。
ようやく平和を取り戻した亀有だったが、新たなる騒動が起きようとしていた。
〜亀有・某所〜
亀有住民A[残り54年]「おい!お前の頭上に変な文字が浮かんでるぞ!」
亀有住民B[残り28年]「そういうお前だって“残り54年”って頭上に書いてあるぞ!」
亀有住民C[残り70年]「何なのかしら、この数字…?」
突如、人々の頭上に“謎の数字”が表示されてしまったのである(数字は全員バラバラ)。
しかもそれは亀有だけではなく、日本全国で発生していた。
実はその数字は“その人の残りの寿命”だということに、まだ誰も気づいていなかった…。
〜NEXT EPISODE『寿命可視化騒動!!の巻』〜 〜TV〜
アナウンサー[残り55年]「ここで臨時ニュースです。日本各地で“人々の頭上に『残り○○年』と表示される謎の現象”が発生している模様です。○○の中の数字は人によってバラバラであり、これが何を表しているのかを解明するため、政府は緊急で専門家チームを作り解析している模様です。繰り返します。日本各地で…」
“謎の数字”の件はTVで臨時ニュースとして報道されていた。
アナウンサー[残り55年]「たった今新しい情報が入ってきました。専門家チームによると、この謎の数字は“その人の残りの寿命”を表していることが判明した模様です。繰り返します。専門家チームによると…」
そして、その“謎の数字”が“その人の残りの寿命”であることも判明した。
〜東京・某所〜
都民A[残り72年]「な、何だって〜!」
都民B[残り20年]「俺はあと“20年”しか生きられないのかよ…。」
都民C[残り18年]「おい!なんでお前のほうが長生きなんだよ!」
都民D[残り60年]「知らないわよそんなの!日頃の不摂生のせいでしょ!」
頭上の数字が“残りの寿命”だとわかると、日本各地で混乱が起きた。 両津「おい!中川!頭上に数字が書いてあるぞ!」
中川(こち亀)「え?何がですか?」
宝石強盗団が捕まり、平和になったはずの交番でも、事件が起きようとしていた… 〜亀有公園前派出所〜
中川圭一[残り75年]「宝石強盗団が捕まって一件落着だと思いましたが、今度は“残りの寿命”が見えるようになってしまうなんて…。」
秋本麗子[残り78年]「どうすれば消えるのかしら?この数字。」
大原部長[残り20年]「ワシはあと“20年”の命か…(角田)大介や(角田)桜が結婚するのを見れればいいんだがな…。」
丸井ヤング館(寺井)[残り25年]「僕の寿命短いな…家やクルーザーのローンがまだ残っているのに…どうしよう…。」
“寿命可視化現象”の影響は、派出所メンバーも受けていた。
そして、“ある人物”の寿命が後に騒動を引き起こすキッカケになることを、まだ誰も知らなかった。
両津[∞(無限大)]「うおっす。」←出勤してきた
中川圭一[残り75年]「あっ、先輩おはようござ…えっ!」
秋本麗子[残り78年]「りょ、両ちゃん…寿命が…。」
両津[∞(無限大)]「ああ、これか?」
両津の頭上には“∞(無限大)”と表示されていたのだ。 〜同時刻・葛飾署〜
ニュースキャスター[残り63年]「昨夜未明東京都○○区のコンビニで強盗事件が起きました。犯人の20代の男は数時間後に逮捕されました。男は“自分の寿命は『あと1年』であり、死ぬ前に大金が欲しかった”などと供述していたそうです。」←備え付けのTVの映像
(ピッ)←チャンネルを変えた
ニュースキャスター[残り56年]「ニュースです。日本各地の病院で寿命が短い人達が殺到し、対応が追い付かず治療が出来ない病院が続出しています。また、寿命が残り少ない人の治療を後回しにする病院が増えているとの情報があり、政府が緊急で調査団を派遣した模様です。」←同じく
(ピッ)←チャンネルを変えた
ニュースキャスター[残り48年]「速報です。寿命が短い人達を解雇したり採用しない企業が続出している模様であり、政府は緊急で対応を急いでいます。」←同じく
小野小町(こち亀)[残り75年]「どのチャンネルも“寿命可視化現象”のことで持ち切りね。」
清正奈緒子(こち亀)[残り76年]「せっかく“宝石強盗団”の事件が解決したのに、また事件が起きるなんて…。」
擬宝珠纏(こち亀)[残り90年]「一体誰が何のためにこんなことをしたんだよ?」
“寿命可視化現象”の影響により、日本各地は混乱していた。
〜葛飾署・署長室〜
屯田署長(こち亀)[残り23年]「やっと一息つけると思ったが、新たなる問題が起きてしまったな…。」
次長(こち亀)[残り21年]「“寿命可視化現象”の影響で日本の治安は悪くなってきている…葛飾区も例外じゃない。」
屯田署長(こち亀)[残り23年]「何とかしなければ…。」
葛飾署も、急激な治安悪化の対応に追われていた。 牢獄内
テヌキ「くそ〜!!テヌキちゃんランド計画が〜!!!!」
ブラックウィンド「マスター。叫ぶだけ無駄だ。叫べば体力を消耗するだけだ。」
ブラックサンダー「そうはいってもねえ…この魔法攻撃をも防ぐ特殊な牢獄だ。俺たちの魔法は使えねえ。」
