細菌感染のキウイの木を伐採ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8004198861.html?t=1399159662484
キウイフルーツの木を枯らせる病原性の高い細菌が国内で初めて確認された愛媛県西条市の農場で、県は、3日、
感染して発病した木を伐採しました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8004198861_m.jpg
西条市や今治市の6つの農場では、4月からキウイフルーツの木の枝や葉が枯れる被害が出ていて、県が調べた
ところ、2日、実ができなくなるおそれがある「キウイフルーツかいよう病」の原因となる細菌のうち、特に病原性が高い
「Psa3系統」が国内で初めて確認されました。
今のところ、治す方法がないため、西条市の農場に、3日、県や市、農協の職員などおよそ20人が訪れてチェーン
ソーやはさみを使って120本近い木を伐採しました。
病気は樹液などから感染するため、伐採した木は樹液が飛散しないようにシートで覆った上で運び出し今後、
焼却処分することにしています。
愛媛県は、キウイフルーツの全国一の産地で、県は、今後、発病が確認された木の伐採を進めるとともに、
被害が拡大しないように農家に対し、薬品の散布を行うなどして対策を急ぐよう呼びかけています。
愛媛県農産園芸課は、「『キウイフルーツを食べても大丈夫か』という質問が多く寄せられていますが、
この病気は木の枝や葉を枯らすもので実には影響がないため、食べても問題ありません」としています。
05月03日 17時29分