大会ホームページにあるスコア分析の見方の解説をニワカがしてみる
http://wmcc2019.worldcurling.org/data/CUR_WMCC2019P/Men's_Teams/C84D~Scoring_Analysis.pdf?v=11

LSFE:Last Stone in First Endの略で後攻で試合を開始した回数(上)と先行で開始した回数(下)
Stolen Ends:スチールで獲得した点数(上)とスチールで失った点数(下)
Last Stone Eff.:後攻エンドだった時に2点以上を獲得した割合(ブランクエンドは除く) Hammer Efficiencyとも言う
Force Eff.:先行エンドだった時に1点に抑えた割合(ブランクエンドとスチールしたエンドは除く)
Point Scored:得点回数(上)と失点回数(下)
Plus/Minus:得失点差

このリストは得失点差順なので暫定順位(http://wmcc2019.worldcurling.org/data/CUR_WMCC2019P/Men's_Teams/C76C~Competition_Matrix.pdf?v=11)とは異なる
この数字はこれまでの予選で対戦した結果から出されているので対戦した相手によって大きく変動するけど参考には出来る
日本の残り試合の対戦国との対戦についてスコア分析から予想してみる

カナダ(対戦国:CHN○ GER○ ITA○ KOR○ NOR○ RUS○)
現在6勝0敗の1位で得失点差でも2位
スウェーデンと比較するとForce Efficiencyは劣るがHammer Efficiencyは若干高い
日本はスウェーデン戦と同じく大苦戦することが予想される

スコットランド(対戦国:KOR○ NED● RUS○ SUI SWE○ USA●)
Hammer EfficiencyとForce Efficiencyの差が極端に大きい つまり得点力は低いが防御力が高いという特徴がある
これまで対戦した相手にSUI SWE USAが含まれていてSWEには勝利した
勝てない相手とまでは言えないがかなり手強い相手になる

スイス(対戦国:GER○ NED○ NOR○ RUS○ SCO○ SWE● USA○)
現在6勝1敗で日本とは並んでいるがスコア分析で見るとはっきりと格上
苦戦すると予想する

アメリカ(対戦国:GER○ KOR○ NED● RUS○ SCO○ SUI●)
現在4勝2敗でスコア分析で見るとスイスと大差ない
苦戦すると予想する

ロシア(対戦国:CAN● CHN○ ITA● KOR● SCO● SUI● USA●)
残り5カ国の中で唯一勝ちが見える対戦相手

日本(対戦国:CHN○ GER○ ITA○ KOR○ NED○ NOR○ SWE●)
今の所6勝1敗だが組み合わせ運が良かっただけと言っても過言ではない
初戦でイタリアと当たって勝てたのは幸運だったし現在7戦全敗の韓国とは延長までもつれ込んだ
この後4連敗しても不思議とは思わない