アナザーわてり「銃も没収されちまったからなあ…」
アナザーウィンディ「今ごろは徹底的な調査をされているだろう。」 >>182
〜(テヌキ(VIPRPG)達がいる)牢獄〜
監視員[残り27年]「おかしいな…この娘達の頭上には“数字”が浮かんでいない。人間じゃないからか?」←見回りに来た
牢獄にいるテヌキ(VIPRPG)達には“寿命可視化現象”は起きていなかった。
どうやらこの現象は“人間にだけ”起きているらしい。
〜亀有公園前派出所〜
中川圭一[残り75年]「先輩の寿命が“∞(無限大)”!?」
秋本麗子[残り78年]「信じられないわ…。」
両津の残りの寿命が“∞(無限大)”と表示されていることに、派出所メンバーは驚いていた。
両津[∞(無限大)]「わしの憶測だが、わしは天国からも地獄からも出禁になっている。だから死にようがないんだろう。」
実は両さんは天国からも地獄からも受け入れを拒否されており、事実上寿命が無いのである(一応150歳まで生きることは確定している)。
大原部長[残り20年]「そういえばそうだったな…。」
丸井ヤング館(寺井)[残り25年]「羨ましいなあ…少し分けてほしいくらいだよ…。」 >>185
テヌキ「おいッ!!!僕は、人間だぞ!!!!」
ブラックサンダー「マスターだけは人間だが…俺たちは人間じゃねえ。」 >>186
ブラックウィンド(VIPRPG)「マスター!マスターの頭の上に変な数字が!?」
テヌキ(VIPRPG)[残り60年]「な、何だこれは!?」
テヌキ(VIPRPG)の頭上にも“残りの寿命”が表示された。 〜日本・某所〜
警察官[残り35年]「ナイフを捨てなさい!」
男[残り6ヶ月]「うるせえー!俺の命は残り僅かなのに、なんでてめえらは長生きなんだよー!」←ナイフを持って暴れている
老婆[残り20年]「ひったくりよー!鞄を返してー!」
男[残り1年]「最後ぐらいこの金で豪遊させてもらうぜ!」
女性[残り40年]「子供が捨てられているわ…。」
赤ちゃん[残り90年]「オギャー!オギャー!」
“寿命可視化現象”が発生してはや1ヶ月。
寿命が少ない人が自暴自棄となって犯罪に走ったり、自身の寿命が短いせいで子供を育てられなくなった人が子供を捨ててしまう事件が日本各地で相次いで起きていた。 そんな中、あるニュースが事態を一変させる。
アナウンサー[残り61年]「臨時ニュースをお送りいたします。本日、東京のある病院で“自分の寿命を他の人に分け与える技術”の開発に成功したとの情報が入ってきました。詳しい情報が入りしだい、続報をお伝えします。」←TVの映像
ある病院が“寿命を譲渡する技術”の開発に成功したのである。
このニュースは日本中を駆け巡り、寿命が短い人達は歓喜に沸いた。 屯田ゴメス署長「両津。その子…アシュリー君と一緒に本庁に向かってくれないか。」
両津「本庁にですか??」
屯田ゴメス「うむ。君達二人が宝石強盗団と追跡の末に捕まえたそうだからな。」
屯田ゴメス「警視総監が宝石強盗団について知っている事を話してほしいのだ。」
アシュリー(VIPRPG)「わかりました。」
両津「行くぞアシュリー。」
二人は本庁へ向かう事になった。 警視庁。
日本の首都東京都が設置した警察組織であり、東京都内を管轄区域としている。
警察法上、東京都公安委員会の管理を受けるが、給与支払者は東京都知事である。
関東管区警察局の管理下には置かれておらず、警察庁の直接監督下にある。
〜警視庁 正門〜
両さんとアシュリーは警視庁前に来た。
途中で見かけた通行人は、両さんの隣にいる魔法使いらしきの少女が珍しいのか…
スマートフォンで撮影をしていた。
警視庁入口門番「よく来てくれたな両さん。あれ?その子は?」
両津「宝石強盗団捕縛に協力してくれた魔法使いの子だ。」
アシュリー「初めまして。アシュリーと言います。」
両津「この子のおかげで宝石強盗団を捕まえることができた。」
警視庁入口門番「そ、そうか…なら入って、どうぞ。(外国人…かな?)」
二人は内部へと入っていく。
警視庁内部には、多数の警官と職員が仕事中であったが、
両さんと同時に入ってきた
緑のとんがり帽子と青い大きなリボン、茶髪と緑目が特徴の魔法使いの少女に一斉に注目する。
警官「(コスプレ…じゃないな。)
警官「(馬鹿。あの子両さんに協力してた魔法使いだ。)」
警官「(どこのキャラクターだ?)」
警官「(魔法なんて初めて見た…・)
両津「すまない。会議室はどこだ?」
受付「両津勘吉様と…その子は?」
両津「アシュリーだ。宝石強盗団捕縛に協力してくれた子だ。」
受付「アシュリー様ですね。迎えの者が来ますので少々お待ちください。」 >>195
〜本庁(警視庁)・会議室〜
両津「両津巡査長。只今到着しました。」
警視総監「よく来てくれた両津勘吉巡査長。そして…そちらの子は…両津巡査長に協力してくれた市民かね…?」
アシュリー「…アシュリーと、言います。」
