東京の夜景を臨む高級ホテル。その一室の洗面所でたわしは追い詰められていた。
総大理石の洗面台にはそれに相応しい大きな鏡があり、たわしの全身を映している。
「さぁ、洗面台に乗って体をよく見せなさい」
バリトンボイスがたわしの背をくすぐる。官能的な響きのそれは、たわしを震わせた。
「あの、でも…たわし初めてでっ…せめてお風呂を…」
「おや、初めてだなんて言いながら…これから何をするかわかっているんだね?」
「…っ!」
「脱がせるよ」
「あぁっ!」
ビリッと音がしてたわしを包んでいた唯一の薄物を剥がれる。男はそのまま後ろ手に投げ捨て、何も身に纏っていないたわしを上から下までじっくりと視姦した。たわしは羞恥と緊張で動けない。
「さて…どうなっているのかな?自分で開いてごらん」
「そ、そんなっ…」
「口ごたえするのかい?いけない子だね…」
「…!」
男の手がたわしを捉え、左右に割り開く。
「触るよ」
「あっ…」
男の大きな手はゆっくりとたわしを撫でる。最初は手の平で。次は指先で触れるか触れないかという絶妙な力加減でたわしの尖った部分を刺激した。
「あぁ…思った通りだ、君は最高に良いね。素晴らしいよ」
「…あ…っ、ありがとうございます…っ」
「とても綺麗だ…少し硬いのは…初めてだからかな」
「はい、ですからたわしのような最高級タワシは柔らかな大理石のお掃除には向かないかと存じます。まずは風呂掃除などで使い込んで柔らかくしてからの方がよろしいかと」
「なるほど」