作戦:
完全なるカウンター戦法。格上チームだらけの世界選手権でもこの作戦は変わらないはず。
とにかくクリーンな展開を目指して大量失点のリスクを避けてくる。そして相手がミスって絶好の配置になったときに、
サードで攻勢に出て、フォースで決めるパターンを狙っているチーム。何をするにしてもとにかくフォースに
繋ごうとする意識が高い。
シンプルな作戦なのでスキップへの負荷が小さく、全員がアイスの読みとショットに集中できる。
しかしセットアップでミス多発してサードに負担がかかるようになるとこの作戦は破綻すると思う。

全体の印象:
コーチ含め、チームの全員が自分たちの実力の無さを自覚しているので作戦に迷いがないし、もともと顔見知りで、
共同生活スタイルの合宿をしただけあって急造チームとは思えないほど一体感があった。これは大きな長所だと思う。
また作戦面ではスキップだけでなく、バイスの補佐も積極的で意外にも不安定さを感じさせない組み立てをしてくる。
ただ、明らかにフォース青木の負担がでかい。ラストショットでの負担や、バイスとしての負担はもちろん、
スイープでもチームの要なのでリード・セカンドのときにはメインを担当していて体力的な疲労も相当なものがある。
青木が緊張その他で不調になったらお終いだし、そうでなくとも青木には色々な疲労が蓄積してくるわけで、
大会後半からはフォースコケまくりのチーム崩壊で想像以上の地獄絵図になるかもしれない。

チームがどこまで青木の負担を減らせるか?またチームがどこまでフロントエンドの二人をサポートできるか?
この2つがチームの大きな課題だと思った

長所はやっぱりチームの目的がはっきりしてて、高校生の青木含め、チームに壁があまりなく、結構一体感を感じるところかな
もう少し宿谷も思ったこと言って誤差を補正していければ自身のショットも安定してくると思うのだが、普通はあんなもんだよな
ズバズバ言いまくる青木くんが変人すぎるだけだなw
リードの青山は何したってどうせ緊張するんだからいっそ一周回って緊張でおかしくなってることを祈ろう
最悪の場合は似里と交代すればいいんだし、変に背負わずに諦めの境地で試合に臨んでほしいところだ