警視総監「アシュリー君か。…この度は両津巡査長に協力し、宝石強盗団の捕縛を感謝する。」
警察上層部A「(魔法使い…?)」
警察上層部B「(コスプレか?)」
警察上層部C「(まるでRPGの世界から抜け出してきたかのような子だ…)」
警察上層部D「(この子が両津と共に、宝石強盗団捕縛に協力してくれた子か。)」
警察上層部E「(動画を見たが、宝石強盗団のリーダーと同じ魔法を使っていた。)」
警察上層部F「(まさか生きているうちに、ファンタジー世界のような光景を見ることになるとは…)」
警視総監「アシュリー君。君は両津巡査長と共に、宝石強盗団の全員を捕縛した事をこちらでも把握している。」
警視総監「だが彼女たちは、先に報告してきた屯田署長の話によると。リーダー格以外は人間でない魔法具現化という生命体だとの事だ。」
警視総監「一体魔法具現化とはどういう生命体かね?」
アシュリー「----魔法が人のように、命・意志・感情を持ち具現化した存在のような生命体です…」
両津「実際に私は宝石強盗団の四人と交戦したんですが、全員魔法を使ってきました。狙撃をしてきた二人は雷と風の魔法を使って攻撃を仕掛けてきました…」
警視総監「…両津巡査長。一番脅威だと感じたのは?」
両津「茶髪の少女です。恐ろしいほどの銃の腕前でした。」
両津「しかも跳躍しながら空中で正確に地上にいる警官三人の拳銃のみを弾き飛ばし、着地後すぐさま残りの警官三人の弾き飛ばしました。」 〜時系列(未来を含む)〜
宝石強盗団を捕縛→宝石強盗団が葛飾署に配備→寿命可視化現象→自動車レース大会 分煙化されたおかげで健康面の心配がなくなった
こんな都合よくていいのか >>196
警察上層部A「なんという身体能力だ…。」
警察上層部B「魔法を使わなくても強いのか…。」
警察上層部C「にわかには信じがたいが…事実なのだな。」
警察上層部D「銃の腕も良いのか…。」
警察上層部E「あの動画はフェイクではなかったのか…。」
警察上層部F「今後は“魔法”に対する対策も必要だな…。」
両津の話を聞いた“警察上層部のメンバー”は、動揺を隠せなかった。 >>200
両津「ええ。本当の事です。私含む多数の警官がはっきりとこの目で見ました。そりゃもう物凄い身体能力でした。」
警視総監「両津君…君はどうやってその恐ろしい相手を捕まえたのだね?」
両津「隣にいるアシュリーのおかげです。この子がわしに強化魔法をかけてくれたのと、強盗団のメンバーに麻痺魔法をかけてくれたおかげで捕まえることができました。」
警視総監「両津君。実はもう一つ気になる情報があるのだが…金髪の少女なのだが…」
アシュリー「金髪の子…ブラックサンダーちゃんですね…」
警視総監「そのブラックサンダーだが、どういうわけか両津君の上司の大原部長を激しく憎悪していたとの情報がきている。なぜ大原部長を憎んでいたのかね?」
両津「わかりません… >>201
アシュリー(VIPRPG)「…!そういえば、屯田署長から“これ”を預かっていました。取り調べの内容だと言われました。」
実は本庁に向かう直前、アシュリー(VIPRPG)は屯田署長から“ボイスレコーダー”を預かっていたのだ。
アシュリー(VIPRPG)はそのボイスレコーダーを再生した。
〜再生中〜
屯田署長「どういうわけか、君たちは大原くんを激しく憎悪していたそうだな。報告書によると君たちは両津の事を知っており、大原くんの事も知っているそうだが、なぜ憎悪していたのだ?」
ブラサン(VIPRPG)「両さんの事は世界中知ってるぜ。伝説の警官ってな?」
ブラウィン(VIPRPG)「大原部長を憎悪していたことについて…話そう。」
ブラサン(VIPRPG)「オレが話すよ。前にな、オレとブラウィンの二人で亀有に来たことがあるんだ。オレとブラウィンはこち亀の大ファンでな、両さんにサインを貰おうとして来たのさ。
だが両さんはいなかった。オレたちは懸命に探し回った。ようやく見つけた時、両さんは中川の方にいたんだ…大原にお仕置きされている状態でな。そのせいで、両さんにサインを貰えなかったのさ。
オレは大原を憎んだ。オレたちの大好きなこち亀の主人公・両さんがいつも大原に叱られ、毎度のように大原からお仕置きを受けている姿を見るのが堪えられなかった。おまけにサインを貰い損ねてしまった。
だから決めたんだ。いつかオレたちの手で憎き大原を懲らしめてやろうってな。」
ブラウィン(VIPRPG)「これが、私とブラサンが大原部長を憎悪していた理由だよ。」
〜再生終了〜 まぁ悪くはなかった
結果も上々
得た物は……あったかな? >>202
警察上層部A「そんな理由で恨んでいたのか…。」
警察上層部B「くだらない理由だな。」
警察上層部D「上司が部下を叱るのは当然だろう。」
警視総監「…とにかく、これで彼女たちが大原部長を憎んでいる理由がわかったな。」 >>208
警視総監「だが彼女たちは、両津巡査長のファンだそうだな。」
両津「ええ。わしの大ファンだと署長から聞かされました。」
