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【LS北見】ロコソラーレ25【五輪銅】

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0001雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:37:24.87ID:MWknWkw4
カーリングチーム LocoSolare(ロコソラーレ/LS北見)
公式サイト http://www.locosolare.jp/

※前スレ
【LS】ロコソラーレ【北見】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1351641470/
【LS】ロコソラーレ2【北見】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1430270183/
【LS】ロコソラーレ3【北見】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1458899782/
【LS北見】ロコソラーレ4【世界銀】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1459413469/
【LS北見】ロコソラーレ5【世界銀】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1461470839/
【LS北見】ロコソラーレ6【世界銀】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1478699970/
【LS北見】ロコソラーレ7【代表決定戦】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1486299643/
【LS北見】ロコソラーレ8【代表決定戦】
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1487939065/
【LS北見】ロコソラーレ9【日本代表】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1505916710/
【LS北見】ロコソラーレ10【日本代表】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1511221126/
【LS北見】ロコソラーレ11【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1518151801/
【LS北見】ロコソラーレ12【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1518862276/
【LS北見】ロコソラーレ13【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519055951/
【LS北見】ロコソラーレ14【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519197842/
【LS北見】ロコソラーレ15【平昌五輪 準決勝】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519290412/
【LS北見】ロコソラーレ16【平昌五輪 3位決定戦】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519400725/
【LS北見】ロコソラーレ17【平昌五輪 銅メダル!】
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1519493464/
【LS北見】ロコソラーレ18【平昌五輪 銅メダル!】
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1519629973/
【LS北見】ロコソラーレ18【平昌五輪 凱旋帰国】←実質19スレ
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1519700031/
【LS北見】ロコソラーレ20【平昌五輪 故郷へ帰る】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519735783/
【LS北見】ロコソラーレ21【平昌五輪 故郷へ帰る】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519818960/
【LS北見】ロコソラーレ22【五輪銅】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519904935/
【LS北見】ロコソラーレ23【五輪銅】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1520035556/
【LS北見】ロコソラーレ24【五輪銅】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1520147944/
0002雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:37:59.32ID:MWknWkw4
Youtubeに動画が溢れすぎてカオスなので
貴重なものだけをピックアップ

うるぐす・日本代表に勝ったカーリング中学生
https://youtu.be/8jn_rE9xwzA
裸のアスリートU「カーリング 女たちの熱き戦い」
https://youtu.be/x-uHaQWuJo4
「日本代表ロコ・ソラーレ」本橋麻里の決断!
https://youtu.be/QBX11-V5k5E
yumi suzuki のライブ ストリーム
https://youtu.be/ZzkuIf759wA

ロコソラーレ JAL CM
https://www.youtube.com/watch?v=p22vJcJk0EI
0003雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:38:21.07ID:MWknWkw4
カーリング精神とは
カーリングは基本的にプレイヤーのセルフジャッジによるスポーツです。
その基礎となっている考え方が「カーリング精神(The Spirit of Curling)」で、世界カーリング連盟(WCF)発行のカーリングルールの冒頭にも記されています。
プレイヤーだけでなく観戦者やすべての参加者に、スポーツマンシップ、思いやり、誇り高い振る舞いなどが求められています。
0004雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:40:13.65ID:26p65/X9
こないだ見た夢の話。

真夏の良い感じのアスファルトの道で俺はたっていた。
道の左右は腰ぐらいの雑草が生い茂っていた。
すると前から頭に手ぬぐいを巻いて重そうなカゴをしょったモンペ姿の
おばあさんが歩いてきました。

俺は道を譲でもなくおばあさんがゆっくり歩いてくるのを待っていた、
そのおばあさんが目の前まで来てしゃがれた声で『梅田はどこですか?』
と聞いてきたので、俺は『知りません、花月ですか?大阪ですか?』
と聞き返したらおばあさんがものすごい形相で舌打ちして去っていきました。

するとまた同じおばあさんが反対方向から歩いてきて今度は『亀田はどこですか?』
と聞いてきたので、俺は『興毅ですか?大毅ですか?』と聞き返したら、
また舌打ちして去っていきました。するとまた向こうから同じおばあさんが
歩いてきました。今度は『柴田はどこですか?』と聞いてきたので俺は
『理恵ですか?アンタッチャブルですか?』と答えました。

するとおばあさんが『まじめにやれーーー』と怒鳴りながら追いかけて来ました。
驚いた俺は『何をですか?何をですか?』と逃げながら必死で聞きました。
するとおばあさんは『これが最後。いいか?いくぞ。』と息を整えて落ち着いた
口調で『森田はどこですか?』と聞いてきたので、少し考えた俺は『一義ですか?
ウキウキウォッチングですか?それとも剛ですか?』と答えました。

するとおばあさんは満面の笑みで『こりゃまいった!いっぱい食わされたわ!
ひゃひゃひゃひゃー』と高らかに笑い、これをやる!と言いカゴから1枚の紙切れ
を渡してきました。それは『と○まえんの割引券』でした。ちょとっまって
俺ここ行かないし!まずどこにあるの?しかも割引って・・・。
辺りを見回したらおばあさんはいませんでした。俺にとってはゴミクズみたいな
割引券を握りしめていると、どこからともなくおばあさんの声で『楽しんでおいでー』

って聞こえてきたので、『だから行かないって!』っって言ったところで夢が
覚めました。あのおばあさんが追いかけてきた時の怖い顔は今でも忘れません。
0005雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:40:47.49ID:uzveH9Ho
あれは俺が怖い話が大好きで毎日四六時中聞きながら生活していた時の話。

その日も携帯にイヤホンを繋ぎ怖い話を聞きながらコンビニに向かっていました。
家から5分くらいの某水色と白のコンビニ。ほぼ毎日通っていました。

そのコンビニに行く近道が公園の横を通るコースなんだけど、いままでガチで
何にもなかったわけだからその日もなんの気なく公園の横を通った。んで公園を
通り過ぎるぐらいに何となく足元を見たら、昔のお金?的な穴のあいたコイン
見たいのが落ちてた。最初5円だと思って拾ったんだけど、何か変な文字が書いてあって、
拾った瞬間に真上からははははははははは、と男の笑い声が聞こえました。

TVを見て笑うとかではなく、機械的になんてゆーか嘘笑いみたいな感じでものすごく
違和感がありました。周りはアパートなどもあるのですが、深夜の2時だし
電気の着いている部屋は見回した感じありませんでした。
怖くなりとっさにコインを捨ててコンビニに向かいました。

コンビニに着き、パチ雑誌、などを雑にパラ読みして夜食を買いました。
帰り道怖くてあの道を通る気が全くしなかったので遠回りをして帰りました。

遠回りと言っても2〜3分ぐらいしか変わりませんので、夜空を見たりしながら
ブラブラ歩いていました。もちろん携帯から流れるのは怖い話ではなく、すべらない話
に変えていました。小藪の話面白いなと思っていると家の近くまで来ました。

家は下り坂の途中に建っていまして普通のアパートなんですが、その下り坂
から家の玄関達が見えるわけですけど、なんか俺の部屋のドアに誰かが立ってるんですよ。
えっ・・っと思って咄嗟に向かいのマンションの木陰に隠れました。
異様に背が大きく見えて、っていうか明らかに俺の部屋のドアよりも高かったそいつは
なんかきょろきょろしながらしゃがんだり立ったりしていて、笑っているように
見えた。んでそいつが謎の行動をし始めて多分5分くらいかな、いきなり下に降りる
階段へダッシュ(俺の部屋202号室)ドドドドっと階段を下り、おれの隠れているマンション
の横を猛ダッシュで駆け抜けていった。んでその時の男の顔が完全に目がイッてて
見開きMAXで、小声でははははははははと言っていました。

走る音が聞こえなくなっても怖くて動く気にはなれずしばらくそこでたばこを
吸っていたんですが、この後おれは家に入らなきゃいけないわけだけども、
坂からは丸見えだからもしあいつに見られたらどうする?とか音はしなくなったけど
すぐ横に立ってたらとかまあ色々考えていて、でもこのままだとマンションの木陰で丸くなって
たばこ吸っている俺は多分変質者だと思うから、勇気をフルに振り絞って立ち上がって
みた。

長いあいだうんこ座りしてたせいでおれの膝がポキッって鳴った音にビビリながら
恐る恐る辺りを見回したがあいつはいなさそう。というか静けさが半端ない。
ってゆうかなんだよあいつ意味分かんねー。今度きたら全身全霊でぶちのめす。
たとえこの拳が折れても何が何でもぶちのめす!だんだんはらが立ってきてもう
来るなら来いや!的に家まで向かいました。とは言っても鍵を開けるときに一応
後ろは確認したけど誰もいなかった。よしっ!っと部屋に入ろうとしたら

パキッって足元で音がしてよく見たらあのコインが足元にありました。
はれっ?何で・・と思って拾ってみたらさっきは暗くてよく見えなかったんですが、
コインの穴を囲むように呪って文字が4つ、裏には来って文字が4つ。
ヒヤーーッ!と叫びながら捨てました。

今思えば何か手作り感半端なかった様に感じます。それから数日はあいつに
ビビって過ごしましたが、俺の金のなさにさらにビビったのでいつのまにやら
忘れてしまいました。でもあいつが何で俺の家がわかったのか、家を出るとき
から見られていたのか、とか本当に謎の事件でした。

長文駄文すみませんでした。。。
0007雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:40:55.34ID:tVwMTzLj
◆ここは冬スポーツの板です。LS北見のみならず、カーリング界全体の発展を願って欲しいものです。
カーリングが好きなのではなく、LS北見のみ、または一選手のみのファンの方はアイドル板、モ娘板等へ引っ越されるのが良いかと思います。

