はいよ

・幼児自らベルトの着脱が難しいため、緊急時の脱出が困難
・幼児の体格は年齢によってさまざまであり、一定の座席ベルトの設定が困難
・同乗者(幼稚園教諭等)の着脱補助作業が発生する

 国土交通省の調査によると、「幼児専用車の事故発生率はバス・マイクロバスの半分程度であり、保有台数あたりの死傷者数は、1/10程度。事故分析の対象とした平成15年から平成20年の期間における死亡者はなく、重傷者も4名となっており、ほとんどが軽傷であった」という結果が出ているといいます。

 つまり、幼稚園バスは事故に遭う確率が少なく、死傷者の発生も少ないのでベルトは不要という考えです。