122可愛い奥様2018/11/04(日) 16:46:30.61ID:5DbMT5fZ0>>125
「殉愛」P50〜 一部抜粋
一時期、歌手になるために東京で暮らしたりもしたが、うまくいかず、再び京都に舞い戻る。ここ
で、ある女性と運命的な出会いをした。
その女性は妹と二人で祇園で喫茶店をやりながら、役者を目指して勉強中だった。美人姉妹で評判
だった。歌と芝居という異なるジャンルながら、ともに夢を追って頑張る姿に互いに共感したのか
、二人は恋に落ちた。たかじんは彼女のアパートに転がり込んで一緒に暮らし始める。このころ、
「夜のピアノ」という歌を作っているが、この歌に彼女が登場する。
P52〜
たかじんの人生には常に「女」がいた。深い付き合いから浅い付き合いまで、実に様々な女性が常
に彼の周りにいた。しかし長く続いた女性はいない。結婚も最初は一年足らず、二度目はわずか半
年足らずで、家を飛び出している。彼は、自分は女性とはひとつ屋根の下で暮らせない男だと思っ
ていた。
しかしたかじんは晩年に至るまで、自分が今も忘れられない女は、京都時代に一緒だった女性だと
言っていた(これはテレビでも語っている)。