◆オリンピック前に藤澤のフォーム改造のこと知らなかった方はレスの始めに『ニワカ宣言』して下さい。
0008雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:43:27.32ID:O8t3wsKJ
小学生の時から怖い話は大好きだから、いろんな物や人からそれ関係の情報を集めていた。
そんな時、聞くと必ず後悔する話があるという噂を友達から聞いた。誰が知っている?
と尋ねたら、その時担任していた先生から聞けると教えてくれたので、俺はその先生に噂の話を
職員室まで聞きに行った。
初め、先生は取り合ってくれず、なかなか話してくれなかった。
それでもしつこく粘って交渉していると、先生はヒントだ
けやると言った。
「俺がこの小学校に転属されたばかりの頃は、下校時間過ぎて
からの仕事を教室でやっていたんだよ。だけど、ある先生からその教室の隣に
ある図書室の話を聞いてから、下校時間過ぎたら仕事は職員室でやることにしたんだ」
どうして?と聞くと、
「それは言えない。とにかく、恐いことが起きたんだよ。図書室でな」
それっきり、先生は教えてくれなかった。
それから小学校を卒
業して中学にあがった時、同じ小学校にいた友達に図書室についての話を聞いてみた。
「図書室?あぁ、その話か。あそこの部屋は、昔は外側から
しか鍵をかけられなかったんだよ。でも今は内側からでも鍵をかけられるようにな
っていただろ?その理由っていうのがさ、夏休み前に図書室で熱心に本を読
んでいた女子生徒がいたんだけど、夏休みって誰も図書室を
使わないから警備のおじさんが鍵を閉めに来たんだ。
中を覗いてみると誰もいなかったから、おじさんは外
側から鍵をかけた。
だけど本当は柱の裏にまだ女の子がいたんだ。
でもその子も読書に夢中で、鍵をかけられたのに気が付かなかった。
気付いたのは、
その本を読み終えた後。その時は日がだいぶ落ちていた。
その子の両親も娘の帰りが遅いことが心配になって警察に
捜索依頼を出したんだけど、まさか学校の図書室にいるとは考えつかなかったんだ。
で、事件なのか事故なのかわからないまま学校の夏休みが終わり、その警備のおじさんが図書室を
開けて、ようやくその子が見つかったんだ。腐乱死体となってね」
そこまで友人から聞いて、俺は不思議に思った事があった。
なぜ、こいつがその事件の事をこんなに詳しく知っているんだろう。
それを尋ねると彼はこう言った。
「この話には続き
があるんだよ。人間は食料と水がないと生きていけないけど、すぐには死なないだろ?その子は死ぬ
前に、何をしていたと思う?『恨みの本』を書いていたんだよ」
0009雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:44:53.87ID:T3ycUu2p
 俺は上機嫌で水割りを飲んでた。まずは新婦の職場の上司が来賓祝辞。
そしたら、途中でまたそれが披露宴の会場に入ってきた。
結婚式の時とは雰囲気が違ってて、じっくり誰かを探してるって感じ。
左手を握りしめて精神統一、出来るだけ気配を殺す(ヤバイ場所に踏み込んだ時の常套手段)。
よし上手く行ったと思ったら、左隣の席の従姉妹が話しかけてきた。
「俺君、その手どうしたの?気分悪い?」 「あ、いや、何でもない(馬鹿、ジャマすんな)。」
その時突然、スポーン!って大きな音がした。当然来賓祝辞は中断、皆がキョロキョロ。
俺の視界上端に灰色っぽいもの、それは俺の右肩をかすめて絨毯に転がった。
シャンパンのコルクを止めている金具だった。
俺の右隣に座ってた従兄弟の嫁さんがコルクを持ってる。すぐ傍に落ちてきたらしい。

 飲み物のテーブルで、真っ青になった女の子(式場のスタッフ)が両手を口に当てている。
何でこんなタイミングでシャンパンのコルクが飛んだのか分からない。
席を立って拾い上げた。熱い。何で?おまけに金具は緩んでるんじゃ無くてねじ切られてた。
「済みません。本当に申し訳御座いません。」 駆け寄ってきた女の子はハーフっぽい美人。
「気にしないで。ご先祖様が喜んでるんだから(勿論全く根拠無し)。」って金具を手渡した。
0010雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:45:33.83ID:XEiWK4IL
>>7
ニワカ言いたいだけちゃう
0011雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:45:57.33ID:UeJ/A0nS
俺がなんでも屋の仕事をしていた時の話。
元々は大学生の時にバイトをしていたのだが、大学中退と同時にそのまま正式に社員となってしまった。

これは社員になって間もない頃だったと思う。
ある団体から真夜中に突然依頼を受け、運転手兼見張りとして山奥へ行った時の事。
仕事内容は割愛させて頂くが、嫌な仕事だった。それで察して欲しい。
仕事を終え帰路の途中、ある大きな屋敷の前を通った。
久々に目にした屋敷は以前の見る影もなく荒れているのが、明け方近くの薄明かりの中でもわかった。
この時より1年程前から若い女の幽霊が出ると噂のある屋敷だった。
そこの女主人が自殺したと聞いて間もなくしてから、噂を耳にしたと思う。
なんでもその幽霊に遭った者は錯乱状態となり暫くしたのち命を落とすそうだ。

実は俺はこの屋敷に行った事があり、その女主人にも会った事がある。
このヤバい仕事をする2年近く前だったか・・・

まだ大学生でバイトだったため仕事も簡単なものが多く、その時は自転車の修理依頼だった。
初めてその女性(女主人)に会ったとき、その美しさに驚いた。
話し方も凛としており、自殺して幽霊になるような感じでは決してなかった。
女性と少し会話を交わし自転車の修理をしていると、歳の離れた妹だろうか、中学生くらいの女の子がお茶とお菓子を持ってきてくれた。
その子と何気ない話をしているうちに気付いたのだが、どうも自転車はその子が乗るらしい。
俺はその子がセーラー服を着てこの自転車に「このサドルに跨っている姿」を想像し、妄想が膨らんでしまった。暫く妄想したあと気付くとその子は側から居なくなってしまっていた。
俺のにやけ面でも見て気分を害したのだろう。

・・・こんなどうでも良い事を、部屋でぼんやり思い出していた時、何かとても大切なものを失くしたときと同じ物凄い喪失感に襲われた。
嫌な仕事の後で気が滅入っていたのかも知れない。
あの女性の素敵な笑顔と、白いワンピースを着た女の子の姿を思い出しながら俺は泣いていた。
0012雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:47:47.99ID:NJIruGI+
駆け寄って殴ろうとした。肩に手をかけて振り向かせようとした途端、
額に何かが強くビチッと当たった。スゴイ勢いだったが、そんなに痛くはない。
続いて、右耳と右ほほに2発、ドロリとした感触があった。
後ろを向いてかがむと、ダチ2人がバッグを頭の上に掲げて降ってくるものを防ごうとしていた。
夏制服の白ワイシャツに、
どろりとした黒っぽいものと鮮やかな赤い血が染みを点々とつくっていた。
何が降ってきてるのわからなかったが、半そでの二の腕にビシッとまた当たり流れ落ちた。
それをよく見ると、ひれのついた尻尾と小さな手足があった。
オタマジャクシだと思った。それも、もうすぐカエルになる四本足の生えたやつ。
ビチッ、ビチッ・・・オタマジャクシの雨は降り注ぎ、
たまらず俺たちは店のアーケードの下に逃げ込んだ。
最後のオタマの一匹が俺の口のわきに当たり、唇に嫌ーな感触を感じた。
道路を見ると、林田はもうだいぶ向こうまで歩き去っていた。

体はもうぐじゃぐじゃの赤黒いまだらになってて、
あちこちに嫌な臭いのするゼリーがこびりついてた。
これが全部つぶれたオタマだと思うと気が狂いそうになった。
3人ともワイシャツを脱ぎ、近くのドブ川に捨てた。
ズボンの股にもだいぶついてたが、
脱ぐわけにもいかず児童公園まで走って水道で頭もいっしょに洗った。
信じられない・・・空は曇りだったが風もなかったし、オタマジャクシの季節は過ぎてる。
暗澹とした気分になって、ダチ2人とは少し言葉をかわしただけで別れ、家に帰った。
夏だったのが幸いで、水風呂に入って体全体を洗った。
ズボンはどうしようか迷ったが、ヒドイ臭いだったので捨てた。
そうしてるうちに、高校にはいかず土木作業をしてる兄が帰ってきたんで、
さっきあった出来事を話した。
兄貴は「・・・林田に何かしようとしたのか・・・バカが。これで済んでよかったほうだぞ」
こう言って、自分が中学校のときの話をしてくれた。
0013雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:48:54.07ID:MWknWkw4
>>7
ここじゃLS北見のスレなので、LS北見のみ、またはLS選手のみのファンで全く問題ないです
ちなみにこれはテンプレでも何でもありませんので、スルーでいいです。

ニワカも古参も、好きなだけLS北見について語り合いましょう!
0014雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:48:56.69ID:I3MOyOKC
クラスの他のやつらはそう思ってなかったかもしれないが、俺は林田が気に入らなかった。
一つはいろんな面で特別あつかいされてること。
こいつだけなぜか給食を食わないで弁当だったしな。
もう一つは、普通この手の波風立てないで学校生活をやり過ごそうってやつは、
おどおどした態度をとるのが多いだろ。
ところが林田はそうじゃなくて、どんなときでも平然としてるんだ。
卑屈でも傲慢な感じでもなくて、平然。それが気に食わなかったんだな。
当時の中学校は荒れててね、ケンカもイジメもそりゃあったよ。
暴走族が盛りの頃だから、先輩後輩のつながりも強くって、
3年生には族のやつらがバックにいるんだ。
んで、俺が一度「林田をシメてやろう」って話を1年の間で広めたときには、
話が聞こえていった先輩方に止められたんだ。「あいつには手を出すな」って。
理由は教えてもらえなかったけどな。

それでガマンしてたんだけども、夏休み前・・・1学期の終わり頃だったと思う。
学校の帰りに2人の仲間とつるんで歩いてたら、前に林田がいたんだよ。
下を向いてすたすた歩いてた。その姿を見たら急にムシャクシャしてきて、
足を速めて追い越しざまにドンとぶつかったんだ。
林田はトトッとつんのめるように前に泳いだが、転ばなかった。
ゆっくり振り向いてこっちを見たんで、俺は手に持ってたバックをわざと下に落とし、
「何たらたら歩いてんだ。お前のせいでバッグ落としたじゃねえか、拾えよ」
・・・チンピラみたいだって?まあチンピラでもこんなことはしねえから
マンガに出てくるチンピラだな。
俺のバッグを拾ったら、そのまま家まで持たせてやろうと思ったんだ。
ところが林田のやつ、バッグに視線も落とさず、平然とそのまま前を見て歩き去ろうとする。
カッと頭に血が上った。
0015雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:50:36.75ID:MOZkRfLm
中1のときの話だ。
同じクラスに林田ってやつがいたんだ。
坊主刈りで、色が白くてひょろっとしたやつ。
こいつがホント空気みたいなやつなんだよ。誰ともしゃべらないんだ。
教師に何か言われた場合でも、ほんと必要最小限のことしかしゃべらない。
テストの答案とかチラ見した限りでは、成績はよかったと思う。
ただ授業で指名されても答えないんだ。
国語の教科書を読むのさえしないで、黙って立ってるだけ。場面緘黙というのかな。
だから教師のほうでもこいつを指名しなくなったけどな。
腫れものにさわるような扱いに変わっていった。

林田は部活にも入ってないし、友達もいない。
休み時間も一人で席に座ってて、本を読んでるんだ。
その本ものぞいたことがある。細かい漢字と奇妙な図がついてる縦長の本。
今にして思えば暦の本だったと思う。
とにかく、一人でいることがまったく苦にならないみたいなんだ。
それからよく学校行事とかで班を決めるときなんか、
どこにも入るのを嫌がられるやつがいるだろ。
ところが林田の場合はそういう行事は必ず休むんだ。
だから担任も、林田がどこにも入る班がなければ、
どうせ来ないんだから名前だけ入れといてやれよ、
みたいな感じでこっそりどこかの班に言うようになった。
0017雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:52:14.92ID:vupDJR48
「ぜったい変だ、これあつしじゃない」そう思って後ずさりしたんです。
するとあつしとナミのカレは顔を見合わせていましたが、
ナミの手を引っぱって車の後ろに押し込んだんです。
そのときナミが始めて不安そうな顔をしました。
「マヅ ヒトリデイイ」あつしの顔をしたものがそう言うと、運転席に乗って車を急発進させました。
わたしは呆然と見ていたんですが、頭の上のバチバチいう音が大きくなって、
「ブーン・ブーン」といううなりに変わったんです。
急に頭が痛くなって、その場にしゃがみ込んでしまいました。

