594可愛い奥様2020/12/29(火) 10:18:48.38ID:HUhxhwrw0
>>593続き
それを、自分は大阪に育てられ、大阪にお世話になったので、大阪に返したい、大阪のうめきたの
緑化運動に特化して、大阪市に3億円寄付する、次に、大阪のために頑張ってくれた人を年間500万
円ずつ表彰するためにたかじんメモリアルを作る、社団法人を設立して運営して欲しいが、それが
できるまでは、大阪あかるクラブに受け皿として2億円寄付する、日本盲導犬協会の大阪支部(あく
までも大阪であること)に1億円寄付する、かってABCのディレクターで一緒に仕事をしていたM氏
がやっている親のいない子供たちのための施設のA学園に1億円寄付する、残りは、不動産を含め
て、全てさくら氏に相続させる、という内容でした。
たかじんさんの一人娘であるH氏には、残したくないということでした。私は、娘さんである以上
、遺言に残さないと記載しても、遺留分という権利があり、権利主張されると4分の1の権利が発生
すると伝えたところ、たかじんさんも遺留分については知っており、娘は性格的に必ずお金のこと
を言ってくると思うが、その時はよろしく頼むということでした。
その他、葬儀を密葬で行うこと、遺言執行者を私に指定するなどの話がありました。たかじんさん
は、手がふるえており、文字を書くとしても、自分の氏名を書くのがやっとの状況で、到底、自筆
証書遺言を作れるような状況ではありませんでした。
また、私は、遺言の内容が、現金、預金に大きく依存していることから、遺言の内容の実現可能性
、たかじんさんの遺志の実現の観点、正確な遺言を作成し、公正な遺言を執行する準備のためにも
、相続財産を把握する必要があると判断し、その点をたかじんさんに伝えました。
たかじんさんは、自宅に二つの金庫があり、その中に全て入っているとのことで、K氏を病室に呼
び、K氏に、二つの金庫の暗証番号を教えました。
私は、K氏とともに、一旦帰阪し、財産を確認すること、遺言作成の準備をすること、そして、
私の目から見て、明日、万一のことがあってもおかしくない状況であったことから、明日、再び、
病院に来ることをたかじんさんに伝え、病院を出ました。