石垣だって、吉村による幼なじみポイ捨て離反さえ無ければ、ひょっとしたらWinsで活躍していたかもしれない。
小野寺だって、吉田姉のカーリング諦め語学留学さえ無ければ、
ひょっとしたらJJ常呂の派生系チームとかで、大好きな吉田姉妹、鈴木らと楽しくカーリングやってたかも知れない。
もっと掘り下げれば、弱体化しつつあったチーム青森にトドメさしたのはマリリンだし、
藤澤が退社する前から、マリリンは水面下で藤澤にアプローチしてたわけで、
結果、藤澤離脱で泥水飲んだ半端組が懸命に踏ん張って、中途半端ながらも今の中電があるわけで。
今やヒールNo.1のアゴ姉さんも然り。世界で戦えるメンタルとストイックさを追求した小笠原イズムが無ければ、
カーリングはいまだに地域限定のモヤモヤ競技だったかも知れないよね。


新たにカーリングファンが増えるのは大変素晴らしい事とは思いますが、
メディアの屈折した情報を鵜呑みにし、やたらめったらディスターブする前に、
カーリング選手の、人としての歴史をもっと掘り下げてほしいですわ。
選手なりに、苦悩と挫折を繰り返しながらも頑張ってきた、それぞれの歴史はなかなかドラマチックですよ。