「おい、どうしたの?何かあったのか」心配そうなあつしの声がしてわれに帰りました。なんとか立ち上がれるようになったんで、手分けしてナミを探しましたが、
トイレ付近にはいないし、車にも戻っていませんでした。
ナンバープレートは通常のものでした。
カレのアパートにも、自宅にも、あちこち連絡した友達のところにもナミはいなくて、
朝方に警察に連絡したんです。そのときこの話もしましたが、
警官が妙な顔で聞いていたのを覚えてます。信じられないのも無理ないんですが・・・

それからナミはずっと行方不明のままで、もう半年になります。
車のあるところまで戻ったと思ったのに、女子のトイレの前にうずくまっていました。
バチバチという音はまだ聞こえていました。
そのほうを見ると、電柱からトイレに引いてある電線の付け根のあたりから火花が出ていました。
ナミのカレが「ナミは?」と聞いてきたのですが、
「車に乗って行った」とも言えずどうしたらいいかわかりませんでした。
0018雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:55:15.04ID:eZsSOB5h
私は首を振り、声を出して人を呼ぼうとしましたが、かすれたような音が喉からもれるだけでした。
「飲みなさい、あなたの弟もお父さんも飲んだ。あなたが飲む番がきたのよ」
さじの先が歯にあたり、口のわきに液体がこぼれた感触がありました。
ぐいと強い力でさじの先が歯の間にさし込まれました。母は黙って話を聞いていましたが、
「・・・そんな人はいないよ。もともと4人家族で、おとうさんが死んで3人に、
お前の弟が亡くなって2人になったじゃないか。
そしてお前も奨学金をもらって大学にいくためにケガをしたあたしを置いて出ていっただろう」
とくに皮肉な口調でもなく、こんなふうに答えました。
そう、これ以外に答えがあるはずがないのはわかっていました。

そして4日前の夜中です。
薄明るい病室でうつらうつらしていると、ベッドの横に人の気配を感じました。
看護師さんだろうかと思い起き上がりかけましたが体が動きません。
半分覚めた状態で横目で様子をうかがうと、白い服でしたがナースの制服ではないようでした。
カチカチと金属がぶつかるような音がして、目の前にさじがつき出されました。
中には夢で見たのと
同じ米粒状のものが液体の中で体を伸び縮みさせています。
「さあ、飲みなさい」その人はささやいて、私の口元にさじを押しつけてきました。
「嫌っ!ゆるして」大声で叫びながら一気に上半身を起こし、さじをふり払いました。
横を向くとその人と目が合いました。
こけた頬に落ちく
ぼんだ眼窩、不健康そうな青白い肌、ひっつめた髪
・・・そこにいたのはまぎれもなく私でした。

私は大粒の涙を流しながら、ベッドの上で半狂乱になって叫んでいるところを、
声を聞きつけて
きた看護師さんたちにとり押さえられていました。
これで話を終わります。
0019五月のケツ保存会
垢版 |
2018/03/05(月) 17:56:21.34ID:xyI8O+Oq
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0020雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:58:13.30ID:Yt4FHbX8
寝室で弟が寝ていました。弟はこの頃、心臓の具合がますます悪くなって、
学校に登校できずほとんど寝たきりの状態でした。
涙が出るような気持ちでした。私の人生の中で、最もつらく
陰鬱だった時期。次に夢を見たのは2週間ほど前になります。
そのときは病院のベッドにいました。電車の中で倒れ、救急車で緊急入院していたのです。
極度の貧血ということで、さまざまな検査を受けさせられている最中でした。
仕事のほうは、もうこれでプロジェクトからは外されるだろうと考え、
とても悔しい気持ちになりました。これまで頑張ってきたことがすべて無駄になってしまった、
なぜもっと体に気を遣わなかったのか・・・後悔が頭の中をかけめぐりましたが、
一方では苦しみから解放されたという安堵感も少しだけありました。
そんな複雑な思いが頭の中に渦巻いていたときだったのです。
2人部屋でしたが片方のベッドは空いていて、気を遣わずにすんだのが幸いでした。

病院の消灯は早く、なかなか寝つけない日が続いていましたが、
その日は最後の検温が終わった後、吸い込まれるように眠ってしましました。
夢の中で私はせまいアパートにいました。ああこれは高校生のときだな、とわかりました。
中学校2年のときに父が急死しました。一人で林の中に入って縊死したのです。
父にはサラ金に多額の借金があることがわかり、生活はたちまち困窮しました。
そのために移ってきた二間のアパート。・・・ここで弟は病死したのです。
弟の傍らに、またあの女の人がいました。
その人は前の夢のときと同様に手に瓶を持ち、中身を弟にさじで与えています。
一口飲ませると、弟は嫌がるように首を振りました。
その人はいらだつようなそぶりをして、さじの頭で弟の口の横をガツガツと叩きました。
そしてさじでまた瓶の中のものをすくったとき、白濁した液体の中にうごめくものが見えました。

暗然とした気分で目を覚ましました。時計をみるともうすぐ朝の検温の時間でした。
10時ころまで待って病室を抜け出し、母に電話をかけました。
母はまだ50代でしたが、あのアパートの階段で転んで両足を複雑骨折して歩けなくなり、
地元の養護施設に入所しています。・・・母には今回の入院のことは知らせていませんでした。
どうせこちらには来られないのだし、心配をかけるだけだ
と思ったからです。
ややしばらくして母が電話に出たので、
話のついでをよそ
おって夢の中に出てきた女の人について尋ねました。
0021雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:58:57.96ID:4mTp2cvA
>>16
こういう低級な手合いは
スレのルールを変えさせるのが目的なんだから
そんな事したら思うツボさー
0022雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:03:37.18ID:B8WReQOX
それから神主は不思議な動きをすると、手を胸の前に組んで、
「世の中よ すると神主が「ここは囲まれてる」って言う。
あたりを見回すと、林の中に焚火の照り返しで光るものがあるんだ、いくつも。
神主が懐から横笛をとりだして、「座りなさい」と言ってから、吹き始めた。
そしたら林の中のものたちが、笛の音に合わせて鳴き始めたんだ。
「びょー、びょー」って感じで。
怖くなって尻もちをつく形で後ろに倒れたら、神主が笛を置いてバンと手を強く叩いた。
すると木立の中のものがいっせいに出てきた。
鹿と鹿人間、・・・鹿は鹿だろ。ただオスの角のあるやつはいなかったと思う。
鹿人間というのは裸でね、体のあちこちが少しずつ鹿になりかかってるやつ。
背中に毛が生えてたり、後ろ足が鹿のだったり、ほとんど人間のままのもいたけど、
そいつらも四つん這いでね、こっちに近づいてきたんだ。

焚火の周りぐるっとをそいつらが取りまいて、そしたら神主が立ち上がって、
今度は手を軽くポンと叩くと、鹿人間のうちの一人・・・一匹が前に出てきた。
私より少し年下の男の子だった。
その子が四つん這いのまま、猫がやるように手を前に出して
体を伸ばした。神主はいつの間にか片手に大きな鉈を持っててね、
無造作にその子に近づくと、肩の部分から左手を切り落としたんだ。
怖くて目をつぶりそうだったよ。
だけどその子は特別痛がりもしないし、血もほとんど出ないんだ。
その子はつっかい棒が外れたようにヒザ立ちのうつ伏せになってたんだけど、
手の切り口のところから少しずつ細い鹿の足が出てきた。
神主は切った腕をつかむと焚火の中に放り込んだよ。そなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる」
こうね、朗々と歌ったんだ。もちろんそのときにはよく聞き取れなかったし、
意味もわからなかったよ。後になって調べたんだ。
今では百人一首もやるんだよ、私。
すると神主の朗詠に合わせて、鹿と鹿人間が一斉に鳴いた。
「びょー、ぴゅー、ぴゅー、びゅー、びょーん」・・・って。
その声が木々に反響して、何かものすごい音楽を聞いている感じがした。
焚火からは肉の焦げる臭いがするし、気が遠くなりかけた。
その中で神主の声が聞こえたんだ。「私といっしょに来ないか」って。

気がつくと、反省室の中にカーテンのすき間から朝の光が差し込んでた。
思わず毛布をはがして足を見たよ。両足ともちゃんとあった。
ああ、やっぱり夢だろって思うんだろうね。
でもね、それ以来、ときどき夢を見るんだ。
林の中を自分が鹿になって駆けている夢。これは本物の夢だよ。
そのときには神主が歌っていた「世の中よ・・・」の和歌が頭の中に響いている。
・・・この夢はね、私がその後、何度か道を外しそうになったときに決まって見るんだよ。
それでなんとかここまでやってこれたのかもしれないね。
それにほら、ここ見てよ。この左足、ヒザのまわりがぐるっと紫にひきつれてるだろ。
ふだんは隠してるけど、切られた足が戻ってきたからじゃ
ないかと思うんだ。
ああ、こんなとこで足伸ばして変に思われたかもしれないね、ハハハ。
0023雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:05:19.59ID:htUPjAC2
反省室はベッド以外何もない部屋で、一階の職員室の近くにあった。
いちおう窓はあるんだけど、外から鉄格子がついてて、外は新芽の伸びてきた林。
その日はそこで8時にはもう電気を消されちゃって、
しかたないからベッドに入っていろんなことを想像してたんだ。
けっこう空想するの好きだったんだよ。他に楽しみもないし・・・
お姫様とかそういうんじゃないけど。
そのうちにうとうとしちゃたんだろうね。
11時頃に当直の先生の見回りがあるんだけど気づかなかったから。
だからね、これから話すのはただの夢かもしれないんだよ。いちおう断っとくね。その頃は自傷もくり返してたし、夜に出歩いたりもしてたんで、
家裁の判断で入所させられたってわけ。
今思うと、そういう仲間とつき合ってたてことも大きかったのかもしれない。
○○学園は郊外にあって、場所は言えないんだけど有名な山のすそ野でね。
ずうっと林が広がった中にあるんだ。
全寮制で、いちおう授業もあるんだよ。
すんごく規律が厳しくて、入所式のときに誓いをたてさせられるんだ。
暴力をふるったりしませんとか、そんなこと。
入所式のときには父親が来たけど、母親は来なかった。
怒ってたんだろうね、妹のことで。

それでしばらくは大人しくしてたんだ。年上の先輩もいたしね。
だけどね、一日中顔をつき合わせて生活してるんだから、
中には気に入らないやつも出てくる。我慢はしてたんだけど、ある晩ね。
食堂で頭から給食をぶっかけて、髪をつかんで引きずり倒しちゃったんだ。
すぐに先生たちに止められて、そいつはたいしたケガもしなかったのに、
その夜から反省室泊まりってことになったんだ。
そこの生活はね、ペナルティがいっぱいあって、
例えば朝の点呼に起きてこなかったらどうとか。そん中で反省室は重いほうだったんだよ。
ただ私は一人が好きだったし、なんてこともなかったけど。

目がさめると熱くて、寒いんだよ。わけわかんないって?
うつ伏せに倒れてたんだ。それで背中側に焚火があって
そっちのほうが熱い。
体を起こすと、外にいたんだ。林の中の森に囲まれた草地みたいなとこ。
まだ4月だったからね。
「気がついたかい」という声がして、そっち向くと、
神主の格好をした人が、横倒しになった朽木に座っていた。40代くらいなのかなあ。
特徴のないのっぺりした顔だったと思う。
驚いて立ち上がろうとしたけど、前のほうに転んでしまった。
片足がなくなってたんだ。ジャージのヒザの部分から左足がすっぱりない。
神主は平然とね「逃げられないように片足は切ったよ」なんて言うんだ。
それでも片足跳びで逃げ出そうとした。痛みはなかったからね。
0024雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:08:04.26ID:JOTzwA3q
藤澤さんのフォームって中電にいるときにコーチに言われて一度踵を付けるスタイルに変えてたんじゃなかったっけ?
それからまた踵を上げて重心を前にするスタイルに戻してたのを五輪前に踵を付けるスタイルに変更したのでは?

