本橋麻里もアイスに。カーリング LS北見が世界最高峰タイトルに挑む
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 LS北見は、4月7日に日本を出発。すでに現地での調整を終えて大会に臨む。

 今回は日本代表ではなく、クラブとしての参加だが、「グランドスラムに出るのがずっと目標だった」と藤澤五月。
今季のクライマックスを飾るにふさわしいゲームを見せてくれるのではないだろうか。

 さらに、LS北見はこのあと、カルガリーに移動。こちらも「グランドスラム」のタイトルとなる、チャンピオンズ・カップ(現地時間4月24日〜29日)にも出場する。

 ただ、同時期にミックスダブルスの世界選手権(4月21日〜28日)が行なわれるため、そちらに日本代表として出場する藤澤は、
プレーヤーズ・チャンピオンシップが終わり次第、チームを離れて開催地のスウェーデンに向かう。

 藤澤の穴を埋めるのは、今季は裏方としてメンバーを支えてきたチーム創設者の本橋麻里だ。
実戦は昨年末の軽井沢国際以来、およそ4カ月ぶりとなるが、「(試合に)出るだけでなく、しっかり目標を決めて臨みたい」と意欲を見せる本橋。
きちんと結果を求めてアイスに乗る構えだ。

 併せて、チャンピオンズ・カップではポジションも変更されそうだ。
吉田夕と鈴木夕湖のフロントエンドはそのままだが、サードに本橋、スキップに吉田知那美が入ると出発前にメディアの前で明言した。

 2010年の日本ジュニア選手権以来、約8年ぶりにスキップを務めるという吉田知は、
「勝っても、負けても大収穫だから、楽しみながらがんばります」と独特の言い回しで意気込みを語った。

 LS北見は、来季のチーム構成については「5月の代表決定戦(vs富士急)が終わってから、チームでゆっくり考えます」と、それぞれの去就はいまだ明かしてしない。
ともあれ、ツアークライマックスの2大会でのパフォーマンスや結果が、来季、さらには4年後に向けて、チームのさらなる糧となることは間違いない。