警視総監「つまり両津巡査長の指揮下に置けば、制御できるのではないか?」
両津「確かにあの五人の身体能力と魔法は犯人逮捕やそれ以外にも大いに役立つでしょう…」
両津「(最悪部長から逃げるのにも協力してくれるかもしれん。だがそれでは囮にすることになる。)」 >>209
アシュリー(VIPRPG)「本気なんですか警視総監さん!?またテヌキちゃん達が裏切ったらどうするんですか!」
アシュリー(VIPRPG)は警視総監の提案に驚いていた。 >>210
警視総監「もちろん条件を付ける。両津巡査長を一度でも裏切れば、厳罰を下す。と」
警視総監「そして監視にブレイブポリス・サイバトロン・デカレンジャーを付けよう」 >>210
両津「(それならいいか…)わかりました警視総監。その提案を受け入れましょう。」
アシュリー(VIPRPG)「本気なの!?両津さん!」
両津「ああ。だが(大原)部長や(屯田)署長にも話を通してからだ。」
警視総監「安心したまえ。彼らには私から話しておくよ。」
こうして、テヌキ(VIPRPG)達は両津の指揮下に置かれることが決定した。 かつしか署
大原部長「なんですと!?宝石強盗団が両津の指揮下に!?」
屯田署長「うむ。彼女たちの凄まじい戦闘力と、両津をやたら慕っていることから、両津の指揮下に置くとの通達だ。」
大原部長「わしに雷を喰らわせたあの子が両津の指揮下に来るのか…」
屯田署長「そうだ。下手に両津をお仕置きしたら雷を放って来るだろう。」 かつしか署
かつしか署婦警「ねえ聞いた?宝石強盗団が両津勘吉の指揮下にはいるんですって」
かつしか署婦警「ってことは大原部長に雷を放った子が両津勘吉の指揮下になる事ね…」
かつしか署婦警「もし両津の悪口を言ったら雷を打ってくるかもしれないわ…」
かつしか署警官「あの子。やたら大原部長を憎悪していたからなあ・・・」
かつしか署警官「しかもあの子たち、両さんと魔法使いの女の子のタッグでやっと捕まえられたんだろ?」
かつしか署警官「特殊刑事課もあの子たちの超能力で捕まえられなかったからな…」 かつしか署
小野小町「うそでしょ!?宝石強盗団が原始人の指揮下になるの!?」
清正奈緒子「あの恐ろしい超能力を使ってくる子たちが!?」
擬宝珠纏「本庁は何を考えてるんだよ?」 〜(テヌキ(VIPRPG)達がいる)牢獄〜
監視員「おい、お前たち。外に出ろ。」
ブラックウィンド(VIPRPG)「何ですか?」
ブラックサンダー(VIPRPG)「いよいよ処刑か?」
テヌキ(VIPRPG)「僕たちをどうするつもりだ!」
監視員「お前たちの処分が決まった。黙ってついて来い。」
アナザーわてり(VIPRPG)「これからどうなるんだろうね?」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「そんなの俺が聞きてえよ…。」
テヌキ(VIPRPG)達は葛飾署へ移動となった。 米軍基地
ジョディー・爆竜・カレン「パパ。宝石強盗団が両さんの指揮下になるそうよ」
爆竜大佐「あの超能力を使ってくる少女強盗団がか。茶髪の子と金髪の子は欲しかったが…」 〜葛飾署・とある部屋〜
ブラックウィンド(VIPRPG)「ここって葛飾署ですよね?」
テヌキ(VIPRPG)「こんなところに呼び寄せてどうするつもりだ?」
テヌキ(VIPRPG)達は葛飾署へ到着した。
(ガチャ)←ドアが開いた音
するとドアが開き、両津・アシュリー(VIPRPG)・大原部長・屯田署長が入ってきた。
アナザーわてり(VIPRPG)「これから何が始まるの?」
アナザーウィンディ(VIPRPG)「そんなの知らねえよ…。」
屯田署長(こち亀)「うおっほん…。テヌキ(VIPRPG)、ブラックウィンド(VIPRPG)、ブラックサンダー(VIPRPG)、アナザーわてり(VIPRPG)、アナザーウィンディ(VIPRPG)、以上5名は本日付で両津巡査長の指揮下に置かれることとなり、葛飾署に特別警察官として配属する。
なお、監視にはブレイブポリス・サイバトロン・デカレンジャーを付け、両津巡査長を一度でも裏切れば厳罰を下すことにする。」
テヌキ(VIPRPG)「え…えぇ!?」
突然の発表にテヌキ(VIPRPG)達は驚きを隠せなかった。 >>219
テヌキ「なぁんだって!?僕達がかつしか署に配属ぅ〜!?」
ブラックサンダー「マジで!?あの両さんの指揮下になるの!?」
ブラックウィンド「私達が警官か…」
アナザーウィンディ「し、信じられない…」
アナザーわてり「俺らが警官になるたぁ信じられねえぜ…」 >>220
屯田署長(こち亀)「嘘ではない。ちゃんと警視総監から許可が出ている。警視総監曰く、SATや軍隊をも凌駕する君たちの高い戦闘力を失うのは惜しいとのことだ。」
大原部長(こち亀)「それに君たちは両津をやたら慕っていることから、両津直属の部下になったほうがいいだろうと判断した。」
アシュリー(VIPRPG)「テヌキ(VIPRPG)ちゃん、これで今までの罪を償ってね。」