本人はどっちでも投げれるんじゃない?
0025雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:08:57.11ID:GS+ZYMwT
いつの間にか料理の音が止まっていて、キッチンからののれんをくぐって母が出てきました。
目がつり上がって、額の真ん中にシワが寄っていました。
お腹のところに両手で包丁を持って、まっすぐに私のほうに向けていました。
「ちょっと、何、お母さん本当に冗談はやめて」
「どこの家でもやってるんだよ。いらない子は取り替えてもらえるんだから。
こんなに大きくなってから取り替えるのは恥ずかしいんだけどね。育て方失敗したみたいで」
母はそのまま真っすぐに私のほうに体当たりをしてきました。
包丁の先はかろうじてそれ、私は電気こたつをはさんで母と向き合いましたが、
隙をみて玄関のほうに走り出て、裸足のままで家から飛び出しました。

雨が降っている中を泣きながら夢中で駆けていたら、
「ちょっと由奈、あんたずぶ濡れでどこ行くの!」こう前から呼びかけられました。「私、子どもの頃にマンホールとか、それに似た穴に落ちたこっとってあったけ?」
「・・・あるよー」
「!」やっぱりあったんだ、と自分で聞いたのにびっくりしてしまいました。
「いつのこと?」
「お前が幼稚園に入学する前だから、4歳の始め頃だよ」
「どこに落ちたの?」
「場所わからないんじゃないかと思うけど、西崎の養護学校の横道のマンホールだよ。
あの日はすごい雨が降っててねえ」
「何でそんなとこに落ちたの?蓋が開いてたの?」

「・・・思い出さなきゃよかったのにねえ。お母さんが落としたんだよ」
「・・・何へんな冗談言ってるの?」
「冗談じゃないから。前のお前は知恵遅れでいらない子だったから、捨てたんだよ」
「!」
「神様にお願いしてね、前のお前をそこに捨てて新しいお前をもらったんだよ。
だけど前の記憶が残ってたんだね。・・・残念ね、ずっと一緒に暮らしていけると思ってたのに、
また新しいのをもらってこなきゃいけなくなったよ」
「お母さん!」
顔をあげると、傘を傾けて心配そうに顔をのぞかせているのは母でした。
「いやーっ」私は身をよじって叫びました。
「何、何があったの?家に変な人でも来たの?」
私はその場にしゃがみこんで、泣き崩れてしまいました。
・・・その後、母に連れられて家に戻ったら、
さっき飛び出したはずの玄関は戸が閉まり、鍵までかかっていたんです。
0026雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:12:21.98ID:/y/b4tgs
何よ、このスレきちがいに占領されてる
0027雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:12:26.38ID:KbGwjIsU
藤澤の投石は見てて危なっかしい時がある
横から押したら他の選手よりグラグラしそう
0028雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:13:06.34ID:FlLn1k+Q
サッシ窓は中で×字に板が打ちつけられていましたが、内部はよく見えました。
高い天井にたくさんの蛍光灯が灯り、奥に巨大な振り子時計がありました。
よくあるアンティークの柱時計、あれをとてつもなく大きくしたもので、
高さは3m以上あったと思います。
ちょうど軽自動車を縦にしたほどの時計です。さっきの「チコッ」という音はずっと続いていて、
この時計の車のタイヤほどの振り子が振れたときに出る音だとわかりました。
不思議なものがあるなあ、と思いました。何かの展示にでも使ったのだろうか・・・

見ていると、時計の裏側のほうから台車を押して人が二人出てきました。
作業服を着て帽子をかぶっていましたが、色が浅黒くどちらも外国人だと思いました。ところがしばらく行くと前方に車止めが見え、行き止まりになっていることに気がつきました。
失敗したな、引き返さなくちゃなんないと思いましたが、
右手があまり大きくはない廃工場のようなところで、入り口の鉄扉がなくなっていました。
そしてその向こう側に裏門が見え、そこも開いていたので、
中を通っていけば一つ向こうの道路にショートカットできそうでした。
駐車場には車は一台もなく、3つならんだコンクリ製の四角い建物のシャッターもすべて閉まっていて、
稼働しているようには思えませんでした。

そこに入ってみたんです。1分もあれば抜けられそうだったし、人の気配もありませんでしたから。
真ん中の建物の前まできたとき、「チコッ、チコッ」という聞き慣れない音がしました。
分厚いシャッターごしに聞こえてくるようなので、もとはそうとう大きな音なんだろうと思いました。
それで・・・いらない好奇心を出しちゃったんですよ。
建物と建物の間が1mくらいのスペースになっていて、
音が聞こえてくる建物には低いところに窓があるようでした。
その隙間に入り込んで、窓から中をのぞいてみたんです。
台車の上には金属製の大きなバケツが二個のっていました。
一人が時計の横にまわりパネルを開け、
もう一人が、シャベルを取り出して一つのバケツにつっこみ持ち上げました。
シャベルの上にはピンクと赤の、うねうねとした生き物の内臓に見えるものがのっていました。
それを無造作に、時計のパネルの中に注ぎ込みました。
片方のバケツが空になると、もう一方のバケツをすくいました。
・・・これは自分の見間違いだと思うのですが、シャベルには乳児の頭のようなものが二つ・・・
0030雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:15:28.85ID:6ivxd7cm
>>1
Naisuu-
色々集まって大人気
0031雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:17:16.93ID:gcjs6Bzr
とは言ってもね、1ヶ月を過ぎると少し飽きが出てきました。
遠出をすればいいのかもしれませんが、
1時間以内で帰ってこれる距離にはあまり面白いスポットがないんですね。
せいぜいちょっとした児童公園があるくらいです。
それで、せめてもと思って毎日歩くルートを変えてみたんです。
家の前は通常の道路で、右か左のどちらに行くか、それと右にちょっと歩くと縦に入っていく道があり、
家を出た段階で3方向の選択肢があります。それを毎日変えてみることで、
少し気分転換にはなりました。
60歳で印刷会社の定年をむかえ、その後数年は嘱託で働いていたんですが、
年度いっぱいでそれも終わって、4月から完全な年金生活に入ったんです。
長い間の念願であったし、あれもこれもとやることを考えていたものの、
いざそうなってみると、もてあます時間というのはかなりあるものです。
家の中にいても家内にじゃまにされるだけなので、
ウオーキングを始めることにしました。どちらかというとわたしはやせ気味なので、
ダイエットというわけではなく、足腰の力を落とさないようにと考えたんです。

無理なく長く続けることが目標でしたので、早朝ではなく9時半から1時間ばかり、
万歩計をつけて家の周囲を歩くことにしました。
家は新興住宅地にあって碁盤の目のように区画が整備されており、通勤の時間帯を過ぎると
車も人もほとんど通らず、歩きやすかったです。
ウオーキングを始めてみると、いろいろと気づくことがありました。
例えば橋のたもとにとても大きなイチョウの木があったり、
住宅街の中に小さな金管楽器の修理店を見つけたり、あれっと思うようなことがあるんです。
あと、パソコンから町内の地図をダウンロードしまして、
すべての道を通って最短距離で家まで戻ってくる方法なども考えたんですよ。なにしろ暇ですから。
当然ながら一筆書きは無理なんですが、今日はこのルートにしようと暗記してから出かけると
それなりに頭を使ってボケ防止にもなりそうでした。そんなウオーキング中の出来事です。
その日は、縦に入る道を選んで、ここの丁目と隣との境界となる道路まで歩き、
少し歩いてから別の縦の道を折り返してみることにしました。
入っていくと、ああこの道は通ったことがない、とすぐにわかりました。
0033雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:20:38.30ID:a6OxtiuK
>>1
スレ立ていいよー

前スレ、昼に見た時はまだ600レスくらいでのんびりしてたから「もうスレ落ち着いたかな〜」
と思ったら急に伸び出してビックリ。まだまだ勢いあんのね
0034雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:20:55.56ID:x8GhGt9Y
ナミが空を指さして「あれ、UFOじゃない。ほら、あそこ」なんて言ったりしましたが、
わたしには何も見えませんでした。ふざけてるんだろうって思いました。
宇宙人なんていないと思うし、前からそういうところのある子でしたから。
カレたちも「どこどこ、・・・わからないなあ」って言ってましたよ。
それからナミがトイレに行きたいって言いだして、
トイレは公園内の200mくらい離れたとこにあるんだけど、
車に鍵をかけて全員で行くことにしたんです。
去年の秋のことなんですが、男女4人で心霊スポットに行ったんです。
心霊スポットといっても、幽霊が出るとかそういうところじゃなくて、UFOです。
UFOが飛ぶのが見られるとか、宇宙人の秘密基地が地下にあるとか、
そういう噂のあるところです。
もちろんそんなのは信じていませんでした。そこは山まではいかない、小高い丘になってて、
夜景がきれいだともいわれているんです。
だから心霊スポットを探索するというより、みんなで夜景を見に行ったようなものです。

わたしと、カレのあつしと友だちのナミとそのカレの4人ですね。
そこは急カーブを連続して登っていくので、昔は族なんかも来ていたということでしたが、
今はまったくそんなことはなくて、カップルで来ている人が多いです。
それで、あつしの車・・・名前は忘れたけどホンダの中古のワゴンです。
それに乗って行って、頂上の公園付近の道路に停めて、4人で夜景を見てました。
時間は9時過ぎくらいです。初めてだったんですが、きれいでしたよ。
空も晴れていて、星もよく見えました。
・・・ここから記憶があいまいなんですが、
警察に何度も聞かれたのでくり返し話しているうちにまとまったことを書きます。
トイレに行くまでに誰とも会いませんでした。公園に人の姿はなかった思います。
トイレに入ってたのは数分です。それからナミといっしょに出て、
繁みの陰で待っていたあつしたちと合流して車に戻ったんです。
車の後ろのほうから近づいてったんですが、たまたま変なことに気がついたんです。
車のナンバープレートってありますよね。あの数字が裏返っていたんです。
0035雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:22:40.99ID:DO0YkMhy
気が付くと誰かに頬をペチペチと叩かれる感触を覚えました。
町の消防隊のお兄さんでした。

「おい!大丈夫か!おい!」
私はハッと気が付きました。辺りを見回すとあの石碑がある場所。
あの得体の知れない人物たちはもういませんでした。
いるのは私と消防隊の人たち数人。そしてA太とクラスメイトの男子2人。そして下級生1人だけ。
「あれ?」と思いました。いくら周囲を見回してもあの階段でヒイヒイ言ってた不満体の下級生がいないのです。
そこに私の父親とA太の父親がやってきました。

