>>464 あなたは文系ですか? 私は理系です。
 
 人は基本的に、立つよりは座る方を、混んでいる車両よりは空いている車両の方を好みますよね。
 体調が悪い彼氏が一人で普通車両で立っていたとします。
 例えば、彼氏の具合が悪そうなのを察して席を譲ってくれる人がいたとして、その人が男ならその人は立たなければならないのです。
 女性専用車両に空いている席はあるのに、です。
 どうすれば立たなければならない人を増やさず、女性専用車両の空いている席を有効利用して、具合の悪い彼氏をどこかの席に座らせることができたでしょうか?
 彼氏が、「女性専用車両に空いている席があるが男だから乗りにくい、だからその席を俺に譲って、女性専用車両で座ってくれ」
 と、普通車両で座っている女に言わなければならないのでしょうか?
 彼氏がそう言う前に、その状況を普通車両で座っている女が気づけるでしょうか?
 普通車両に座る女が、常に「女性専用車両の席が空いているかどうか、停車する度に空いたかどうか確認して、空いていればそちらに座るようにする」のはナンセンスですよね。
 というわけで、繰り返しになってしまいますが>>425は気遣いなどの倫理観で公平に解決できる状況ではありません。
 「男は女性専用車両の空いている席に座りにくい」
 そのため、『普通車両で座っている女が気遣って席を譲り、その女が女性専用車両に移動して座』らない限り、「立たなければならない人の数」は減りません。女性専用車両に空いている席があるにも関わらず、です。
 しかし、普通車両に座る女が、常に「女性専用車両の席が空いているかどうか確認する」のは現実的ではありません。

 以上より、「男は女性専用車両の空いている席に座りにくい」ことが>>425の問題点です。
 その問題点が是正されない限り、「空いている席があるのにそこに座りにくく、立たなければならない人が生じうる」状況だからです。
 そして、その人は男です。これは男女間の選択肢の差に起因します。
 気遣いなどの倫理観で公平に解決できる状況ではありません。