地域の若手経営者らでつくる公益社団法人「日本青年会議所(日本JC)」がツイッターで日本の一部メディアや中国、韓国を中傷する投稿を繰り返して炎上し、謝罪に追い込まれた。
日本JCは「憲法改正の議論の活性化を目的とした企画だったが、担当者が誤った稚拙な手法を選択した」と釈明する。
しかし、実際のツイートは、改憲論議の盛り上げという狙いからはほど遠い内容だった。【福永方人/統合デジタル取材センター】
https://mainichi.jp/articles/20180314/k00/00m/040/050000c 抜粋

 「右翼」を連想させるアカウントのプロフィール欄には「保守思想、趣味は筋トレ、好物は肉」とのみ書かれ、JCとの関係には触れていなかった。
だが、改憲派を増やす戦略をまとめたJCの内部資料がネット上に流出した。「宇予くん」の項目には「憲法改正をはじめとする歴史や愛国心など保守的なことを面白くつぶやく」「対左翼を意識し、炎上による拡散も狙う」(原文ママ)とある。

 日本JCは2月28日、公式サイトに「お詫(わ)び」を掲載。翌日、事実関係の調査結果を公表した。「宇予くん」と日本JCの関係を伏せた理由について
「特定団体からの発信だと個人レベルでの議論が活性化しづらいとの考えから、個人からの発信という内容で企画した」と説明。
「個人アカウントを使用したことで内部のコンプライアンスチェックが行き届かなかった」などと分析し、再発防止策は「コンプライアンス担当が入念に審査する」とした。「宇予くん」のアカウントは既に削除されている。

 JCに詳しい法政大の佐賀香織・特任研究員は「10年代に入って右傾化している印象だが、『宇予くん』のキャラクター設定や言葉遣いは幼稚で、真面目に改憲の議論を活性化させたいのか疑問だ。
経営者の団体なのにコンプライアンスが機能していないことを露呈し、全国の会員にとってイメージダウンになるだろう」
とあきれている。

https://goo.gl/images/9uBSM3

このルックスのキャラクター使って「教え導く俺」アピールををマジでやってたと。