私が何か言うのを待たず、父親は私の頬を思いっきりぴっぱたき、次の瞬間泣きながら私を抱きしめました。
父親が泣いたのを私はそこで初めて見ました。あとは問答無用で全員公民館に連れられものすごい時間をかけてお祓いを受けました。
お祓いが終わると私の父親を含めた各家5人の当主達と住職さんが別室で話し合いを始めました。
私はこっそり聞き耳を立てると住職さんが「これでも祓えたかわからん」と言っていました。

自分たちがとんでもないことをしたんだと実感し始めたころ、A太が話しかけてきました。
「なあ、お社とあのバケモンがいた場所を行き来しても注連縄なかったよな?」
確かに。あの逆だという注連縄はあれから一度も見ていませんでした。

そこにドタドタドタとすごい勢いで誰かがやってきました。あの肥満体の下級生のお母さんでした。
「うちの子は!?うちの子は帰ってないの!?」
その大声に5人の当主と住職さんが飛びててきました。あの子の母親は私たち子供の顔を見て察したんでしょう。
「何故行った!?Dのとこのおばあさん死んで49日経ってないのに何で行った!?返せ!!うちの子を返してよ!!!!」
ものすごい見幕で怒鳴られました。それこそ殺されそうな勢いで。ありったけの恨みの気持ちが伝わってきました。

それから5人の当主と住職さんがあの子の母さんを何とか落ち着かせることに成功し、我々に全てを告げられました。

「お前たちは…恐らくこの先『かたわ』になる」
0036雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:24:46.39ID:oKa2s/h8
すると声がしました。

「ケタ…ケタ…ケタ…ケタ…」

私が振り向くとそこに誰かが立っていました。見たこともない服でした。
黒い獣の毛皮を纏い、勾玉か牙のような装飾品。鹿の角のような冠(?)、木の板の仮面。そしてその仮面には目のような奇妙な模様。
そんな得体の知れない人物が我々の後ろに立っていたのです。悲鳴も出ませんでした。

「ケタ…ケタ…ケタ…カケタ…カケタ…カケタ…」

その声は違う方向からも聞こえてきます。
「おい!見ろ!」下級生の1人が叫び、その方向を見ます。すると同様の格好をした人物がもう1人立っていました。
いや、1人だけではありません。私たちをぐるっと囲うかのように同様の格好をした人物が立っているのです。
何人かは数えていませんが10〜12人くらいに感じました。皆それぞれ仮面に描かれた模様が違うのです。

「「「「「「カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…」」」」」」

もう声も出ませんでした。皆も震えてすくんでいました。
その人物達が徐々にじりじりと私たちに近づいてきます。

そしてゆっくりと一斉にギギギ…という感じで首を傾げ始めます。そして

ゴキン!

得体の知れない人物達が音を立てて首を横に90度折り曲げたのです。

そして全員が一斉に言葉を放ちます。
「「「「「「じゅら」」」」」」
その言葉を聞いた瞬間、意識が遠のき私は気を失いました。
0037雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:25:43.27ID:p+MmLzqf
道は続きどんどん歩きます。まだ3時過ぎだというのに薄暗く不気味な雰囲気でした。
すこし疲れたので休憩を提案しました。皆そこらへんの岩に座り、ジュースを飲んだりお菓子を食べたりしました。

私も桃の天然水を飲んで一休み。すると同級生の1人が「なにか言った?」と聞いてきました。
「何も言ってないよ」私がそう答えると同級生は不思議そうな顔をしました。

重い静寂が場を支配していました。休憩も終わり、先に進んでみようとした時。


シャリン


私の背後で鈴の音が聞こえました。私がバッと振り向くとそこには何もいませんでした。
でも感じたことのない不安と恐怖が私の心にハッキリと現れたのを今でも覚えています。

どんどん進み、大体感覚で4〜5キロ歩いたところで道は途切れていました。
そこは少し開けた場所でお社がポツンとあるだけの場所でした。
同級生の1人が「ここで終わりだ。もう何もない。結局なにもなかったな」と言い、引き返すことにしました。
でも私はずっと不安と恐怖を感じ続けていました。得体の知れない何かにずっと追いかけられているかのような、見られているかのような。

空を見ると薄暗くなり、私は「もういいだろ。帰ろう」と提案しました。
他の5人も何かしら感じたのか神妙な面持ちで同意してくれました。
そして私たちは岐路についたのです。時刻は5時過ぎ。3月の空はどんどん暗くなります。

しばらくして私は違和感を覚えました。どんなにどんなに歩いてもあの石碑がある場所に辿り着かないのです。
そのうち強がってた下級生の1人が泣き出し始めました。他の皆もものすごく不安な顔をしているのが手に取るようにわかりました。
正直、私も泣きたかったです。

しばらくすると今度は見たこともない場所に辿り着きました。広い場所。その先は行き止まりです。
すぐさま引き返します。でも道は一本道。間違えようがありません。またしばらく歩くとあのお社。
全員混乱します。そして逆の道を行きまた広い場所。同級生が「もしかして遭難したんじゃいのか俺達!?」と叫びます。
でも遭難なんてありえません道は一本しかないのですから。皆、半狂乱、パニック状態に陥りました。
0039雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:28:00.51ID:swbwmX9E
私の故郷は東北地方のM県の沿岸部。海と山に囲まれた自然豊かな場所です。

でも恐ろしい部分の秘めていました。

私の生まれ育った場所は5つの集落からなる小さな町です。
それぞれの集落にリーダー的な立場にある家が一つずつあり(A、B、C、D、E家と表記します)、私はその中の一角、E家の一人息子でした。

A家の家紋は『扇』の紋
B家の家紋は『亀甲』の紋
C家の家紋は『霞』の紋
D家の家紋は『井筒』の紋
そして私の家、E家の家紋は『藤』の紋です。

みなそれぞれわかりやすい形の家紋になっています。

そして私の町には『奇妙な場所』と『不思議なしきたり』があります。

『奇妙な場所』とは学校の裏山でした(以降、山と呼びます)。長い長い石の階段を登った先に大きな鳥居があります。
鳥居を通るとそこに石碑のようなものがあり5つの家の家紋と何らかの文字が刻まれていました(文字は昔の言葉であり何て書いてあるのかわかりません)。
その奥には鬱蒼とした山道が続いています。

そして『不思議なしきたり』とは『5つの家で誰かが死んだ際、四九日が過ぎるまで山に入ってはいけない』というしきたりでした。
0040雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:28:26.14ID:rPvnnZub
「赤黒い・・・渦巻きですか」俺が答えると、
「そうじゃなくて、白く残ったとこ。人の顔に見えない」
そう言われると、おかっぱの女の人、いや子どもかもしれない横顔にも見えました。
「すごい絵ね。念が入り込んじゃってる」西田先生はそう言うと、
目を半眼のようにして岸の正面の草のほこらを見ていましたが、
すっとしゃがんで岸の絵具箱から余ってた細筆を取ると、少しだけ水をつけて
慣れた手つきで何かを描き始めました。
それは・・・輪郭だけの仏像、今にして思えば観音像だったと思います。
西田先生がそれを描き終えたとたん、
岸が目をつむり体育座りのまま横にコテンと倒れ、
脇に落ちたスケッチブックを素早く西田先生が拾い上げました。
「ん、ん、ん」とうめいて岸がゆっくり起き上がり、
「あれ・・・俺、何してた?」と呆けたような声で言いました。

「ちょっと陽気にあたったみたいだったよ」と西田先生が答えましたが、
実際は雪国のここらはまだ肌寒いくらいでした。
「俺のスケッチブック・・・」と西田先生が小脇に抱えているのを見て岸が言いました。
「少し濡れたみたいだから、特別に新しいのをあげる」
西田先生はそう言って、俺らに向かって目配せをしました。
それから皆で上に登り、先生方の本部になっている公園の休屋に行って、
岸は先生のスケッチブックをもらいました。
「さっきのとこはもう行かないほうがいいよ。あの手すりから下を見て描いてごらん」
西田先生はポンと岸の尻を叩きました。
それから俺らを脇のほうにうながすと、
「あの顔を描いてたこと、絶対に岸くんに言っちゃダメだからね。
本当はもう帰ったほうがいいんだけど・・・」とやや強い口調で言いました。
俺が「そのスケッチブックは?」と聞くと、
「これは預かっておきます」とだけ答えてくれましたね。まあこんな話です。
0041雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:29:01.75ID:ZuKiAcFi
>>32
こういうのはやめ時が難しいのよ
すぐやめたらクズ呼ばわりだし
続けてると通報特定のコンボ
まあガキなんで今晩でやめるでしょう
0042雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:30:04.25ID:x1wWsQQB
「あんたたち、さぼってないで描きなさいよ」と、西田先生が言いましたが、
目は笑ってました。俺が「でも、あれ」と下の岸のことを指さすと、
西田先生はいぶかしそうにそっちを見てましたが、
「何か変ねえ。ちょっと行ってみようか」と俺らをふり返ったんで、
4人で階段を下に降りて行きました。橋を越えて岸の近くまでくると、
「おい何描いてる?」とダチの一人が後ろから声をかけましたが、
ふり向きもしませんでした。
肩越しに絵筆を握った手がフルフルと震えているのがわかりました。
それから、岸の描いてるとこは上からはただの斜面に見えたんですが、
土がくぼんで1mくらい掘れたような形で草が生えてました。
「・・・ここ、昔は防空壕があったって話よね」西田先生が言いました。

岸の背後までくるとヒザの上のスケッチブックが見えました。
西田先生が息を呑む音が聞こえました。
スケッチブックは鉛筆の下書きの跡もなく、四隅からどぎつい赤紫で塗られ、
中央の部分だけ白く残ってましたね。
パレットには絵の具の赤、黒、青がチューブ全部絞り出されてました。
「おい岸、何やってんだ」声をかけてもこっちを見ようともしないので、
前に回って驚きました。
目が完全に据わって血走ってるんですよ。
ダチが肩に手をかけて揺さぶっても、
絵筆を持った手を宙に浮かせたままでガクガク揺れるだけです。
西田先生はじっとスケッチブックをのぞき込んでいましたが、
「あんたたち、これ何に見える?」と聞いてきました。
0043雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:31:02.35ID:09girtqC
俺とあと2人のダチはもう最初から描く気はなく、
木の陰の芝生になったところに寝そべって、30分くらいゲームの話とかしてました。
ただ教師がずっと巡回してて、スケッチブックが白いままだと注意されるんで
全く何もやらないわけにもいかず、鉛筆で殴り書きのようなことはしてましたね。
その場所からは下のお堀と街路が見下ろせるんですが、
何気なくそのあたりを見てると、同じクラスの岸ってやつが、
端を渡ってお堀の向こう側に行って、体育座りで膝の上にスケッチブックを置いて
夢中になって絵を書いてるんです。
意外だな、と思いました。普段からそんなに真面目なやつじゃないんです。
むしろこんな機会ならいちばんにサボるのが定番なんです。