両津「そういうことだ。これからお前らはわしの部下だ。よろしくな!」
こうして、テヌキ(VIPRPG)達5人は両津直属の部下として葛飾署に“特別警察官”として配属された。
これで宝石強盗事件は本当に幕を下ろした。 〜NEXT EPISODE『寿命可視化騒動!!の巻』〜 テヌキ(VIPRPG)達5人は両津直属の部下として葛飾署に配属されたその日…
尾崎網彦[プラモ屋]<残り?年>(こち亀)「ガンダムファクトリーのガンダムを盗んだ強盗が両さんの部下か…両さんがまたプラモ買いにきたらボーナスもらうしかないな…」
〜横浜市〜
横浜市民[残り30年]「ガンダム強盗、かつしか署に配属になったらしい。」
横浜市民[残り20年]「ガンダムだけじゃなくって、宝石も盗んだって聞いたわ。」
ガンダムファクトリー職員[残り15年]「もうこっちにこないでね。」
〜かつしか署〜
テヌキ(VIPRPG)達5人が両津直属の部下として葛飾署に“特別警察官”として配属されるその日…
引越し業者[残り22年]「かつしか署の中の備品、1つ残らず運び出しました。」
かつしか署員[残り12年]「署員全員、退勤確認しました。署に残っている署員は誰もいません。」
ボルツ・デクスター[残り?年](THE MARGINAL SERVICE)「こっちは準備OKだ。いつでもいいぞ。」←トランシーバーで連絡
〜かつしか署近くのビル〜
風間公親(教場)「警察学校に通わずに、警察官になるなんて…法律違反をしないか心配だ。」
ゼノ・ストークス(THE MARGINAL SERVICE)「東京消防庁の申請に時間がかかった。建て直すから許可が下りたらしい。」
ブライアン・ナイトレイダー(THE MARGINAL SERVICE)「準備ができたか。マージナルエクスプロージョン!」←トランシーバーを持っている
かつしか署近くのビルから、ロケットランチャーが発射され、かつしか署に当たった。
かつしか署は東京消防庁の指導の下、避難訓練の日だった為、あらかじめ用意していた消防車によって火消しされた。
かつしか署の建物は、ユンボル(重機人間ユンボル)らの建設系キャラによって外観から元通りに再建された後、引越し業者が預かっていたかつしか署の備品などは寸分違(たが)わず元の位置に戻された。
ボルツ・デクスター[残り?年](THE MARGINAL SERVICE)「やれやれ、ひと手間かけやがって、お前が境界人の上司か?境界人に関わるとろくな事がない、ほらよ。」←領収書を両津に渡す
両津「宝石強盗もテヌキちゃんランドももうこりごりだー!!」
こち亀SP 両津VS宝石強盗団!の巻(おわり) >>191の続きから始めます。
〜『寿命可視化騒動!!の巻』これまでのあらすじ(>>175から>>191)〜
ある日、両津たちの頭上に“残りの寿命”が表示されるようになってしまった。
それは亀有だけでなく日本中で発生しており、消し方もわからず人々は戸惑っていた。
しかし、両津の寿命は“∞(無限大)”と表示されていた。
これは両津が天国からも地獄からも受け入れを拒否されており、事実上寿命が無いためである。
政府はこの現象を“寿命可視化現象”と命名。
有識者を集め対策を行うものの、打開策を得られなかった。
“寿命可視化現象”が発生して1ヶ月経ち、街の様子は様変わりしていた。
寿命が少ない人が自暴自棄となって犯罪に走ったり、自身の寿命が短いせいで子供を育てられなくなった人が子供を捨ててしまう事件が日本各地で相次いで起きていた。
そんな中、あるニュースが事態を一変させる。
ある病院が“寿命を譲渡する技術”の開発に成功したのである。 〜東京・ペシミズム厭世病院〜
お爺さん[残り2年]「寿命をおくれ〜。」
中年男性[残り8年]「寿命をください!娘の花嫁姿が見たいんです!」
主婦[残り38年]「うちの息子は“余命1年”なんです!どうか、寿命を!」
タチバナ(搾精病棟)[残り20年]「一列に並んでください!」
ヤマグチ(搾精病棟)[残り23年]「くそ〜!なんでアタシ達が外来の対応までしなくちゃいけないんだよ!」
東京都にある病院『ペシミズム厭世病院』。
病床数は200であり、診療科は整形外科・救急科・肛門科が存在する。
しかし、この病院には性格の悪いナースが多いと言う最悪な評判である。
今この病院には多くの“寿命を求める者たち”が押しかけ、エントランスは混迷状態だった。
なぜならば、この病院こそ“寿命を譲渡する技術”の開発に成功した病院なのである。
〜数週間前〜
アマミヤ(搾精病棟)[残り25年]「“寿命を譲渡する技術”が出来たわよおおおおおおお!!!これで死ぬまで一緒にいられるわねオオツカちゃんんんんんん!!!」
オオツカ(搾精病棟)[残り45年]「ウスッ!」
ちなみに、開発したのはアマミヤ先生(搾精病棟)である。 〜『寿命可視化騒動!!の巻』・この先のプロット(一部変更する可能性あり)〜
