少年の日がニ度と帰らないように、オノデリングもまた去って帰らない。
人は言う。
チーム青森はオノデリストの心の中を走った青春という名の列車だと。

今一度、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。
今一度、万感の想いを込めて汽車がゆく。

さらばオノデリング。
さらばチーム青森。

……そして、少年は大人になる。