>>911続き
782可愛い奥様2018/01/21(日) 09:22:43.52ID:VqJiWqv40
>>781続き
一部抜粋
【続・動く標的】橋下徹と黒幕
そして、2013年3月23日ーー。やしきたかじん1年2ヶ月ぶりの番組復帰の日。
席についた我々から、やや遅れて、スタッフの呼び込みと共にスタジオの隅から入場した、病み上
がりのたかじんは、見るからに衰弱していた。とても本格復帰といえる体調には見えなかった。こ
んな状態では、楽屋から移動するだけでも大変だろう……。
時折、口に手を当てたかと思うと「ちょっとゴメン」と断り、何度か中座してセットの奥へと引き
籠った。それが咳き込んでいたのか、嘔吐していたのかは分からなかったが、芸人として覚悟を決
めた、壮絶な身の晒し方に、ボクは魂を掴まれるような想いだった。
続いて翌週、翌々週と行われた収録では、たかじんがボケとツッコミを繰り出すものの、本来の快
活な司会ぶりとは程遠く、時折、震える声のせいで進行がストップしてしまう事態が、決して万全
の体調でないことを物語っていた。

403可愛い奥様2020/12/06(日) 09:46:53.48ID:dE9rDlJa0
784可愛い奥様2018/01/21(日) 09:38:53.97ID:VqJiWqv40
>>782続き
一部抜粋
制作会社「ボーイズ」の代表でもあるA氏は、番組の立ち上げ以来、毎回現場に立ち会っていたが
、ボクとふたりきりで話をするのは、この時が初めてだった。
「ボクは、たかじんさんと橋下市長が懇意なことは当然、知っています。番組プロデューサーとし
て、Aさんは橋下市長のことをどのようにお考えなんですか?」ボクの質問に対して、「あーーん⁉
そんなもん!橋下!とっくに橋下支持に決まっとりますわぁ‼」突然、口調を変えて声を荒らげる
A氏。そして、唖然とするボクを尻目に、やおら椅子から立ち上げると、声をかき消すほどの雨音
の響きのなか、まるで自分が映画の主人公になったかのように窓の外をうっとりと眺めながら呟い
た。「ひょっとしたらねー。僕は…この大阪が嫌いなのかもしれませんなぁー。僕はねー。いっそ
のこと、この大阪を全部壊したいんですよぉ!」「僕は、この手で、この大阪を一度滅茶苦茶にし
たいんですかねーー!」