アマミヤ(搾精病棟)が開発した“寿命譲渡装置”は、頭にヘルメット状の機械(α)を被せ、それとケーブルで繋がっている装置を稼働させることで寿命を吸い取り(吸い取っている間は電流が流れ苦痛を伴う)、吸い取った寿命を“寿命を渡す人”の頭に同じくケーブルで繋がれたヘルメット状の機械(β)を被せ、ケーブルを通して寿命を渡す仕組みである。
実は病院では、入院している患者達(ほぼ老人)から寿命を吸い取り、それを他の人たちに売買していたのである(寿命1年につき1万円)。
これを主導していたのは看護師長・テンドウ(姉)(搾精病棟)達6人(テンドウ(姉)・テンドウ(妹)・ヌマジリ・キリタニ・アマミヤ・オオツカ)である。
しかし、やがて人の数にも限界が生じどうしようかと考えていた矢先、両津の寿命が“∞(無限大)”であることを知る。
テンドウ(姉)(搾精病棟)は部下に命令し、両津を誘拐・監禁する。
両津は天蓋付きのベッドの上で目覚めるが、両手両足を“とあるルート(反社)”から手に入れた絶対に切れない鎖で繋がれていた(しかも電子ロック付き)。
しかも、首には首輪が着けられていた(実はGPS付き)。
両津が監禁されている部屋は“(病院内に作られた)スイートルーム”であり、両津は外に出られないことと寿命を吸われること以外“何不自由のないVIP待遇”を受けていた。
部屋には時々タチバナ(搾精病棟)達が食事を運んだり掃除をしに入ってきており、両津は彼女たちと交流を深める。
やがてタチバナ(搾精病棟)達は両津と打ち解け、味方になる。
一方、テンドウ(姉)(搾精病棟)達は両津から無秩序に溢れる寿命を売買し、巨万の富を得ていた。
しかも、自分たちの寿命を“1000年”にまで延ばしていた。
一方、葛飾署では行方不明になった両津を探すため警察官・特殊刑事課・(新たに両津の部下となった)テヌキ(VIPRPG)達などを総動員して捜索する。
やがて両津が病院に監禁されていることを知り、捜査に入る。
多くの妨害を受けながらも、タチバナ(搾精病棟)達の助けもあり両津を発見・救助する。
テンドウ(姉)(搾精病棟)達の悪事は暴露され、両津達は彼女たちから抵抗を受けながらも最終的にテンドウ(姉)達は逮捕される。
病院は体制を一新し、タチバナ(搾精病棟)が看護師長に就任する。
その後両津はテンドウ(姉)(搾精病棟)達の真似をして自分も儲けようとするも、人々の頭上に浮かんでいた残りの寿命は消え“寿命可視化現象”は突如として終わりを迎える。
「こんなのってありかー!」という両津の悲痛の叫びだけがこだました。
結局“寿命可視化現象”の原因はわからずじまいで終わる。 かつしか署
ブラックサンダーI「署内の奴等に変な数字が出てるねえ。」
ブラックウィンドI「マスターの頭の上の数字は[残り60年]か。」
アナザーわてり「こいつは一体なんだ?」
アナザーウィンディ「わからない。何の数字か…」
※警官の服着用済み 〜葛飾署・備え付けのTVの映像〜
TVリポーター[残り28年]「こちらは東京都にある『ペシミズム厭世病院』前です。“寿命を譲渡する技術”の開発に成功したとされるこの病院には、連日多くの人たちが殺到しています。残念ながらTVカメラは中に入れないため、病院前から中継しております。寿命が延びた人たちに話を伺いましょう。」
お爺さん[残り20年]「寿命が延びたわい。」
中年男性[残り58年]「おかげさまで寿命が延びました。これで娘の花嫁姿が見れます。」
主婦[残り38年]「本当に感謝しています。これでうちの息子が長生きできます。よかったわね?」
息子[残り51年]「うん!」
TVリポーター[残り28年]「現場からお伝えしました。」
〜葛飾署・備え付けのTVの前〜
小野小町(こち亀)[残り75年]「“寿命を譲渡する”なんて本当にできるのかしら?」
清正奈緒子(こち亀)[残り76年]「なんか怪しいわね…。」
TVでは“寿命を譲渡する技術”を開発した『ペシミズム厭世病院』のことで話題になっていた。 〜ペシミズム厭世病院・病室〜
(バチバチバチバチ!!!)←電流が流れている
お爺さん[残り20年]「ぎゃああああああ!!!!!」←頭にヘルメット状の機械(α)を被せられている
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「お爺さあああああん!少しの辛抱だから我慢してねええええええ!」
お爺さん[残り2カ月]「…。(ピクピク)」
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「あらぁあ気絶しちゃったわあああああ!でもピクピク動いているから大丈夫よねええええ!」
オオツカ(搾精病棟)[残り45年]「ウスッ!“寿命20年分”入りましたッス!」
病室では、アマミヤ先生(搾精病棟)が“寿命譲渡装置”を使い、入院中の老人から寿命を吸い取っていた。
実は病院では入院している患者達(ほぼ老人)から寿命を吸い取り、それを他の人たちに売買していたのである!
