飲酒運転引きずり死亡事故…被告の女「間違いない」
九州朝日放送2/18(木) 13:30

福岡市早良区で去年、車道にいた男性が飲酒運転の車にはねられ死亡した事件で、危険運転致死の罪に問われている33歳の女は、17日に開かれた福岡地裁での初公判で起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、緒方茜被告(33)は福岡市早良区で去年3月、酒を飲んで正常な運転が困難な状態にもかかわらず、車を運転し、車道に座り込んでいた男性(当時31歳)をはね、そのままおよそ3キロにわたって引きずり死亡させた罪に問われています。
福岡地裁で17日に開かれた裁判員裁判の初公判で、緒方被告は「事故当時のことは覚えていませんが、間違いないと思います」と涙ながらに起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「車を止めていたコインパーキングから、不正に車を出庫させ無灯火だった」などと正常な運転が困難だったことを示す当時の状況を説明しました。
一方、弁護側は、事実については争わないとする一方、「過去にも飲酒運転で帰ることができたため、正常な運転ができないとは思っていなかった」として、危険運転致死罪は成立しないと主張しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e3ebec42e6dd30a892836ed27bcb22068197a9a