●代表決定戦の記事

リードを許しながらも、
「苦しい戦いではありましたが、集中力を切らさなければチャンスはある」(小穴)
と自らに言い聞かせて奮闘。以降、富士急は大きなミスもなく、
耐えるカーリングを貫いて好機を待った。

同点で迎えたラストエンドも不利な先攻ではあったが、ここでも我慢強く戦った。
決して派手ではないものの、シンプルなショットを各選手が確実に決めた。
スキップの2投目も、小穴が「スイーパーに任せた」というショットを放つと、
アイス上の4人全員で最善のポジションにストーンを運んだ。
その結果、ハウスへの道筋が狭くなり、
最後の一投を放つ北海道銀行の小笠原には、
ガードをかわすドローでハウス中央に沈めるショットが求められた。

なんだ小穴は耐えるカーリングもやろうと思えばできるんじゃんか!!