寿命1年につき1万円で販売し、大儲けしていたのだ。
※寿命譲渡装置の仕組み
“寿命譲渡装置”は(寿命を吸い取る人の)頭にヘルメット状の機械(α)を被せ、それとケーブルで繋がっている装置を稼働させることで寿命を吸い取る(吸い取っている間は電流が流れ苦痛を伴う)。
反対に、寿命を渡すときは(寿命を渡す人の)頭に同じくケーブルで繋がれたヘルメット状の機械(β)を被せ、ケーブルを通して寿命を渡すのである(こちらは苦痛を伴わない)。
〜ペシミズム厭世病院・看護師長室〜
テンドウ・マコ(搾精病棟)[残り100年]「これはビジネスよ。老い先短い老人達から順に入院患者からどんどん寿命を吸い取りなさい。そしてそれを高値で売るのよ。」
これを考案したのは看護師長テンドウ・マコ(搾精病棟)である。
彼女は寿命可視化現象を受け“寿命を売買するビジネス”を思いつき、“寿命を譲渡する技術”の開発を急ピッチで進めたのである。
多くの研究者に大金を渡し、持てる限りの技術を提供してもらい、開発に成功したのだ。
ただし名義上はアマミヤ先生(搾精病棟)が開発したということにしており、特許も申請中である。
病院内には厳しい箝口令(かんこうれい)が敷かれており、病院で働く医師や看護師その他職員たちは黙認状態だった。
しかも、彼女は“反社”とも繋がりがあり、その上近隣の警察署所長にも裏金を渡しているという徹底ぶりである。 〜亀有公園前派出所〜
中川圭一[残り75年]「“寿命可視化現象”が発生してから1ヶ月以上経ちましたね。寿命が短い人達の犯罪も未だに続いてますね。」
秋本麗子[残り78年]「おかげで気が休まらないわ…。」
大原部長[残り20年]「みんなおはよう…ん?両津はいないのか?」
丸井ヤング館(寺井)[残り25年]「それが、まだ来ていないんです…。」
大原部長[残り20年]「何をやっているんだあいつは!もう遅刻だぞ。」
亀有公園前派出所ではトラブルが起きていた。
両津が出勤時間を過ぎても現れなかったのだ。
どうせいつもの遅刻だろうと、誰もが思っていた。
〜??〜
両津[∞(無限大)]「ムニャムニャ…ん?ここはどこだ…何だよこれ!?鎖!?」
実は両津は“とある場所”に監禁されていた(しかも鎖で繋がれている)。 >>237
そんな中、かつしか署に特別警察官として配属された元宝石強盗団の二人が来た。
〜亀有公園前派出所〜
ブラックサンダーI「よォ〜両さん!遊びに来たぜ!」
麗子「あら。ブラサンちゃんにブラウィンちゃん。いらっしゃい!」
ブラックウィンドI「麗子さん。両津はどうした?ここにいないようだが…?」
中川「先輩ならまだ来ていません…」
ブラサン「遅刻何て両さんらしいねえ…これで何回目だか?」 〜??〜
両津[∞(無限大)]「(ガチャガチャ)くそ〜外れない。」
両津は自分に繋がれた鎖を外そうと試みたが失敗に終わった。
それもそのはず。実はこの鎖はテンドウ・マコ(搾精病棟)が“とあるルート(反社)”から手に入れた絶対に切れない鎖なのである(外すには電子ロックを解除するしかない)。
しかも、首には首輪がつけられていた。
両津[∞(無限大)]「それにしても、ここはどこだ?どこかの高級ホテルか?」
ふと、両津は周囲を見渡した。
部屋は広く、絢爛豪華な調度品だらけであり、まるで高級ホテルの一室だった。
両津自身も、天蓋付きの高級ベッドの上にいた。
(実は、ここは『ペシミズム厭世病院』内に作られた“スイートルーム”である。)
その時だった。
(バァン!)←ドアが開いた音
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「両津さぁぁん!お加減いかがですかぁぁぁぁ!」
突如、ドアが開きアマミヤ(搾精病棟)とオオツカ(搾精病棟)が入ってきた。
両津[∞(無限大)]「わあ!なんだお前らは!てか声デケェぞ!」
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「どーも初めまして!私は医者で薬学博士のアマミヤといいますううううう!そしてこっちは私の助手で看護師の…」
オオツカ(搾精病棟)[残り45年]「オオツカっす。ウスッ!」
両津[∞(無限大)]「おい!ここはどこだ!ワシをここから出せ!」
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「ここは病院内に作られた“スイートルーム”でええぇぇす!あなたにはここで一生寿命を提供してもらいますうぅぅぅ!オオツカちゃん!」
オオツカ(搾精病棟)[残り45年]「ウスッ!(ガシッ!)」
両津[∞(無限大)]「うわぁ!何すんだ!…おい!変なヘルメット被せるな!」
両津はオオツカ(搾精病棟)に体を抑えられ、身動きが取れなくなった。
彼女は190cmを超える巨体に加え、元柔道の国体王者である。怪力自慢の両津でさえ抑え込むほどの怪力の持ち主である。
身動きが取れなくなった隙にアマミヤ(搾精病棟)は両津の頭に“寿命譲渡装置”のヘルメット状の機械(α)を被せた。
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「スイッチ、オォォォン!」
