7日午前7時半ごろ、高知市秦南町1の久万川沿いの堤防で、近くに住む会社員の弘瀬和久さん(39)から「子どもが行方不明になった」と110番があった。約30分後、付近の水門前の水中(深さ1.4メートル)に息子の誠ちゃん(3)が沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

高知県警高知署などによると、久万川では毎年恒例の清掃作業があり、住民が午前6時半ごろから草刈りやごみ拾いをしていた。弘瀬さんは午前7時ごろ、一緒に来ていた誠ちゃんがいなくなっていることに気付いた。署は川に転落して水死した可能性が高いとみて調べている。