それと意外というか変だなと感じたのは、スケッチって普通景色を描くもんでしょ。
それが岸のやつはすぐ目の前にある雑草の生えた斜面のほうを向いてて、
しかもまだ絵の具は出さないはずなのに、絵筆で色をぬってるようなんです。
「おい、あれ何やってるんだろうな」
「草を描いてるんじゃないか。緑と黄緑だけ使って塗りつぶせば楽だし」
「にしても、いやに熱心だよな」
こんな話をしていると、こっちに西田先生がやってきました。
この西田先生というのは、教師ではなくて地元の女流画家なんです。
新聞の挿絵とかも描いてたし、なんとか展覧会にも入選したという地元では有名な人で、
好意で俺らの学校の美術の時間にときどき来てくれてました。
当時60過ぎてたと思います。
0044雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:32:28.14ID:mdJ65H00
中学校2年のときのことです。
最近はそうでもないみたいだけど、昔はいろんな学校行事があったんです。
マラソン大会とか鍋っこ遠足とか・・・今もやればいいのにと思いますけどね。
で、写生大会というのもあったんです。
中学校の近くに城址公園があって、歩いて20分くらいです。
2時間授業をしてから体育着に着替え、2年生の4クラスが組ごとに並んでそこへ行きます。
スケッチブックと絵具箱、あと弁当を持ってです。
午前中2時間でスケッチをして昼を食べ、午後2時半くらいまでで色をつけて完成させる。
そんな活動でした。

俺は美術は得意でも好きでもないし「カッタルイなー」とか言いながら出かけましたが、
普通の授業よりははるかにマシでした。
クラスで仲のよかった3人ぐらいとずっとダベってても怒られる心配はないからです。
ツツジ祭りというのに合わせてやってたので、時期は5月だったと思います。
城址公園はそれほど大きくないお堀に囲まれてました。
少し坂を登ったとこにある広場で、150人の生徒が思い思いの場所に散らばり、
自分の書きたい風景を見つけてスケッチブックを広げました。
平日なので一般のお客さんは少なかったですね。
0045雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:33:36.85ID:WOsztsLb
荒らし発狂している割にノロマw
0046雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:34:33.06ID:MWknWkw4
一時的にLS関連の複数スレにコピペしてたみたいだが、めんどくさくなったのかここ一本に絞ったみたいだなw
そこまでの執念があるなら、なんか別の道に生かせばいいものを
0047雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:34:59.56ID:R975zc/0
>>7
というか、アイドル板にアスリート個人のスレなんてあるの?
0048雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:36:41.19ID:3/dxSytn
でもケンちゃんの中は頑丈で立ち上がることができません。
そのまま前のめりに教卓から落ちました。頭が床にあたるボコッという音が聞こえました。
着ぐるみの詰め物がなければ大ケガをしていたかもしれません。
そのまま床の上で、机やイスを弾き飛ばしてのたうち始めました。
「あじ、あぶう、あぶあ、あぶういい」と叫んでいるように聞こえました。
もし着ぐるみごしでなければ「熱い」と言ってたんじゃないかと思います。
あわてて湊先生が駆け寄り、
山田君のうつ伏せの足の上に載って強く背中を押さえ、ジッパーを開けようとしました。
びびびっという感じで、ジッパーの横の布が大きく裂けました。
そのすき間から両脇をすくうようにして山田君を抱き上げました。
山田君は小さかったのでひっかからずに出てきましたが、そのときにはぐったりとしていました。

外面的なケガはなかったのですが、頭を打っているので先生が保健室に連れていきました。
とくに大したこともなかったようで、次の日からも登校してきたはずです。
湊先生はまもなく、みんなにお別れを言って学校を去られました。
そして春休みに入り、町のある地区で大きな火災が起きました。
十数件の家が燃え、死者が二桁にのぼりました。
その地区はごちゃごちゃした木造の家屋が密集しているところだったので、
被害が大きくなってしまったのだと思います。
その死者の中には山田君も入っていました。家族全員が亡くなったと記憶しています。
・・・これで私の話は終わりです。
0049雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:37:23.22ID:sE4deyme
これって3年生には難しいですよね。
だからみんな「戦争がなくなってほしい」とか、同じようなありきたりの内容だったと思います。
一人が10分くらい入ってて、3人が体験すればだいたい45分授業は終わりました。
私ももちろん入りましたよ。すごい窮屈だったのを覚えています。
ケンちゃんは、外側はふわふわですが、中の布は固くて身動きがとれませんでした。
特に顔のまわりは詰め物が厚く入っているようで、
みんなの声が遠くでしているように聞こえました。
それから、目などの穴が空いているわけではないので外は見えず、息も苦しかったです。
みんなが願いごとを言ったら、ウンウンとうなずくことになっていました。
今から考えれば意味があるような、ないような授業ですよね。
もしかしたら学校の管理職に聞こえたら止められたかもしれません。
でも湊先生がいたのは短い期間だったし、保護者の間で問題になることもなかったと思います。

3月になって、もうすぐ年度が終わるというときでした。
湊先生と過ごす最後の週に、またこの授業がありました。
その時間に3人がケンちゃんに入ると、クラス全員が体験をすることになります。
最後に入ったのは山田君という子で、男子の出席番号の最後尾です。
その子は、こう言ってはなんですがとても勉強のできない生徒で、
ほとんどものをしゃべらず友達もいませんでした。
表立ってイジメられているというわけではなかったと思いますが、遠足などの班を決めるときに
最後まで残ってしまうような子だったんです。
着ているものもいつも同じで、不潔な感じもありました。
その子がケンちゃんに入って、みんなで「この世の差別がなくなりますように」
と言ったとき、急に山田君が「うーっ」と叫んで立ち上がろうとしたんです。
0050雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:37:47.68ID:98zzC8pn
授業はあまり上手ではなかったと思います。慣れていないというか・・・
田舎だったので、産休の講師がおらず急になられたせいかもしれません。
体育の時間などはジャージに着替えておられましたが、
かなりとまどってる感じがしましたね。
それで、週一回学級活動の時間というのがあったんですが、
その内容がかなり奇妙なものだったんです。
さきほど話した牛のヌイグルミですが、座った形をしていて、
かわいいというよりリアルな感じの顔でした。
・・・何か考えこんでいるような顔といったらいいか。
もしかしたら先生の手作りだったのかもしれません。
大きさは小学3年生が座るより大きいくらいです。
名前は・・・湊先生は「ケンちゃん」と呼んでいました。
どういう字を書くのかはわかりません。

そのケンちゃんは、背中がジッパーで開くようになっていて、
中には綿が詰められていました。
その綿を取り出して、中に順番に生徒が入るんです。1時間に3人くらいでしたけど。
手足の先まできちんと入ることができて、
もしかしたら最初から着ぐるみだったのかもしれません。
入った子はケンちゃんを着たまま黒板の前の教卓に座って、
それに向かってみんなでお願いをするんです。
・・・最初は先生の合図で声をそろえて、
「世界が平和になりますように、この世の差別がなくなりますように」と言います。
さらにその後、一人一人が順番に願い事を言うんですが、ルールがありました。
個人的なお願いはだめなんです。
「おもちゃがほしい、足が速くなりたい」などの、
自分だけに得のあることは言ってはいけないことになってました。
0051雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:38:08.99ID:jfIDFMsJ
小学校の3年のときの話です。
だから記憶があいまいなので、今、卒業アルバムを見ながら書いています。
クラス替えがあって、最初の担任が30代前半くらいの女の先生でした。
名前は北見先生です。卒業アルバムは当然ながら6年生のときの写真が中心なんですが、
その先生方の集合写真の中に顔が見えます。転任されていなかったのでしょう。
この先生は最初の9ヶ月くらいいて、それから産休に入られたと記憶しています。
代わりの担任として、湊先生という若い女の先生がこられました。
冬休み過ぎ、3学期のことでした。

いえ、学級崩壊などといったことはありませんでした。
わりとおとなしいクラスだったと思いますよ。
新しい先生に反発したということもとくにはなかったと記憶してます。
この湊先生は今にして思えばかなり変わった人でした。
低学年の担任はジャージを着ていることも多いと思うんですが、
いつも白いスーツで来られていたんです、
小さい子ども相手で汚れることも多いだろうに。
それから、教室に大きな牛のヌイグルミを持って来られていました。
あの牛乳をとる白黒のホルスタインじゃなくて、薄茶色の牛なんです。
0052雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:38:53.34ID:+ZA9dTAX
本橋ってバンクーバーの後に全農のCMに出た?
家族がそういうのだが思い出せない。
0053雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:39:46.13ID:TKQO1jXg
それで気になって家まで出かけてみたんだ。
いやいや、惚れてたとかそうじゃないって。もうババアだぞ。
三田が教団の本部にしてた家が自分の持ち家で、何かおいしい話が転がってないか、
そういう下心はあったけどな。で、上司には内緒で夕刻に行ってみた。
宗教団体の目立つ看板はそのままだったが、サラ金の紙が貼られたままになってた。
古い一軒家なんだが、簡単に売れるとこでもないし借地なのかもしれない。
草ぼうぼうになった庭を入っていって玄関でインターホンを押したが誰も出ない。
ああ、逃げたんだろうなと思った。田舎にでも帰ったか。

閉まってるだろうが、ためしにと思って戸に手をかけたらカラッと開いた。
んで入ってみたんだよ。違法だろって?まあな。
中は民家というわけじゃなくて、宗教団体時代のゴテゴテした飾り・・・垂れ幕とか
よく知らないが梵字の書いた掛け軸とか・・そんなのがあちこちにあった。
電気も止まってるようだし、薄暗くて不気味だったよ。
部屋を順々に見ていったが、金目のものはなさそうだった。
え、自殺してるとか考えなかったかって?
ないない、ないよ。そんなやつじゃない。
確かにガサ入れ食らってからは覇気もなんもなかったが、そんなタマじゃない。

一階を見て回って、階段で2階にあがった。
前にも入ったことがあるんで様子は知ってた。上には信者の寝泊まりする部屋と
奥にご神体のある祭壇があったはずだ。
・・・最初の6畳が信者が生活してたとこで、最盛期には5人は詰め込まれてたと思った。
襖を開けると奥に何枚も布団が積み上げられて窓を塞いでいた。
床は畳でこ汚いタオルケットが数枚敷かれ、畳は黄ばんで焼け焦げの跡もあった。
焼け焦げは広範囲に畳が炭化してて、火事になんなかったのが不思議なくらい。
やっぱ金目のものはなんもない。
この部屋の隣が、急造感のある一畳ばかりのトイレ。
0054雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:39:57.31ID:hbhKQXSU
クビにした
あいつがメダル
首にした

あゆみ
0055雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:40:14.09ID:MgxcBd1k
ずいぶん昔のことになるけどな。闇金の取り立てをやってたんだ。
まあ今みたいにすぐ弁護士が出てくるようになる前のことだ。
で、ある客のとこに取り立てにいったときの話。
いや、俺らはサラ金とは違うからフツーは客の家に行ったりはないよ。
電話催促だけで、紙貼ったり家の前で怒鳴ったりなんてことはしなかった。
特に利息分だけで元金超えてる客に関しては。

そんときの客は三田って40過ぎくらいの女だった。
もともと知ってる女でね、新興宗教の教祖みたいなことをやってたんだ。
その頃は羽振りもよくて、闇金屋と客っていう関係じゃなかった。
ちょっと世話になったりもしたんだ。
ところが未成年の信者の親が警察に不法監禁で訴えてガサ入れがあり、
そんときに覚醒剤とかも出てきてしまったんだよ。実刑にはならなかったがな。
で、教団のほうはおじゃん。それでもしばらくは蓄えた金で生活してたが、
先物とかに手を出したらしくスッカラカンになりサラ金に金を借りた。
それが返せなくってブラックリストに載り、俺らのとこに来たわけだ。

俺が店にいたら止めとけって言ったんだが、ただの取り立て係だしな。
金は5万、端金だろ。それでも最初のうちは利息払ってたから元金分は回収してあるし、
あとは督促の電話に出なくなったらそれで終わり。
どうせ違法商売だしね、ありえない利息を払い続けられるやつなんていない。
腐ったミカンを奪い合うような商売なんだ。
むしろ訴えられるとかのトラブルのほうがヤバイんだよ。
三田の場合は利息が入らなくなって連絡して、いやいや、優しく話したつもりだよ。
だが次にかけたときは電話を止めらたみたいだった。
まだ携帯の普及してない頃だ。
0057雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:41:26.99ID:KbSjrYyA
小笠原さん!荒らすのやめてください!
0058雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:41:49.74ID:RKgVw9i3
するとそのときです。ガクンと列車が揺れ、ギィーッという長いブレーキ音ととに停止しました。
私はずいぶん長く鉄道を利用していましたので、
これは何か事故があったんだなとわかりました。
その人にもわかったようで、
額にしわをよせて、「飛び込みでしょうかね」と言いました。
そのあとでそわそわとした様子になり、「ちょっと見てきますね。野次馬趣味でお恥ずかしい」
そう言って、荷物を持つと前の車両に移っていきました。
その人は、「ここ失礼します」と言って座り、
風呂敷包みは網棚に上げずに横の席に置きました。
様子を見ていると、「失礼ですが、どのようなご商売ですか」と、
向こうのほうから話しかけてきたんです。
それは柔らかな、笛か何かを思わせるような声でした。
それで、問われるままに行商のこと、旅のことなどいろいろ語りました。
お酒が入っていたせいか、自分でもびっくりするほど饒舌になっていました。

その人のほうはと言えば、
自分のことはほとんど語ることなく聞き役に徹していましたよ。
いや、今にして思えば上手な聞き役でした。
私は子どもに死なれたことや、それが原因で妻と別れたことまで話してしまったんですから。
その人は私の話をひととおりり聞き終えると、改まった感じで「わたしと一緒にきませんか」
というようなことを言ったんです。
どういう意味かはわかりませんでした。
もしかしたらさきほど林の中で見たことと関係があるのか、とは思いましたが。
席を立つときに、その人はつぶやくように歌うように「しかぞなくなる」と言ったんです。
・・・それからもう戻ってはきませんでした。
前の車両に席を移して、そのままどこかで降りられたのかもしれません。
列車は動き出し、私はいつしか眠ってしまいまして、気がついたら朝になっていました。
これだけの話です。・・・「しかぞなくなる」というのは、
万葉集にある「世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる」
という和歌のことではないかと、だいぶ後になってわかりました。
0060雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:42:37.62ID:a65iae6q
ただ、その人の後ろに何か動くものがありました。
鹿です。大きな鹿がたくさん、その人の後をついて歩いてたんです。
鹿は、みな一様に首をうなだれてとぼとぼと元気のない様子でした。
不思議なことがあるものだな、と思いました。
鹿を飼っていて慣れているのだろうか、
神主の格好をしているのはどこかの神社で飼っている鹿なのだろうか・・・
夜の10時頃だったでしょうか。私は商売柄、列車の中で寝るのは得意だったんですが、
その日はどうしたわけか寝つけなくて、
4合瓶をちびちびやりながら窓の外を見てたんですよ。
他の乗客はわずかしかおらず、ほとんどの方は眠っていました。
季節は夏の終わり頃で、まだ列車の天井では扇風機が回っていましたね。
急行待ちのアナウンスがあって列車が停まったのは、線路脇に芒(すすき)、
その向こうは雑木のまばらな林となっているところでした。

ぼんやりと見ていると、その林の中をですね。白いものを着た人が歩いていた。
暗くってはっきりとはしませんが、烏帽子のようなものも被っていました。
つまり神主さんの格好ですよ。
そういう人が20mばかり離れたところをゆっくりと歩いている。
その人がちらと、こちらのほうを見て、
そのときに顔の造作が車窓からの光で見えたんです。
いや、何の変哲もない中年男の顔でしたよ。
ところがですね。その鹿の群れがだんだん列の後ろにいくにつれて、
別のものに変わっていったんです。夜の中で黒ぐろと見えていた鹿の地肌が、
だんだん白くなっていった。
あれっ、と思ってよく見ると・・・四つん這いの人間です、まる裸の。
鹿と人間が混ざったようなのもおりましたよ。背中だけ毛皮が生えているようなね。
列の後部のほうはまるっきりの人間でした。男も女もいましたね。
裸で尻を高く上げた四つん這いで、頭を垂れて歩いていました。
0063雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:43:52.26ID:MWknWkw4
>>59
コピペしているだけじゃなく、一応はスレ内の反応は気になるみたいだw
スレ荒らしを生業とする人じゃなさそうだな…
やっぱなにかしらの怨念で行動してるんだろうか。
0064雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:46:08.94ID:deVlJh8w
信者、アンチ、荒らし

LS北見の勢いがすごいなw

熱い!
0065雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:46:37.08ID:K/sSkh7u
もうずいぶん昔のことです。そのころ私は、和服の行商をしていましてね。
いや、荷を担いで廻ってたわけじゃありません。
カタログ販売です。むろんインターネットも携帯電話もない頃でしたから、
本社からその県のね、拠点となる場所に商品を送ってもらって、
私はカタログを持って小さな集落を廻って歩くんです。
一軒一軒を訪ねて注文があれば代金をいただいて品物を送らせる。
今にして考えれば悠長な商売ですよね。のんびりした時代だったんです。

移動は、経費節約のため鈍行列車を使うことが多かったですよ。
集落に入ってからは、自転車を調達できればそれで、なければ徒歩で回っていました。
たいした給料ではありませんでしたが、
いろんな場所へ旅から旅の生活は楽しかったですよ。
ああ、すみません。前置きが長くなってしまいました。
夜行列車に載っていました。もちろんローカル線の各駅です。
当時は鉄道も単線の区間が多くて、急行列車を待つために駅でもなんでもないところで
数十分くらい停車しているということがよくありましてね。
0067雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:47:05.13ID:5PZq2YhF
こんばんわです、私も少し気持ちを練ってました。まずは、やることやりますね。

藍さん、ごめんなさいm(_ _)m

私はちょっと変わった営業やってまして、ある物を売る事と、クレーム対応が一緒になったような仕事をしています。自分で言うのも何ですが全国表彰レベルの営業です
普通の方よりも何倍も人に会って、何倍も怒られ、褒められる仕事です。喋る順番を間違えただけで印象を悪くする事は常に気を付けてたのですが・・
他の方にも怒られちゃいましたね。(有り難い話です)
ブラックリストのお客様とか他の担当が出禁になった案件とかもよく回ってくるので、自然と人の気持ちや、生活の姿には考えを向けることが多いです。

リアルでは、因縁とかそんな話はしてません。そんな事したら、扱い、ではなく本当の「アホの子」になってしまいます。
しかし、この問題が起きた時に、ここでしかできない、ここだからこその話をしようと「何故か」思いました。

@怖い話Part2 の藍さんオリジナルの話。Aそして今回のお話。B枯れ木さんのお姉さんに関するお話で「何のイメージがお心にあって」今回の様な反応をされたのか私なりの見当はついています。
正直、私の心の在り方が善悪を問わず、藍さんにとって悪影響があるのなら、もうここにはこれないなと考えていました。それが今回の「出会い」とも。
3つの事前の「お手配」がありながら、私は「それ」を認識できず、今回の事を予防することが出来ませんでした。
普段の私の修行も、普通の人から見たらバカみたいな話ですが、こういう事、小さな分岐を自分で認識して改善したい過去(因縁)を変えることにあるので、どうしても喋ってしまいました。
0069雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:47:38.84ID:pZGeOXJo
こいつ無視設定とかできんのん?
0070雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:48:04.48ID:fr1bbl8V
中学になった私はある事情で虐めにあう事になりました。クラスの女子からバイキン扱いというテンプレなアレです。
男子にはあまり伝播しませんでしたが中には2チャンネルに出てくるコウトのような嫌な奴も居るんです。
結局虐めは中学2年の終わりまで続くことになるのですが、その中で数度、虐めにやり返したことがあります。
今思えば、子供の社会と言うのは大人の世間体とあまり変わらないんですね。だから底辺の私が逆らうとその人は私に恥をかかされたことになるんです。因果応報もへったくれもありません。
虐めは辛い物でしたが学校は休まず通っていました。そんな中で事件は起きたんです。
夕飯に呼ばれてキッチンに向かうと必ず出るんです。髪の長い女の人が。
子供部屋の入り口のドアの正面は、お仕置きにも使われた半畳の物置スペースなのですが、そのドアの表面から、すっと女の人が湧いて出て3尺の廊下をまたぎ子供部屋に音もたてずに入っていくんです。
仕事を手放さない母は兄が生まれても1週間で内職を始める元気人間で、一度も髪を長く伸ばしたことがありません。

私「今女の人が子供部屋に入っていったよ」
父「誰も居ないじゃないか」
私「うん、誰も居ないね」

水曜スペシャルの心霊モノを見た日はトイレに行けなくなるほどビビりだった割には実物を見ても怖いとは感じてませんでした。唯一気になったのは決して顔が見えないという事くらいでしたね。
こんなやり取りをしながら平和に育った私は中学生になりました。
休日の私はいつも昼近くまで寝てるような子供で、晴天にも関わらずその日もいつも通り昼前になって母に「いい加減起きろ」されました。
兄弟は上と下に居て3人で子供部屋を使っていましたが、私の寝床は広縁。つまり窓際だったんですが、いつも通りめんどくさそうに体を起こすと私を呼ぶ声が聞こえたんです。
0072雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:48:51.28ID:dN9lMKGx
私の話をしようと思います。これは私が初めて金縛りに遭った時の話です。

私と言えば幼少のころから実家には私にしか見えないお化けが出ました。そういったものが怖いという考えすら持ってなかった頃から見えていました。
当時の実家は平屋建てで北入り玄関。向かって左が8畳キッチン。その奥が8畳和室+広縁の子供部屋
向かって右が水回り、その奥が両親の寝室で8畳和室。一番奥が寝室と続き間になった座敷で8畳和室+広縁。つまり座敷ぶんだけ南側に出ている形の家でした。
一番奥の座敷から玄関までまっすぐの廊下が伸びており、キッチンに行くには家南の端から玄関までの北端まで歩く格好になります。その後の記憶は途切れ、目が覚めたら私は母に抱かれていました。
母との約束を憶えていたので、あの男の子のことは口にしませんでした。
見た事の無い人たちが沢山いて、すごく慌ただしい雰囲気だったせいもあったと思います。

その年のお盆に本家を訪ねた時には、何の異変もありませんでした。
○●お姉ちゃんや他の従姉妹達と一緒にホラー映画のDVDを見て楽しかったです。
あの日の記憶は一体現実だったのか、それとも夢だったのか、確かめる術はありません。
いつか○●さんに聞いてみたいような、そうしてはいけないような、不思議な気持ちです。
今にして思えば、母と、もっと沢山話をしておくべきだったと、そんな気もしています。