(バチバチバチバチ!!!)←電流が流れている
両津[∞(無限大)]「ぎええええええええええ!!!」
そして、両津から寿命を吸い取った。
オオツカ(搾精病棟)[残り45年]「スゴイっす!“寿命100年分”入りましたっす!」
両津[∞(無限大)]「し、痺れた…。(ピクピク)」
アマミヤ(搾精病棟)[残り45年]「気絶していないし寿命も減っていないから大丈夫ねえええええ!提供ありがとうございましたあああああ!またよろしくねええええ!」
寿命を吸い取り終わると、アマミヤ(搾精病棟)とオオツカ(搾精病棟)は部屋から出て行った。
両津[∞(無限大)]「くそ〜酷い目にあったぞ。絶対脱出してやる!…そういえば、さっき“病院”って言っていたな。」
両津は持ち前のタフネスぶりですぐに復活した。
寿命が∞(無限大)なので、寿命は一切減っていなかった。 〜ニコニコ寮・両津の部屋〜
中川圭一[残り75年]「大変です!先輩の部屋がもぬけの殻です!」←携帯で話している
大原部長[残り20年]「なんだと!」←同じく
ブラックサンダーI(VIPRPG)「いったい両さんはどこに行ったんだ…?」
一方、中川達(中川・ブラサン・ブラウィン)はニコニコ寮の両津の部屋にいた。
正午を過ぎても両津が現れないことを不審に思った(大原)部長は、“泥酔して部屋で寝ているのかもしれない”と中川に両津の部屋に向かうよう命じた。
ブラックサンダーI(VIPRPG)とブラックウィンドI(VIPRPG)も同行し、中川の車に乗ってニコニコ寮へ向かった。
到着後、管理人(白浜カトリーヌ(こち亀))に事情を話し合鍵を使って両津の部屋に入ったが、既にもぬけの殻だった。
〜亀有公園前派出所〜
秋本麗子[残り78年]「どうしたんですか部長さん?」
大原部長[残り20年]「両津が部屋にいないみたいだ。麗子くん、すまんが両津の携帯に電話してみてくれ。」
秋本麗子[残り78年]「わかりました…(プルルルル)…ダメです、繋がりません。」
丸井ヤング館(寺井)[残り25年]「ええっ!」
大原部長[残り20年]「両津が行方不明だと…。」
ここにきてようやく、彼らは事の重大さに気づいたのだった。 〜ペシミズム厭世病院・スイートルーム〜
両津[∞(無限大)]「あれから数時間か…。」
両津がアマミヤ(搾精病棟)に寿命を吸い取られ数時間が経過した。
この部屋には窓が無く携帯も没収されているため、外部へ連絡を取る術がなかった。
(ガチャ)←ドアが開いた音
タチバナ[残り20年](搾精病棟)「(ガラガラガラ)失礼します。両津さん、食事の時間です。」
ドアが開き、1人の看護師が部屋に入ってきた。
彼女の名前はタチバナ(搾精病棟)。両津の食事を台車に乗せて運んできたのだ。
両津[∞(無限大)]「おう、悪いな…って何じゃこりゃあ!!」
両津は運ばれてきた食事を見て驚愕した。
何とそれは“病院食”とはかけ離れた“高級フレンチのフルコース”だったのである。
両津[∞(無限大)]「おいおい、ここ病院だよな!?なんでこんな高級フレンチが出てくるんだよ!?」
タチバナ[残り20年](搾精病棟)「…栄養面に問題はありません。食べ終わったらナースコールを押してください。失礼いたします。」
そう言い残し、タチバナ(搾精病棟)は部屋から出て行った。
〜ペシミズム厭世病院・廊下〜
タチバナ[残り20年](搾精病棟)「病院で“高級フレンチ”なんて、何を考えているのよ…。どうして私があの人のお世話をしなくちゃならないの?他の患者さん達のお世話もあるのに…。」
スイートルームを出たタチバナ(搾精病棟)は廊下で愚痴っていた。
実はタチバナ(搾精病棟)は、看護師長テンドウ・マコ(搾精病棟)に両津のお世話をするよう命じられたのである。
彼女以外にも“4人の看護師”が両津のお世話を命じられており、5人で分担・交代しながら両津をお世話するのだ(ただし、その看護師たちは全員問題児である)。 〜葛飾署・署長室〜
屯田署長(こち亀)[残り23年]「何っ!?両津が行方不明だと!!」
秋本麗子[残り78年]「はい。両ちゃ…両津巡査長と、今朝から全く連絡が取れません。」
中川圭一[残り75年]「ニコニコ寮の先輩の部屋にもいませんでした。」
中川達派出所メンバーは屯田署長に両津と連絡が取れないことを伝えた。
屯田署長(こち亀)[残り23年]「う〜む…今は“寿命可視化現象”の影響で葛飾区だけでなく日本中で急速に治安が悪化している…何か事件に巻き込まれたのかもしれんな。」
屯田署長(こち亀)は捜査本部を立ち上げることにした。
〜葛飾署・署内〜
擬宝珠纏(こち亀)[残り90年]「勘吉が行方不明!?」
小野小町(こち亀)[残り75年]「そうみたいよ。今朝から連絡が取れないみたい。」
清正奈緒子(こち亀)[残り76年]「今捜査本部を急ピッチで立ち上げているそうよ。あの“元”宝石強盗団(現・特別警察官)のメンバーもいるみたい。」
両津が行方不明になったことは葛飾署中に広まり、皆動揺していた。 テヌキ(VIPRPG)[残り60年]「両津が行方不明!?」
両津が行方不明になったことは、テヌキ(VIPRPG)の耳にも届いていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています