111可愛い奥様2018/11/04(日) 15:51:23.18ID:5DbMT5fZ0>>112>>117>>121>>147
「殉愛」P48〜
高校卒業後、新聞記者を目指して早稲田大学を受験するも失敗、高校からのエスカレーターで桃山
学院大学に進学する。桃山学院大学には失礼な言い方になるが、同大学と早稲田大学ではかなり難
易度に開きがある。もしかしたら早稲田は戯れに受験しただけなのかもしれない。
桃山学院大学からでは新聞社には入れないだろうと考えたたかじんは、真剣に歌手を目指すことに
した。しかしその決意を知った父親は「そんなくだらない仕事に就かせるために大学にやったので
はない」と激怒し、息子を勘当した。とりなしてくれるかと思っていた母は、「お父さんがそう言
ってるから、出ていきなさい」とにべもなく告げ、息子に三十万円だけ渡した。
たかじんは後年になっても、このときの両親の仕打ちを忘れず、テレビで繰り返し恨みがましく語
っている。実際に、親との縁はその日を境に切れてしまった。十九歳のときだった。