二酸化炭素出すために無自覚に激しい呼吸をするようになるから炎症広がってズタズタになって一気にズドンってことね



新型コロナ肺炎の炎症が起こり始めると、肺胞が虚脱し、酸素レベルが低下する。
それでも当初は、肺はこの状態に適応し、硬くなることも、液体を貯めることもない。この状態であれば、患者は二酸化炭素を排出できる。二酸化炭素が蓄積されなければ、患者は息切れを感じない。

患者は血中の酸素が低下するにつれ、より速く、深く呼吸をするようになる。無自覚に、だ。
この無症候性低酸素症とそれに対する患者の生理的反応によって、炎症はいっそう進み、より多くの肺胞が虚脱する。ついには肺炎が悪化して、酸素レベルが急激に低下する。
患者が激しく呼吸することで、いっそう肺を傷つけているわけだ。