ミス・シャーロックについて、huluには4月から入っていましたが、登場時間が短く脇役と聞き、残念で見るのを後回しにしていました。
本日、1話から最終話まで通しで見ましたので長くなりますが感想を書かせて頂きます。
駄文ですのでどうぞ読み飛ばして下さい。

まず最初に言っておきたいこと。
週刊文春はHBOに億単位の賠償を払うべきではないか。
主観文春のかなり以前の記事で「斉藤由貴はミス・シャーロックでモリアーティ役で出る」と日本全国にネタバレして記載してしまっていたので、
最初から「モリアーティじゃあないの」「あとでモリアーティになるの」と初めのころから声が飛び交っていた。
これで物語の核心の謎がネタバレしてしまった。少なくとも文春側は制作者側に、きちんとした詫びを入れるべきだと思います。

次にHBOは自分は大好きな会社で、特に歴史物のローマ・ヴァイキングなどや特にファンタジーではありますがゲームオブスローンズは
第八章を首を長くして待っている状態で、この会社の企画に由貴さんが参加できたことは大変嬉しく思っています。
綿密に練り上げた脚本、下手な人のいない俳優たち、徹底してこだわった美術・撮影など日本のドラマには無いスケールです。
特に思うのは日本のドラマは主演俳優優先過ぎる、たとえば韓国のドラマ・中国のドラマでさえも主演俳優の顔色をみて人気におぶさることなど少ない。
脚本自体の力で、ストーリーの面白さの中できちんと俳優が自分の役割りを熱演し、それで物語を引っ張ってゆく。
その上日本のドラマは演技というよりも(いっては悪いですが才能のある俳優よりジャニーズなど)俳優の人気や好感度でドラマを企画しているようで、
これでは海外での評価が低いのも当然だと思います。
きちんとした脚本家が、時間をかけて練り上げ、何回も推考したうえで、人気とかに関わらず、その役を最もうまくやれる役者を選出し、
良い演出家が、時間をかけてきちんと撮影していく、それが日本のドラマの生きる道で、由貴さんの存在は、きっとそれに役に立つと思っています。