さて、取るに足らない昔話、お付き合い頂いた皆様に感謝致します。有り難う御座いました。
他の投稿者さまの邪魔にならなければ良いのですが。
東京の赤門近くの病院で父と知り合った母は免許はありましたが、結局還暦超えても紙ドライバーで車は父の運転する一台のみ。
TVは座敷のみで、TVや車が複数台有るというのは当時で言えばブルジョワでした。そんな時代の話です。
0073雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:49:20.44ID:dnZk5YHf
靴を脱いで廊下を歩いている彼女は何故かボンヤリした表情。
その後ろを小さな男の子が歩いています。
まるでその顔が彼女のお尻にぴったりくっつきそうな距離。文字通り「異様」。
一体あの子は誰だろう?何であんなにくっついて歩くんだろう?
今まで見た事のない男の子は、従姉妹が手伝いを始めてからもその後をついて回りました。
私の視線を不思議に思ったのか、母は私を勝手口から庭に連れ出しました。
「藍、さっきからずっと○●ちゃん見てるよね。何が見えてるの?」
「○●お姉ちゃんの後ろをね、小さな男の子がついて廻ってるの。帰ってきてからずっと。」
「その男の子、どんな格好してる?着物?それとも洋服?」
「洋服だよ。黒い服。靴も黒いよ。ピカピカで。」

その途端に、母の表情が変わりました。とても険しい表情だったと思います。
「藍、今話したこと、皆には内緒ね。お利口に出来たら帰りに好きなもの買ってあげる。」
「うん、約束ね。」 そんなやりとりがあって、私は何時の間にか寝てしまったようです。
ふと、目が覚めると薄暗い居間のソファの上でした。台所は明るく、話し声が聞こえました。
母を探そうと立ち上がったとき、突然左肩を掴まれました。
年上の従姉妹が私の顔を覗き込んでいました。大きく見開いた目は少し怖かったです。
そしてその左肩の後ろ、あの男の子の顔が見えます。
「○●お姉ちゃん、その男の子、誰?」
「ああ、やっぱり藍ちゃんには見えてたんだ。この子はね。」
0074雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:49:39.52ID:6ivxd7cm
今だから言っちゃう
バラエティ強いのはおそらく夕湖と夕梨花
中居はそこを引き出せるか?
0075雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:49:44.36ID:deVlJh8w
ワッチョイかIP付ければアボーンできるけど

一回一回ID変えてるのは凝ってるなw
0077雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:50:34.16ID:EHiDw6OT
なんで荒れてんだw
0078雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:51:07.34ID:byUG/5x1
小5の時、クラスで凄くイジメられていた生徒がいた。
その生徒を仮にMとします。
Mは家が貧乏で制服はいつも泥臭かった。
同じクラスにMをイジメていたガキ大将Sがいてそいつに連られて何人かの生徒が彼をイジメていた。
私はイジメていたわけじゃないけどSとは時々話しをするので【もうやめろよ】と言っても彼は聞こうとはしなかった。
そのMという生徒はとても変わっていてSが彼の頭を叩いたり体を殴ったりすると怒るどころか笑っていた。
彼が教室にいない時、教科書や筆箱を隠されても困った様子も見せずただ笑っていた。
何をされても笑うだけで、そんな彼をSは許せなかったのだろう。
体育の授業でSは不意打ちを噛ますようにMの背後から飛び蹴りをしたこともあった。
それから彼をイジメる生徒は減っていったがSだけは相変わらずでどうしようもなかった。

社会人になって数年ぶりにSに再会しました。
彼は今、県外で働いており父の墓参りのため数日間の休暇をとって帰ってきたという。
最近の話題や過去の思い出話をしているうちに彼の口から怖い話を聞かされることに…

彼が墓参りの途中の道を歩いている時、彼の前方、遠くから犬を連れた男の人がこちらに向かって歩いてくるのが見えたそうだ。
彼も歩いているのでもちろんお互いの距離がどんどん縮まってくる。
30mほどで彼は相手の男が誰かに気づいたそうだ。

その犬を連れた男の人…
彼が小学生の時にイジメていたMだったって。
会社の作業着かは知らないがヒドく汚れていたそうだ。

Mと出くわした事に彼は非常に戸惑ったそうです。
過去が過去なので

よーッ!久しぶりッ!元気だったか?

というわけにもいかず、俯き加減で歩いていた彼…
何故かそんな気持ち
すぐに吹っ飛んじゃったって。

それはMが連れた犬を見てゾォ〜ッと血の気が引いたからだそうだ。

そのMが連れた犬…
あちこちにケガをしていて血の塊のようになってたって。
片目は潰れ、前足の片方は折れていたとか。

こう言ってはなんだが…

Mはもしかして今までイジメられてきたツケの全てをその犬に当たっていたんじゃないか…
と彼は想像したそうだ。

さらにもっと怖かったのが彼がMとすれ違う直後だった。

まだ生きてんのか…
早く死ね…クソ…

小声ではあったがはっきりとそう聞こえたそうだ。


その日の夜、彼はあの言葉が耳にこびり付いて眠れなかったそうです。
0079雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:51:34.89ID:MWknWkw4
>>75
ちなみスレと藤澤スレに同じコピペ貼る時は同じID使ってるようだ
こっちでとりあえずIDNGして、その後ちなみスレ藤澤スレ見に行くとNGになってるw
0080雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:51:41.41ID:k5m7vhWM
皆さんは騒音オバサンをご存知かと思う。

布団叩きを持って引っ越せ!引っ越せ!と叫んでいたあのオバサンです。
10年ほど前にテレビに出ました。

私の近所にもそれに似たオバサンがいます。(年は70くらい)
私の家は一戸建てで隣にも同じ家が2件並んでいます。
その向かい側にボロく小さい家が1件あります。
3件の家沿いにブロックの壁が立っており私の家はボロから見て一番右側になります。
そのボロい家に問題のオバサンが住んでいます。

いつかの日曜日−
私は昼頃まで寝ていました。
隣(真ん中)の住人から掃除機音が鳴りすっかりその音で起こされてしまいました。
掃除機音が鳴って数分後

うるさいッ!

という声を聞いたのです。(ボロ家からです)
その声で掃除機音はピタリと止まりました。
そして意味不明なことを叫んだのです。

お前は歩く吸い取り屋〜!

って叫んでたような…

別の日に空気を入れ換えようと窓を開けるとボロ家のオバサンが外で草取りをしているのが見えたので私はワザと馬鹿デカいクシャミをしてすぐに隠れ、窓の隙間から外を覗くとオバサンがこっちを睨みつけていました。(30秒は睨んでたかな…)
オバサンは立ち上がり、シッシ…と手で追い払うような仕草をとって家に戻っていきました。

また別の日に隣から掃除機音がするとボロ家からオバさんが出てきて

また吸い取り屋か!また吸い取り屋か!

さらに

ドコッ!クシャッ!

ブロック壁に何かをぶつけた音がしたのです。
あとテレビの音量や洗濯機のガタ音などがすると

ガタガタガタガタ壊れとんか〜!
とか
テレビ消さんと燃やすぞ〜!

など次々と意味不明な罵声をとばしてきます。
少しでも物音や話し声などが聞こえるとそこの家に近づき叫んでくるのです。
私は隣の住人が可哀想になってきました。

私もここのところ不眠症が続いています。

ヘタに刺激すれば何をするか分かりません。
警察もよほどなことでないと動かないと思います。

相談所みたいになってすみませんが何とかあのオバさんを黙らせられたらと思ってここに書いてしまいました。
0081雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:53:55.28ID:xAYyD9Uv
「カズキ、お父さんに頼んで、コンタクトを取って欲しい人がいるんだ」
「行くんだね?」
「ああ。お前達には、全てお見通しだったな」
「まあね。お父さんにはもう頼んであるよ」
「そうか」
「おじさんが、本当は『赤い人』なのか『青い人』なのか、見極めさせてもらうよ」浅い池の表面を叩くのではなく、深い池に重い石を投げ込んだ時、高く水柱が立つように、呪詛は仕掛けた者に直接降り掛かるようになったのだ。
今後、他人に呪詛を仕掛ける者は、恐らく、予想外の激烈な形で滅びを迎えるだろう。
俺は思う。
これは恐らく、『生命の樹』に備わった免疫反応なのだ。
他人に呪詛を仕掛ける存在を……『生命の樹』を傷つける『癌細胞』をより効果的にデリートするための。
先に延ばされた、次の変化のために。。。
俺には、これといった欲望は無い。
マミや他の家族と、仲の良い隣人に囲まれながら、平和に穏やかに暮らしたいだけだ。
だが、大人しくしているだけで、多分、俺の中には今尚住み着いているのだ。
激しい憎悪を内包した『鬼』が。
『鬼』の憎悪や怨念は、俺とマミの平穏を何れ破壊するだろう。
一度は『滅び』を免れたが、今尚俺は『生命の樹』を傷つける『癌細胞』の一つなのだ。
目を逸らして、知らない振りをしても無駄だ。
真の意味で『鬼』を鎮めなければならない。
和解しなければ。
既に途絶えているはずだった、俺の一族が今日まで存続し続けたのは、その為だったのかも知れない。
マサさんが再会してから一度も外さなかったサングラスを外した。
マサさんの両眼は、俺が榊家に向かう直前に、マサさんの息子が見せたのと同じ青い光を帯びていた。
「この光が見えるということは、オジサンも僕らと繋がっていると言う事なんだよ」
「だから、俺は知らないはずのマミの治療法を知っていたんだな」
「そういうこと」
「マミを介して、オジサンは僕らと繋がっている。
オジサンが『赤い人』なのか『青い人』なのかは、まだ判らない。
マミが目覚めないのは、その為だろうね」
『赤い人』とは、多分、鏡に映った、夢の中でマミを手に掛けた、『鬼』の事なのだろう。
0085雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:57:22.91ID:KesXzDut
人気チームにアンチは付き物

しかしあっちのスレでは小笠原さんがついに北の将軍様扱いになっててワロタ
0086雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:58:42.82ID:u0THam63
長文コピペのお陰でロコソラーレのスレが続いて宜しい

今は25だけど100くらいまでやってくんねーかな笑
0087雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:59:28.70ID:MWknWkw4
お、止んだw
みんなから同情されてくうちに自分が情けなくなってやめたのかな
0088雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:00:15.93ID:KFXT0SEb
ホレホレ
遅いぞ荒らし君
ヤーップ!ヤッープ!
0090雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:00:59.31ID:HKWr6lD+
帰国直後か
0091雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:01:13.69ID:ZuKiAcFi
長々しいタイトルだけでチャンネル変えたくなったわw
0092雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:01:19.82ID:pNhP15qF
アフィではカットされるからアフィ嫌いでやってるなら意味ないのにな
0093雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:01:23.08ID:HKWr6lD+
あれ、いない
0099雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:04:26.09ID:ljmhYe19
荒らしてないよ
長文を読ませようと書き込みしてるだけだからw
そこまで暇人でもないしテレビ見たいしねえw
糞もしたいし飯食って風呂入ってセックスするから

チャオw
0100雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 19:04:50.76ID:ZuKiAcFi
パチンコ雑誌みたいな下品な字幕に
しつこい「えーっ」の擬音
やたらギラギラした効果音
たまったもんじゃねーな別にいいけど
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