小笠原歩、完全燃焼…五輪3度、第一線退く
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毎日新聞2017年2月5日 21時24分(最終更新 2月5日 21時24分)
カーリング女子日本代表として五輪に3度出場した小笠原歩(38)=北海道銀行=が
5日、競技の第一線から退くことを示唆した。
この日行われた日本選手権の3位決定戦で北海道銀行が敗れ、
試合後に「完全燃焼したか」と問われ、「そうですね」と答えた。

北海道銀行は4日の日本選手権準決勝で中部電力に敗れ、
2018年平昌五輪の出場権を逃した。5年後の22年北京五輪については
「今のところ考えていない」と語った。

02年ソルトレークシティー、06年トリノ両五輪に出場後、結婚と出産を経て
11年に北海道銀行で現チームを結成し、14年ソチ五輪に出場した。
小笠原は「純粋にカーリングをやりたいから第一線に戻ってきたが、
若い選手の刺激になったのならうれしい。カーリングは続ける」と振り返った。
【岩壁峻】