カーリング女子の扱いには、水族館のアシカショーを見ているような気持ちになってしまいました。つまり、“この子たち、エサをやればちゃんとやってくれるよ”みたいないやらしさ。

 そうしているうちに、カーリング本体は置き去りになり、「そだねー」や「もぐもぐタイム」だけがくだらなく消費されていく。そして、飽きられたら使い捨てされて、メディアは次の新しいネタを見つけてくるだけの話。
このきっかけを作ったのが、公共放送NHKの動画なのですから笑えないですよね。

 番組出演中、本橋選手のどこか陰のある切ない笑顔が気になりました。今回のフィーバーも「4年に1度来るやつですね」とクールに切って捨てた彼女には、いつか来た道にしか見えないのかもしれません。