912可愛い奥様2020/10/07(水) 21:05:14.43ID:cXG2dPoA0
>>896
「藝人春秋2」の文庫化、楽しみ

過去スレより
「藝人春秋2 下 死ぬのは奴らだ」 水道橋博士 (2017/11/30) 一部抜粋
【続・動く標的】橋下徹と黒幕
そして、2013年3月23日ーー。やしきたかじん1年2ヶ月ぶりの番組復帰の日。
席についた我々から、やや遅れて、スタッフの呼び込みと共にスタジオの隅から入場した、病み上
がりのたかじんは、見るからに衰弱していた。とても本格復帰といえる体調には見えなかった。こ
んな状態では、楽屋から移動するだけでも大変だろう……。
時折、口に手を当てたかと思うと「ちょっとゴメン」と断り、何度か中座してセットの奥へと引き
籠った。それが咳き込んでいたのか、嘔吐していたのかは分からなかったが、芸人として覚悟を決
めた、壮絶な身の晒し方に、ボクは魂を掴まれるような想いだった。
続いて翌週、翌々週と行われた収録では、たかじんがボケとツッコミを繰り出すものの、本来の快
活な司会ぶりとは程遠く、時折、震える声のせいで進行がストップしてしまう事態が、決して万全
の体調でないことを物語っていた。