明日のオーリーを科学する
上級者だからこそ言えることがある。
美しいオーリーのコツやら動きやらを
感覚的・科学的側面からけんしょうしてみませう。
とりあえず
足の長さはオーリーの高さに影響するのか?
からご随意にけんしょうしてみちゃってください。 明日のオーリーを科学する講座
今まであったオーリーの常識を覆し、新たにオーリーを科学しよう。
今夜…
まずは、オーリーのスタンス。簡単に言うとスタンスなんてどうでもよい。
やってるうちに勝手に自分にあったスタンスは見つかる。極端に広くても
ダメだし、狭くてもダメなだけで、スタンスについての科学はない。
スタンスよりも重心だ。重心は真ん中。これ鉄則。真ん中じゃないと、
モノに技をかけたときに絶対に安定しない。5-0は重心が後ろにある
とおもわれがちだが、実際は真ん中である。このように、ほとんどの技の
重心は真ん中にあるのだ。
で、ここ日本でのオーリーは「しゃがむ」ことに重点が置かれる。
高さ、安定性などすべてにおいて、しゃがむことは重要視される。
しかし、外国人が馬鹿みたいにしゃがんでいるだろうか?答えはNOだ。
(また外国かよ!って言いたい人もいるだろうが、外人は上手いよ)
しゃがむことより、一定の「タメ」をつくることのほうが大切だ。
そのタメは、どれだけ腰の位置がひくくなろうが、高くなろうが個人差だが、
あまりに低すぎるとルーティーンなどで応用がきかなくなるのでやめた方が
いい。それと、腰の位置を低くしすぎると、目標を目で狙いにくくなり、
後々厄介になるのでやめたほうが良い。とにかくこれも慣れ。
続く 続き
しゃがむことを放棄したら「どうやって飛ぶんだよ馬鹿」って思う
だろうが、答えは簡単。手を使えば良いのだ。手を目いっぱいに振り上げて、
体が上に上がったら、そこでテールをはじけばいい。そして前足をすりあげる。
ここで板は横から見て角度が70度ぐらいになるとおもう。そこから、さっき
使った手の威力が発揮される。振り上げた手の位置は変えずに、今度は
体が勝手に上がっていくのだ。(実際は飛ぼうとする反動で、手は地面に向かって
振り下ろされるが、体感的には「そのまま」の位置である。
そして板を水平にする。このとき、手は高さとしてはわき腹ぐらいの高さにあるだろう。
そして体は縮こまる。
ここからは重力がいたと体を引っ張っていくわけだが、ここで縮こまった
ままでは、板と体が空中分解してしまう。だから、縮こまった足を重力
より少し強い力で地面に戻していけばよい。
これで安定したオーリーができるはずだ。「しゃがむ」ことより、手の位置
に重点を置いたほうが、いろんな技で応用がきくようになる。手を振り上げる
方向を変えれば、色々な技に発展することは目に見えるだろう。
わかりにくい文章だとおもうが、すこしでもお役に立てたら今夜の講座は
千金に値すると思う。